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余裕を持って無理をしないで助け合って生きていく社会にすべきでは[2018年05月24日(Thu)]
 朝日新聞4月12日付け「サボりのススメ」から、サボることの効用は、仲間との対話を通して自分が知らなかった情報を得られること、仕事の歯車から離れ、頭を空にして白紙から考え、アイデアが生まれることにあると思います。また、日常の仕事場から離れて非日常に身を置くことで、逆に良質な緊張感も得られた気がします。心の余裕を持ってもらう工夫が必要だと思います。仕事仲間と喫茶店で雑談することは、時代が変わったとはいえ長い目で見ればむだではない。仕事の質を高めるはずです。
 手を抜くって、決して悪いことではありません。一生懸命やり続けることがベストでしょうが、坂を上っているつもりでペダルをこいでも、いつの間にか下り坂になっているかもしれない。いったんこぐのをやめて、上りか下りか確認する。自分の立ち位置を見渡せる踊り場のような状態が必要です。49の失敗を許して、51の成功を取りに行けば、景色は変わります。
 日本はクレーム社会のために不良品には不満や文句がつき、返品すればいいという話にはならない。社会が完璧を求めて、生産性を下げているのです。「お客様は神様」の意識も問題です。「明日までに終わらせて」「いくらでやってくれ」と納期や金額の条件を示されると、「できません」と言いづらい。海外は「モノやサービスとお金の等価交換」という意識なので、客が厳しすぎる要求をすれば「やりません」で済みます。日本では「サービス=無料」という意識が根強くあります。余裕を持って働ける社会、ちょっとサボってもいい社会をつくるには、「いま本当に変えるべきものは何か」と考える必要があります。高齢化や人口減少で男も女も高齢者も働く時代、介護や育児は誰が担うのかという問題が出てきた。労働時間を短くして男女で分担するしかなく、生産性をどうするかは本来、副次的な話のはずです。DSC00096.JPG

 働き方について発想の転換をすることで余裕を持って働ける社会になっていくのではないでしょうか。サボるというと聞こえが悪そうですが、心に余裕を持って工夫できるような仕組みや環境を築き上げることで、仕事の質を高めて充実した毎日を送ることができるようになるのであればそれに越したことはないでしょう。日本のサービスに対する捉え方を変える必要があるでしょう。サービスがタダだと思うが故にいろいろなことで追い込まれ、嫌な思いをすることが多いのではないでしょうか。お客様は神様という発想は捨てる必要があるのかもしれません。人口減少と少子高齢化が急速に進む中で高齢者も女性も働く社会になってきましたが、今までのような考え方では無理が生じてしまうので、男性も女性もお互いに分担して労働時間を短くして心に余裕を持って生きていくことができる社会にしなければならないのでしょう。それでも労働人口は確保することは容易ではないので、海外から正規の働き手として訪れ、日本に長い間住んでくれるような人たちを受け入れる制度を構築しなければならないのでしょう。移民を受け入れ、一緒に安心して安全に生活できるようにしなければならないのではないでしょうか。DSC00100.JPG
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