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公平、公正なNHKでしょうか[2019年01月27日(Sun)]
 朝日新聞2018年12月20日付け「NHK元記者「森友報道で上層部が介入」 局側は反論」から、NHKの元記者が森友学園問題の報道における同局の内部事情を描いたノンフィクション本を出版した。上層部の意向で原稿が「書き直された」「おかしな介入」があった――などとする内容。NHKは19日、「虚偽の記述がある」と反論した。本の著者は、大阪放送局の記者だった相沢冬樹氏(現・大阪日日新聞論説委員)。8月に退局し、今月13日に「安倍官邸VS.NHK 森友事件をスクープした私が辞めた理由(わけ)」(文芸春秋)を出した。相沢氏はこの中で「近畿財務局と学園側との間で(国有地の)売却価格をめぐって行われた協議の内容が初めて明らかになった」と2017年7月に報じた際、報道局長が怒り、翌日の続報が「何度も書き直され、意味合いを弱められた」「(局長は)安倍官邸に近く、政権にとって不都合なネタを歓迎するはずがない」などと書いた。その後の異動で「記者を外された」という。本の内容についてNHKの山内昌彦・編成局計画管理部長は19日の定例会見で「主要な部分において虚偽の記述が随所に見られる上、未放送原稿を規則に反して持ち出し、加工した上で(本の中で)公表もしており、極めて遺憾だ」などと述べた。記者が守るべきルールを逸脱しているとし、「必要に応じて対応を検討する」という。「虚偽の記述」が何を指すのかについては「取材や制作に関することに関しては、お答えできない」とした。NHK広報局は「ニュースや番組については、報道機関としての自律的な編集判断に基づいて放送しており、報道局長の意向で報道内容を恣意(しい)的に歪(ゆが)めた事実はありません」としている。NHKの反論を受け文芸春秋は19日、「『森友事件』は重大な国民の関心事であり、『安倍官邸VS.NHK』は事件をスクープしたNHK元記者・相沢冬樹氏による公正なノンフィクション作品です。NHKという公共放送がその国民的関心事を、国民に正しく報じたかを検証する上でも、有益な内容であると確信しています」(週刊文春編集局)とのコメントを出した。同社によると、本は発売直後に重版し、これまでに7万部を発行した。DSC_5518.jpg

 上層部の意向で原稿が「書き直された」「おかしな介入」があったなどとする内容とありますが、NHKを観ている1視聴者としてNHKの政権寄りの放送のあり方は普段から感じていたので、書き直されたり、介入されるというのは理解できるような気がします。首相が行うインタビューは、番組の途中でも最優先して放送されますが、視聴者としては緊急性がなければどこかのニュースで紹介してもらうだけで十分だと思います。それ以外にも政権党に不利と思われるニュースなどの順番が、関心が薄れるようにしているのか後に回されることもあるのではないでしょうか。国民に対して公平、公正であるべきNHKが政権や与党のためのNHKになっていないのか検証する必要があるのではないでしょうか。国民が疑念を抱かないような客観的な放送を心がける必要があるのではないでしょうか。日本銀行も同様のことが言えるのではないでしょうか。独立した組織であるはずの中央銀行としての日銀が政策面でも政府に寄り添っていると思われることがあるのではないでしょうか。政府の意向を受けて独立性を放棄してしまっていると思われることがないような政策を推進する必要があるのではないでしょうか。国民と向き合うべきNHK,日本銀行が政権に寄り添っているように思われないようにしなければならないのではないでしょうか。004.JPG
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