今回のふれ愛サロンは、「書く」ことを純粋に楽しむ“書字”との出会いです。
■日時:4月15日(月)13:30−15:30
■場所:市民交流センター 多目的室
■講師:根本祐一さん(書字研究会主宰)
「書はやりたいんだけど、難しくて・・・」
上手下手の概念が強すぎて、字を書くことを楽しめない。そんな人たちに、それまでの苦手意識や固定観念を捨ててもらえるよう、“書字”を考案した根本先生。
くらしの中で書を楽しんでもらえるように、手軽に使える用具を開発したり、あまり負担にならない書き方を提案しています。
一字との出会いを大切にする“書字”。毎日、一字一字をていねいに書き、「一字一回」で書き直しもしません。「上手く」ではなく、「何字書いたか」に重きをおく、ユニークな世界。
だから、どんどん重なっていく紙は財産。たくさん書くことで、「線」が鍛えられます。その線で書かれた字には、その人だからこその輝きが。自分の字を育てる楽しみも、“書字”の魅力のひとつです。
書きたい時にすぐ書けるように考え出した墨壷は、簡単に手作りできます。ポリエステル綿をガーゼで包んだものを蓋つきのビンの中に入れ、墨汁をたっぷり注いで出来上がり!
書く紙についても、自由。くらしの中で続けていくためには、必ずしも半紙を使うのではなく、国語学習帳やチラシの裏に書く選択もありなのです。
「忙しさを忘れ、非日常体験をしてほしい。ゆっくり時間をかけて、人に見せたりするものではなく、自分のために書くんです。」
文字を愛する気持ちにあふれた根本先生の語りに、熱心にうなづいたり、時にはそのユーモアに笑ったり、初めて接する”書字”の世界にすっかり魅せられていく参加者のみなさん。
次回は、実際に中筆を持っての体験会。まず墨壷作りから始まり、ノートやチラシの裏、半紙、書字用箋に実際に字を書いていきます。
参加者のみなさん、次回が待ちきれない様子でした。
(文責:R)
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たっぷり墨を吸わせるために、ガーゼの中に綿を入れています。綿はあくまでポリエステル製を!ここは大事だそうです。
根本先生は旅行にも墨壷を持参するそうですが、さすがに倒れたらかばんの中は墨だらけに・・・そうならないよう、倒れない工夫をしているそうです(^^)
先生は「もったいないほどの時間をかけて」とおっしゃっていました。一文字とじっくり向き合う時間。きっと豊かな時間ですね。
私向きです。練習すればする程(そんなにしませんが。。。)
上手く書けません。
学校時代も一番最初に書いたものを提出していました。
簡単に作れる墨壷、ポリエステル綿をガーゼで包んだものを
蓋つきのビンの中に入れ、墨汁をたっぷり注いで出来上がり!
何故ガーゼにくるんだ綿をいれるんでしょう?
倒れてもこぼれないのかしら。。。
気持ちを込めて字を書くって、魅力です♡