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2013年03月05日

ひたちなか市民活動フォーラム2013

自治基本条例制定から2年を経たひたちなか市。まちづくりと環境の協働事例について知り、自立と協働のまちづくりの先陣を切る私たちにできることを考えました。

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■テーマ:まちづくりと鉄道〜協働事例と環境問題の視点から考える
■日時:平成25年2月26日(火)13:30−16:30
■場所:ワークプラザ勝田
■主催:ひたちなか市、特定非営利活動法人未来ネットワークひたちなか・ま

■基調対談
本間源基市長と茨城大学生涯学習研究センター准教授の長谷川幸介氏は行政とコミュニティの協働に取り組むひたちなか市の課題などについて対談しました。

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「行政も市民も想像力をもって支えあえば、課題は解決できる」。そのためには、「どことどこがつながっていけばよいのか」「どんなテーマでつながっていけばよいのか」。
「幸せの糸口は、お互いを知って、そして語り合うこと」など、率直な意見が交わされました。

■パネルディスカッション
コーディネーターの船木成記氏(尼崎市顧問、環境省チーム−6%社会啓発事業担当)とパネリスト3名を迎え、ひたちなか市の具体的な協働について語り合いました。

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・栗田裕子氏(ひたちなか市の環境を良くする会代表)
約15年前から環境活動を行ってきた栗田氏。「できることから、楽しく始めよう」の言葉に背中を押され、無理せず「環境について知らせる」活動を続けてきました。同じように想いのある仲間が一緒に活動できる団体を作ってほしいと提案し、現在「ごみ問題」「温暖化防止」「自然環境」の三つのテーマを柱に、活動の輪をひろげています。
新しい活動のひとつとして、小学校などへの出前講座「フードマイレージ教室」をご紹介くださいました。

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・吉田千秋氏(ひたちなか海浜鉄道代表取締役社長)
駅の花だんへの植栽や写真撮影など、市民の自発的な協力に支えられている湊線。存続の危機や震災を乗り越えて、鉄道の価値・市民と行う価値を改めて感じたという吉田氏。公共交通と地域づくりという二つの観点に立ち、協働をひろげていきたいと考えています。
また、全国に湊線の事例を知ってもらうための「ローカル線地域づくり大学」の開催を準備中です。

・長谷川幸介氏(茨城大学生涯学習研究センター准教授)
「湊線と環境はつながる準備はできているのでは」と長谷川氏。「単体ではなく連携してはじめて協働。関心が違っていても、想いを伝えて、共有しつながっていくことが大切」とのお話から、改めてその可能性の広がりを確認することができました。

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■同時開催「みならぶ MINA to LOVE 湊愛」
湊線でまちを楽しむ企画コンペ。過去に開催されたもの、これから開催を予定しているものが紹介され、市民による新しい街の楽しみ方を提案していました。
・ジオ列車〜湊線 地質地層案内人と湊線沿線の海岸の地質を楽しむツアー
・公園いえいえ・・・湊線デビュー 新米ママと赤ちゃんが湊線に初乗車!沿線をベビーカーで闊歩 など
(文責:R)
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