■日時 2019年４月18日（木） 10:00〜12:00
■場所 ひたちなか市子育て支援・多世代交流施設ふぁみりこらぼ
■主催 NPO法人たまり場ぽぽ（ホームスタート・ひたちなか事務局）
※「ひたちなか市」との協働事業です。
「赤ちゃんが生まれて嬉しいはずなのに、涙が止まらなかった」。
実母亡き後に、多忙な夫の転勤先であるひたちなか市で出産し、頼る人がいない中での子育て経験を語る「NPO法人たまり場ぽぽ」代表の早川さん。その後子育てサークルを立ち上げ、現在はママのためのサロン“たまり場ぽぽ”を運営。転勤族が多いひたちなか市で、同じように不安な気持ちで子育てをしているママ達の心の拠り所になっています。
ホームスタートとは、6歳未満のお子さんのいる家庭をホームビジター（専門の研修を受けた訪問ボランティア）が無料で週１回2時間程度訪問し、子育ての悩みを聞いたり、一緒に家事や育児をしたりし、保護者の気持ちに寄り添う新しい家庭訪問型の子育て支援です。
今回は、体験談を話してくれる利用者さんとこれから利用してみたい方のグループ、ビジターとビジターになりたい方のグループに分かれ自由に話し合ってもらいました。
利用者側のグループでは、ホームスタートを体験した方が「最初は、不安ばかりで何も手につかない状態なのに、知らない人を招き入れるなんて…と思っていたけど、ビジターさんはどんな話でも聞いてくれて、そばにいてくれるだけで安心できた。ぜひ皆に利用してほしい」と当時の様子を話してくれます。ビジターさんも「自分が自分でない時期だからそのままでいいの。心が疲れている人ほど利用して」とグループの皆さんに言葉をかけていました。
あるビジターの方は、「子育てが大変だった時、ある子育て支援団体の方が手を差し伸べてくれた。その方に直接“恩返し”をすることはできないけれど、同じような思いを抱えるママの役に立つことが恩返しになるのかも」と活動しているそうです。
訪問を続けると利用者さんの表情がすごく変化してくるのが分かるそう。ある時、「もう、大丈夫だと思えるようになった」と話してくれた利用者さんがいて、「その時は本当にうれしかった」と、笑みがこぼれていました。
「子育てを楽しんでもらえるよう、ママに寄り添っていきたい」。そんな温かく純粋な気持ちから始まった「ホームスタート」。詳細をご覧になりたい方は下記をご覧ください(^^）
☆ホームスタート・ひたちなか☆
https://hshitachinaka.wixsite.com/mysite
（文責：E）
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