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2020年03月24日

ひたちなか高齢者はつらつ百人委員会主催講演会「認知症への備え」

「認知症」は誰にも起こりうる脳の病気。認知症について正しい知識を広め、「認知症になっても暮らせるまちづくり」を目指す取り組みが全国で広がっています。

尾澤会長.png

■日時 2020年2月23日(日) 13:30〜15:00 
■場所 子育て支援・多世代交流施設ふぁみりこらぼ


ひたちなか高齢者はつらつ百人委員会は、地域の方々が明るく豊かな生活ができるようなイベントや講座を企画し、参加を呼びかけているボランティア団体です。今回は「認知症への備え」と題した講演会を開催。講師は、ひたちなか市内のおとしより相談センター(地域包括支援センター)で認知症地域支援推進員を務める平野さんと大津さんです。

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「認知症とはその人が生涯を通して積み重ねてきた経験値を失っていく“脳の病気”です」と平野さん。「覚えられない」、「すぐ忘れる」などの記憶障害、「時間や日付、今いる場所が分からない」などの見当識障害等…。「認知症かもと思った時は、出来るだけ専門の病院に行くこと。また、家族はもちろん地域の方であっても、おとしより相談センターに相談すれば専門機関への橋渡しをしてくれます」と話してくれました。

次に、「認知症の予防には、脳を活性化する生活習慣が大切」と話してくれた大津さん。それでも100%予防することはできず、市内では2025年頃、認知症の方(予備軍含む)が10,000人に達する見通し。それに対し、市内の施設で受け入れ可能な人数は1,500人程度(身体的介護が必要な方も含めて)であり、地域の中で支えていくことがますます必要になってくるそうです。

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では、実際に認知症の方にどのように接したらよいか、高齢者介護に携わるスタッフの方々が結成した「劇団☆まる星」が演じてくれました(^^)/
認知症であるおばあさんは毎回財布の場所を忘れてしまったり、同じ商品を何度も買いに行ってしまったり。家族は愚痴を言うし、お店の方の対応は厳しくて…お互いにピリピリした様子が伝わってきます。

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毎日繰り返すことも記憶に残らない認知症の方にとって、いつもその日の出来事が“初めて”。周囲の人はそれを理解してあげて、本人ができるようにちょっとだけ手助けすることが大事です。「それでも毎日のことだから、たまにけんかになるよね〜」と、家族のホンネも飛び出すコミカルな演技に会場の皆さんは大笑い(^^)認知症の方への接し方がよく分かる寸劇は大盛り上がりでした♪

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「認知症サポーター養成講座」の内容を盛り込んだ今回の講演会。参加者83名全員が“認知症サポーター”に認定され、その証であるオレンジリングが渡されました。認知症サポーターとは、認知症を正しく理解し、偏見を持たず、認知症の方や家族に対して温かい目で見守ることができる方です。今回参加してくれた方たちが、家族や友人に今日学んだことを伝えていくことでさらに輪が広がり、認知症の方々に優しいまちとなっていくのではないでしょうか。
(文責:E)
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