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2021年05月25日

那珂湊支所展示室企画展「第10回写真展 3.11…福島 東日本大震災 10年」

東日本大震災で大きな被害を受けた福島。10年間で大きく変化を遂げた地域がある一方、手つかずのところも…被災直後から取り続けた写真でたどる福島の“今”を紹介しています。

湊1.png

■期間 2021年5月23日(日)〜5月29日(土)
■時間  9:00〜17:00 
■場所 那珂湊支所・展示室


「福島の現状をもっと知ってほしい」と被災地に足を運び、写真を撮り続けてきた泉幸男さん。その記録を写真集「3.11…福島 東日本大震災 10年」にまとめ、各地で写真展を開催しています。泉さんは、日本原子力研究所(現日本原子力研究開発機構)を定年退職後、福島第一原子力発電所の事故後の被災地でボランティア活動に参加し、福島の現状を目の当りにしたそうです。

情景1.png 変わらない街並み変わる.png 

2011年、一時帰宅者に同行して避難指示区域に初めて足を踏み入れた際には、浪江町役場前の花壇で草を食べる「ブタ」や「牛」の姿を目にしたとのこと。その後、高速道路や国道、鉄道の復旧と地域の整備が進む一方、帰還困難区域内は手つかずのまま草木に覆われていく…時間をおいて同じ場所を撮影した写真がその差を浮き彫りにしています。

中間貯蔵.png 原子力発電所無題.png

除染土壌廃棄物を輸送する中間貯蔵施設の建設が急ピッチで進み、福島第一原子力発電所も外観は整備されたように見えますが、まだ放射線量が高く近づけないところもあるとか…。

キルト中央.png キルトクラス.png 

「泉さんの活動を応援したい」と、この写真展を主催した団体“未来への風いちから”は、原発事故で茨城に避難された方を支援する活動をしています。展示中の「希望のキルト 風車」は、避難された方と支援するグループの方々が集まり、一年以上かけて作り上げた作品とのこと。「3.11を忘れない」等、それぞれの想いを刺繍した布を並べて一枚につなげました。

風車.png 未来への風.png

「避難してきた方々の憩いの場を作る時に、おしゃべりだけじゃ緊張しちゃうと思って、このキルトを作り始めたんです」と、“未来への風 いちから”代表の荻さんと会員の永盛さん。「手仕事をしていると場が和むんです。皆さん、いろいろなことを話すうちにつらいことも乗り越えてきました」と話してくれました。

みなさんもぜひ、那珂湊支所展示室企画展「第10回写真展 3.11…福島 東日本大震災 10年」で、福島の今をご覧になり、様々な思いを感じてみませんか…。
(文責:E)
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