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水道を維持し続けることができるか[2018年10月25日(Thu)]
 日テレNEWS24 8月21日付け「年々上昇“水道料金”トラブル相次ぎ将来は」から、私たちの生活になくてはならない水道。いま、水道管が老朽化しトラブルが相次いでいる。工事費用の増加や人口の減少などで水道料金も値上がりを続けている。水道をとりまく厳しい状況を取材した。千葉県柏市にある住宅街。ショベルカーやスコップで地面を掘り起こしたその先には、古い水道管が見えてきた。約40年前に埋められた水道管を新しい管に取り替える工事が行われていた。掘り出した水道管の内側には老朽化によるサビ。柏市水道部配水課、長妻克典課長「古い管は劣化してきて、漏水の危険性もあります」実は今、老朽化した水道管によるトラブルが全国で相次いでいる。先月、東京・北区で起きた冠水。道路一面に水があふれ、近くの住宅や店で浸水被害が出た。原因は、50年前に設置された鉄製の水道管に縦30aほどの穴が開き、そこから水が漏れだした。内側にはびっしりとサビが付着していた。6月に起きた大阪北部地震の際も50年前の水道管が破裂し、その影響で大阪府内で約10万戸が断水した。厚生労働省によると、こうした漏水や破損事故などは年間2万件以上。更新の目安とされる40年を超えた古い水道管は、全国の水道管の6分の1にあたる約10万`bあるという。その更新費用をまかなうために、水道料金の値上げにふみきる自治体が増えたため、水道料金の全国平均は年々上昇。ここ4年は毎年過去最高を更新している。さらに、水道料金の上昇には別の要因もある。青森県深浦町では、多くの自治体と同じように悩まされているのが、深刻な「人口減少」。青森県深浦町水道課、黒滝秀晴課長「合併した当時(2005年)1万人以上いた人口も(いまは)8300人くらいとどんどん減っている」町の水道料金の収入は9年間で約半分に落ち込み、年間約1億8000万円になった。一方で、点在している集落ごとに設備が必要なため、維持費が高くつき支出は年間約4億円。水道事業の赤字幅は年々広がっている。ただでさえ、全国平均の倍近い水道料金を設定している深浦町。黒滝秀晴課長「10年後、今の料金でいけるかというと今の状態では不安ですね」今後、さらなる値上げに踏み切る可能性もあるという。私たちの暮らしに身近な水道事業。「老朽化」と「人口減少」のダブルパンチに苦しんでいる。015.JPG

 人口減少、過疎化が進み地方においては、国からの交付金が減少し続け、公共サービスを単独の市町村が維持し続けることは容易でなくなってきているのではないでしょうか。道路、橋、トンネルなどの維持も同様にすべてを維持することはできなくなるのではないでしょうか。さらには上下水道をはじめ健康保険料、介護保険料の負担も重くのしかかってきて年金頼りの住民は生活できなくなってしまうのではないでしょうか。上水道の水道管の取り換えを進めなければ破裂したりするリスクが高まっているので交換しますが、人口減少で収入が減る一方なので赤字が膨らみ維持することが困難になってしまう市町村が出てくる可能性が高いのではないでしょうか。維持するためには値上げが必要になるでしょうが、どこまで住民は耐えることができるでしょうか。負担に耐え切れなくなれば、そこから出ていかなければならないでしょう。生まれ育ったところで死を迎えることができなくなってしまう可能性も出てくるかもしれません。市町村では優先順位を決めて政策を推進しているのでしょうが、住民の生活を守るという視点が欠かせないのではないでしょうか。016.JPG
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