「子ども達の居場所を作りたい」と活動していたら、行く先々で子どもはもちろん、親世代や地域の高齢者までもが集う、笑顔あふれる交流の場が生まれた…そんな駄菓子屋、子どもの居場所『くじらぐも』についてお話してくれました。
■日時 2026年1月22日(木曜日) 12時から
■出演 子どもの居場所「くじらぐも」 諸澤久美子さん
「子どもの居場所『くじらぐも』という移動式の駄菓子屋をやっています」と自己紹介してくれた諸澤久美子さん。4年前まで15年間、学校で障害者サポートの仕事をするなか、「障害者と健常者が交わるきっかけになる居場所作りを始めたい」と思うようになり、2年前の60歳定年を前に始めたそうです。
最初は海に近い廃校となった平磯小学校で子どもたちの居場所作りと考えていたそうですが、借りるのは簡単ではなく断念したという諸澤さん。また移動式駄菓子屋のくじらぐもという名前に込めた思いについて「平磯といえば海に浮かぶ“くじらの大ちゃん”の滑り台の“くじら”、そして小学校1年生で勉強する“くじらぐも”という教科書の題名から取りました」と話してくれました。
「お話の “くじらぐも”も移動するし、くじらの背中に子どもたちが乗るから移動式の駄菓子屋さんにぴったりですね」と、かこっちさん。するとここで、「そして…今まで普通に話してきたけれど、私たち地元の同級生なんですよ。以前は子どものスポーツ少年団で一緒に活動していて情熱的な方だと思っていました」とお2人の関係性についても明かしてくれました(^^♪
今年、3年目に入るという子どもの居場所『くじらぐも』。「駄菓子を買うだけでなく、子供たちは宿題をやったり、駄菓子を食べながら今日の学校の話題を話したり…本当に居場所になっています」と諸澤さん。さらに子ども達の姿を見て集まったお母さん達の輪ができ、そこに高齢者の方達も集まり関わってくれるなど、みんなの居場所にもなっているそうです。
写真にも、キャンピングカーで子ども達が本当に楽しそうにしている姿が… (^^)
「駄菓子屋をやってみて、その存在の大きさ、お菓子を買うだけではないということを知りました。お金を使うなかで算数もそうですし、お金が足りなかったらどれをあきらめるかを子ども達が考えて考えて決める。意外に勉強になることが詰まってているのかな」と話してくれました。
活動を続ける中で、手紙をくれる方達がたくさんいたり、くじらぐものマークをフェルトで作ってプレゼントしてくれる方もいたり…「いつも来てくれてありがとう」など何気ないメッセージが嬉しくて「やっていてよかった。これからも続けなきゃ」と励みになっているそうです。一方、大変なのは車の維持。古い車なので去年の暮れから故障が多く、2月には車検も…。
平日の行先は、ひたちなか市内の公園やお寺、商店の駐車場など。スケジュールがいっぱいで休みがないくらい、大人気だそう!高齢者の施設や放課後デイサービスのお買い物体験の場になったり、安心して買い物ができるようその場に合わせた工夫をしているそうです。
「皆さんの様子を見るだけで元気になっている。それがやりがいになっている」という諸澤さん。最後にリスナーの皆さんに、「移動式なのでどこでも行けます。いろんなところ、ゆくゆくは全国を周りたいと思っています。そして、ご当地の駄菓子を集めて売って…と考えているのでぜひ遊びに来てください」と呼びかけてくれました(^^)/
他にも保育士や看護師が常駐する移動式の託児サービスも行うなど、子育て世代の“あったらいいな”を実現している子どもの居場所『くじらぐも』。これからも、いろいろな場所で素敵な出会いが待っていることでしょう。楽しみですね♪
(文責:E)
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