今年もたくさんの人が訪れた国際交流文化祭。毎回盛り上がる音楽とダンスに加えて、今回は日本文化の紹介もありました。
■日時 2015年6月20日(土) 13:00〜17:00
■場所 ワークプラザ勝田 多目的ホール
■主催 ひたちなか市国際交流協会
協会代表の大平さんの挨拶が、英語・韓国語・中国語で伝えられ、いよいよ国際交流文化祭がスタートしました。会場には、昨年決定した協会のイメージキャラクターのこくさいちゃんの旗も飾られていました。
はじめにステージに登場したのは「Wills」。彼らは日本人と中国人と韓国人の3人で活動し、日本語だけでなく、中国語・韓国語・英語の楽曲を演奏する国際バンドです。国際交流文化祭のイメージに合う「自由」という言葉の入った歌を選び、熱唱!かっこいい演奏で会場を盛り上げてくれました。
続いて、茨城県国際交流協会主催のスピーチコンテスト上位入賞者によるスピーチでは、2年前に来日した韓国人のジョさんが、職場の人に誘われた山登りの途中で、カタクリの小さな花を楽しむ姿を見て、日本人は季節の変化を大切にしていると発表しました。また、4年前に来日し日本文化について学んでいるナーヘドさんは、日本人が花や虫・魚のいろいろな名前を覚えていることに驚き、日本の詩に興味を持ち、いつしかその季節感や生命観に共感できるようになったと発表しました。
次に登場したのは、NPO法人日本抜刀道連盟公認支部「剣誠会」の藤田さんたち。抜刀道は、日本伝統の日本刀を用いて実際に「斬る」ことを実技として取り入れた武道。袴姿に真剣(本物の刀剣)を構える姿は緊張感があり、水につけた畳表を丸めた的を、切り口も鮮やかに斬る演舞は見事なものでした。
その後は、音楽とダンスを楽しみました。国際色豊かなメンバーで奏でるカントリーミュージック、飛び入り参加も交えてのアフリカンミュージック、リズム感あふれるジャマイカンダンスにあひるになりきって踊るフィリピンのダックダンス。最後は、日本語と英語で歌う「ドレミのうた」が会場を包みました。
現在協会では、日本語支援プロジェクトとして日本語教室の開催に向けた準備を行っています。この日、「日本に来ている目的が違えば、困っていることも違うはず」と、会場の外国人にアンケートを実施しました。今後の協会のみなさんの活動にも注目ですね!
(文責:R)
☆げんき-NETひたちなか団体・サークル情報 ひたちなか市国際交流協会☆
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