フランスでブリキに絵付けしたことに由来するトールペイント。日用雑貨の装飾から、素敵にリサイクルするエコな作品作りにも…。豊富なアイデアと工夫で、多彩な作品を生み出す寺木久美子さんを紹介します。

☆げんき-NETひたちなか人材情報 楽しいトールペイント教室☆
https://www.genkinet-hitachinaka.jp/katsudoudisp_5.php?dai=5&index=1804&from=1&koukai_sinsei_flg=2
☆げんき-NETひたちなか人材情報 レッツエンジョイ エコクラフト☆
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30年くらい前に東京の友人宅でトールペイント作品に出会ったと話す寺木さん。「友人が目の前でさっと描いてくれてね…」と、目を輝かせます。そこから東京のトールペイント教室に通い、資格を取るまでに。その後、「幼稚園の家庭教育学級でトールペイントを教えてほしい」と声を掛けられたことをきっかけに、様々な方から依頼が来るようになったそうです。


この日は、ひたちなか市市民交流センターのふれあいサロンでトールペイント教室を開催。鍋敷き作りの1枚目は、型紙の穴あき部分にスポンジで色をのせるステンシルという技法でレース模様を写します。「輪郭をはっきりと色づけして。他のところは薄くても濃くても、味があるのよ」「バラの花びらは筆で円を描くように」と、ポイントをアドバイスしたら、「後は自分の好みで描いてくださいね」と、一人ひとりの個性を大切にしてくれます。


もう一枚は型紙シートや筆で好きな絵柄に…。「皆に楽しんでほしいし、選べないからいつも道具一式持ってきてしまうの」と笑う寺木さん。大きくて重いバッグからは、絵の具や筆はもちろん、様々な模様が描けるシートがたくさん出てきます。「どれを使おうかしら」と皆さんも嬉しそう。そして、キッチン小物やスイーツ、アルファベットが散りばめられた個性豊かな鍋敷きが完成しました(^^)/


また、第23回国民文化祭・いばらき2008で、エコバックにトールペイントで描いてほしいと頼まれたのがきっかけとなり、「環境に優しい」をテーマにエコ作品作りにも取り組むようになった寺木さん。間伐材やかまぼこ板からドアプレート、マグネットシートからしおり、リサイクルガラスでフォトフレーム作り等など、今まで捨てていたかもしれないモノ達が大変身!そんなアイデアを気軽に体験できる教室は、子ども達の夏休みの宿題に、大人の小物づくりにと幅広い世代に喜ばれています(^^)


その他、市民交流センターコミュニティギャラリーの作品展、団体・サークル「キャンディハート」の講師、国営ひたち海浜公園でクラフト教室を開催するなど多方面で活躍されています。
トールペイントやエコクラフトに興味がある方、講師を依頼したい方はひたちなか市市民活動課までお問い合わせください。
(文責:E)
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