CANPAN ブログ検索
Loading
  • もっと見る

2014年12月02日

邦楽サークル“風雅”ミニ発表会 

邦楽サークル“風雅”は、文化庁伝統文化親子教室事業の承認を受け、昨年から市内の小・中学生と保護者に、箏と三味線の指導を行っています。
ミニ発表会があると伺い、取材に行ってきました。

CIMG7997.jpg

■日時 2014年11月1日(土)15:00〜
■場所 ワークプラザ勝田


市内の小学5年生〜中学3年生までの子どもたちと保護者の方が、今年も和楽器の箏・三味線に挑戦しました。夏休みから始まった練習は、この日までに6回。初めて箏や三味線に触る子も、昨年度から引き続き受講する子も、一緒にがんばりました。

まずは初心者グループの発表を「初々しい演奏をお楽しみください」と紹介した、指導者の大須賀さん。「うさぎ」や「さくら」など、なじみのある日本の曲が丁寧に演奏されました。緊張した真剣な顔からひたむきさを感じ、和楽器との素晴らしい出会いがあったことが伝わります。

CIMG7956.jpg CIMG7959.jpg

また経験者グループの発表は同じ曲でもスピード感があり、長いフレーズにも挑戦した演奏には頼もしい成長を感じます。箏の前に座る姿勢や顔つきからは自信や余裕も見え、パートに分かれて演奏された重なり合う音を会場のみんなで楽しみました。

CIMG7985.jpg CIMG7987.jpg 

演奏を終えた子どもたちは、「音楽の教科書で見た箏に興味を持った。音がとてもきれいだと思っていた」「保育園のとき体験してから、ずっとやりたいと思っていた」と、参加した理由を話してくれました。また、「みんなでの演奏が楽しい」「まちがってしまうこともあるけど、みんながサポートしてくれます」などの声からは、6回の練習の中で子どもたち同士の親交が深まったことを気づかされます。

大須賀先生とお弟子さんによる演奏は受講生へのプレゼント。「目の前でひくのは先生でも緊張する」というほど近くで演奏を聴いた子どもたちは、その手元を食い入るように見ていました。

CIMG7999.jpg CIMG7995.jpg

今年の伝統文化親子教室には、頼もしい助っ人もたくさん。「足腰が・・・」と弱気になっていたお弟子さんたちを、その元気で若返らせてくれた茨城大学教育学部の学生さんたち。将来、学校で和楽器の授業が出来るようにと参加してくれました。生涯学習をテーマに論文を書いている学生さんとも、おおいに話が弾んだそうです。また女性ばかりで苦労していた箏の運搬や記録を支えてくれた、シルバー人材センターの方にもお世話になりました。大須賀さんは、「子どもたちの成長を地域で支えたいという想いを多くの人に理解していただき、ともにその成長を見守ることができました」ととてもうれしそう。

CIMG8004.jpg

継承していくことの難しさを感じている大須賀さんは、「子どもたちが伝統文化に触れる機会をつくり、『日本』に興味を持ってもらう。その気持ちを育てていくことが、文化の継承につながっていく」と伝統文化親子教室の意義を大切に考えています。

和楽器を演奏できるようになるだけでなく、ちょっとした和室のお作法も学べるところが好評で、「今後も続けていきたい」という声も多いそうです。「次世代につないでいける見通しがでてきました」との明るいご報告に私もうれしくなりました。
(文責:R)

☆げんき-NETひたちなか団体・サークル情報 邦楽サークル“風雅”☆ 
http://www.genkinet-hitachinaka.jp/katsudoudisp_3.php?dai=3&tyu=4&index=1602
この記事へのコメント
コメントを書く
トラックバックの受付は終了しました

この記事へのトラックバック