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秋田県にも人材を育てる企業が増えれば[2019年01月23日(Wed)]
 秋田さきがけ2018年12月15,16日付け「時代を語る 豚舎建設「ダイヤ」会長・田口 尚二氏から、平成20(2008)年を過ぎた頃から、会社の人員構成のことを考えるようになりました。50〜60代の幹部をはじめ、高い年齢層が増え、若手を入れて若年層の多いピラミッド形にしていかないと、会社の活力が維持できなくなる恐れが出てきたのです。25年、「近いうちに社長を退任する。それまでに若手を中心に社員を10人増やす」と宣言しました。当時の社員数は42人、2割増です。私が会長に退き、報酬を大幅に減額すれば、新入社員の人件費は賄えるという計算がありました。何より豚舎を中心に畜舎建設の依頼が増え、断らざるを得ない状況が続いていました。受注するには、養豚のノウハウを持ち、豚舎の施工管理もできる人材がもっと必要でした。社長交代と相前後して、施工管理のできる社員が育っていました。従来は人手不足で受注できなかった分も引き受けることができるようになりました。現在、社員52人。うち1級建築士は2人、2級建築士が3人、建築施工管理技士は1級と2級が3人ずついます。資格を取ってない社員も大半は経験豊富で畜産に精通しています。年商は25年度の31億円から4月期(29年度)には140億円に増えました。この大幅増は人材育成がうまくいったからこそ達成できました。
 7,8年前から懇切丁寧に教えるようになりました。今の若者は叱られるという経験があまりなくなり、学校でも教師から手厚い指導を受けているからでしょうか。先輩や上司の「後ろ姿に学ぶ」ということが不得手なようなのです。やり方は違っても3〜5年間OJT(On・the・Job・Training)を続ければ、1人前になることはかつてと同じです。その人材が昔も今もダイヤの財産であることにも、何ら変わりはありません。057.JPG

 経営者が役員報酬をたくさんもらうのではなく、報酬を減額して若手を採用して育てることで業績を上げる企業が増えないものでしょうか。企業努力というか経営者努力によって成長力をつけることができるのではないでしょうか。会社の技術力をアップさせることができるように人材を育て、受注を受けることを可能にすれば、年商をアップさせることができるのでしょう。社員は働きに対する対価としての収入が増えれば会社のために頑張ろうと努力するようになるのではないでしょうか。会社の業績が上がり収入が増えた分を社員に還元するようなことを真剣に考え実行していけば、社員にとってもやりがいになり会社は成長し続けることができるのではないでしょうか。従業員のことを真剣に考える育てる企業が秋田県内にも増えれば地元に残って働きたいと思う人が増えるのではないでしょうか。058.JPG
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