ひたちなか市出身の写真家 松本美枝子さんと一緒に街中を歩きながら、「まちの宝」を探そうというワークショップ。昨年に続き「歩いて探すまちの誇り」Part.2の今回は、海辺のまちをめぐります。皆さん、どんな宝に出会えたのでしょうか。
■日時 7月24日(土) 10:00〜15:00
■場所 磯崎市街とその周辺
集まったみなさんには早速、本日使用するレンズ付フィルムが配られます。
「久しぶり〜」「まだあったんだ〜」とその存在を懐かしむ人もいれば、「初めて見た!」というデジカメ派の方もいます。
松本さんから、「27枚しか撮れない!ということを忘れずに。」と注意をうけ、みんなで出発です。
夏のまぶしい日差しの中、シャッターチャンスは次々と訪れます。
色とりどりに咲く花や、湊線のホームに滑り込んできた電車だけではなく、なぜだかきれいに並べられた牡蠣の殻や、閉店してしまった店舗。それぞれが思い思いの宝を切り取っていきます。
道端にしゃがみこんだり、ときには草を分け入ったり、木に登ったり・・・
ひっそりと静かな古墳や、細い路地のそのまた奥にある神社、枝の広がりがおもしろい木、夏の海・・・そしてみんなで発見した階段途中のマンホール。
「限られた枚数しか撮れないと思うと、ぴりっとした写真が撮れると思いませんか?」と松本さん。デジカメを使っていて、失敗したらすぐに消すことに慣れていると、一枚一枚が緊張してなかなかシャッターを切れないという人もいました。仕上がりが分からないからドキドキする〜との声も。
すっかり一本のカメラを使い切って、公民館に戻ります。
「撮影は一人でする孤独な作業ですが、人に見てもらって、自分の思いを伝えて、そして味わってもらって、初めて作品になる。」松本さんの言葉を聞き、現像された写真一枚一枚をじっくり選んでいきます。
みなさんもカメラを片手に、まちを歩いてみませんか?
車や自転車では通り過ぎるだけのわたしたちの宝に出会えるかもしれません・・・
★松本さんからアドバイス★
人物を撮るときは、必ず声をかけて。
カメラのコミュニケーションツールとしての力はすごいんですよ。
今回の参加者の作品は、8月2日〜9日の間、ひたちなか市役所の正面玄関脇に展示されます。みんなが出会った宝はなんだったのか・・・気になる方はぜひいらっしゃってください♪
(文責:R)
※市役所での展示後、みなさんの作品は「ひたひなかSNS写真展」に投稿されます。
★ひたちなかSNS写真展
とっておき ひたちなか 〜まちの埋もれた宝を探そう2010〜
募集期間 9月15日(水)〜10月31日(日)
作品発表 WEBギャラリー・げんきNETひたちなかSNS他
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コメントありがとうございます(^^)
難しいピント合わせもいらないし、誰でも気軽に感動を残すことができる
優れものでした。
湊線の車両は、周りの緑によく映えてステキでした。
こういう時に使うと便利なんですね。
本当にもうないものかと思ってました。
ところで、ちゃんと湊線もモデルになってるのがうれしいですね。
(吉田)