教員は魅力的な仕事でなくなってしまっているのでは[2015年08月29日(Sat)]
8月14日付け朝日新聞デジタル「学校のトラブル「先生のせい」?増える共済・保険加入」から、学校のトラブルで訴えられたり、賠償金を請求されたりする事態に備え、教職員向けの共済・保険加入者が増えている。従来、責任を問われるのは学校の設置管理者である自治体や学校法人だったが、専門家は「個人に責任を求める動きがある」と指摘。自分の身は自分で守るという意識の高まりが、加入者増の背景にあるようだ。
大学生の就職先として教員になりたいという人が多かったと思いますが、学校のトラブルが教師のせいとなってしまえば、教員という仕事を魅力的に感じて就職先と考える人が減ってしまわないでしょうか。子ども相手で子どもたちに夢を与えることができる仕事は魅力的だったはずですが、いつの間にか責任論として教師個人に責任を求める動きが加速してしまえば、誰が教員になってくれるのでしょうか。国は教員に求めるハードルを高くするだけでなく、教師を魅力的な仕事をするためにクラスの児童・生徒数を適正規模に減らしたり、仕事量、事務量、部活動指導などを含めて教師の負担を軽減することを考えるべきではないでしょうか。
大学生の就職先として教員になりたいという人が多かったと思いますが、学校のトラブルが教師のせいとなってしまえば、教員という仕事を魅力的に感じて就職先と考える人が減ってしまわないでしょうか。子ども相手で子どもたちに夢を与えることができる仕事は魅力的だったはずですが、いつの間にか責任論として教師個人に責任を求める動きが加速してしまえば、誰が教員になってくれるのでしょうか。国は教員に求めるハードルを高くするだけでなく、教師を魅力的な仕事をするためにクラスの児童・生徒数を適正規模に減らしたり、仕事量、事務量、部活動指導などを含めて教師の負担を軽減することを考えるべきではないでしょうか。