
■日時 2020年2月2日(日) 10:30〜11:30、13:00〜14:00
■場所 ひたちなか市子育て支援・多世代交流施設ふぁみりこらぼ
今回は、約800年前の平安時代に作られたという11mもある絵巻物、“鳥獣人物戯画”に登場している蛙や兎、猿などを皆で分担し描きます。


講師は、茨城県天心記念五浦美術館職員の横山さん。鳥獣人物戯画の複製を手に、いつの時代に制作したものか、作者はだれか、登場している動物の動きなどについて具体的に話してくれました。


まずは、筆の使い方や墨の付け方の説明を受ける子どもたち…。細い線は筆を立て、そして太い線は筆を寝かせて描くなど、見本の上に載せてある半紙に真剣に向き合います(^^♪


半紙がずれないように押さえてもらったり、登場人物が多く複雑な場面のところなどはお手伝いしてもらったり、親子で協力しながら終了時間まで熱心に描いていました。


そして、みんなの作品を順番に並べ、ふぁみりこらぼ版“鳥獣人物戯画”が完成!(^^)!


「家では墨を使って描くチャンスがないので、参加しました」「テレビ番組で目にしたことがある動物だったので、描きたいと思い参加しました。ちょっと難しかったけど頑張りました」と、満足した表情を浮かべて話してくれました(^-^)
日常では、経験することがない貴重な日本画の技法を体験することが出来た子どもたち…。きっと思い出の1ページになったことでしょう。
(文責:S)
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