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本年度最後の薬剤師セミナーが無事終了しました [2013年01月31日(Thu)]

薬剤師の勉強会「浜松がん薬剤療法セミナー」が無事終了いたしました。
本年度は全4回行い、最終回のこの日も沢山の質問が出ました。

薬剤師セミナー4回.jpeg

来年度はこんな議論をしたいですね、という課題も出てきました。これからもがん患者さんとご家族が安心してよりよい治療を続けられるように、専門職セミナーを開催していきます。

現在募集中のセミナーについてはホームページで募集しています。
web http://www.ganjoho.org
平成24年度第3回 浜松がん薬物療法セミナーを開催しました。 [2012年11月12日(Mon)]

保険薬局薬剤師と病院薬剤師が共に集い、共に学び、共通の認識を持ち、
がん医療に関する知識を深めることを目的とした勉強会である、
浜松がん薬物療法セミナーを11月10日に開催しました。

今回は、大腸がんをお題にした平成24年度の第3回目ということで
転移・再発大腸がんの薬物療法、特に分子標的剤について学びました。

大腸がんでは、
・アバスチン(ベバシズマブ)
・アービタックス(セツキシマブ)
・パニツムマブ(ベクティビックス)
が、臨床で使用されているのですが

病理によって投与できる患者さんが限定されたり、
患者さん自身によるケアが必要な副作用が現れたり、
細胞毒性抗がん剤とは違って、作用機序が複雑だったり

と、学ぶべき事項が多岐にわたります。

まず、浜松オンコロジーセンターの渡辺先生による基調講演があり、
分子標的剤に関する基礎知識を脳みそに補充したのち、

それぞれ班に分かれて、事前に提示されている
症例に応じたディスカッションを行いましたが、
このディスカッションこそが、この会の肝であります。

今年度でも第3回、通算すると7回目の会ですので、もう慣れたもので
1時間ちょっとの時間に、ファシリテーターを中心に
それぞれ事前学習してきた内容について発言し合い、
懐かしい模造紙に、マジックで発表原稿を作成して、後で皆の前で発表するのです。

この発表における質疑応答も何人もの質問者が出るほど活発に行われます。

そして、〆は薬剤師による症例解説です。

今回は、浜松医療センターの坪井先生が、
全て手作りで作成された、分かりやすく綺麗なスライドにて解説して下さいました。
がん情報局のサイトに配布資料もupされています。)

2012_03_Tsuboi_ページ_3.jpg

そして、14:30に始まったこの会も、18:00過ぎに渡辺先生あいさつで閉会しました。

次回の第4回は平成25年1月26日に、「 がん化学療法による脱毛 」をテーマに行います。

参加募集は、すでに始まっております。→ 詳細・申し込みサイト

ぜひ、沢山の皆様のご参加をお待ちしております。
【活動報告】 がん薬物療法セミナー [2012年02月03日(Fri)]

がん薬物療法セミナーを企画したのは、
主に調剤薬局の薬剤師さんに、がんのこと、がん治療のこと、
がん治療薬のことを勉強してもらいたいという理由からです。

最近、薬剤師の極端な二極化が進んでいます。
すなわち、一方で病院薬剤師、他方で調剤薬局薬剤師。
それで、癌化学療法は、どんどん外来へ移行しているため
抗がん剤などの点滴を受けた患者さんの制吐剤、抗生物質、
皮膚の保湿剤とかは、調剤薬局での処方となります。

痛み止めのオピオイド、非オピオイドもしかり。
また、経口抗がん剤のTS1,ゼローダ、エンドキサン、
ホルモン剤のタモキシフェン、トレミフェン、アリミデックス、
フェマーラ、エキセメスタン、フルタミド、ビカルタミド、
メドロキシプロゲステロン、エストラサイト、レナデックス、
最近では分子標的薬剤も急速に増えてきて、
イレッサ、タルセバ、タイケルブ、アフィニトール、トーリセル、
グリベック、スプリセル、タシグナ、ネクサバール、
スーテント、サレド、レブラミド、ベサノイド、アムノレイクなども、
調剤薬局で処方しなくてはいけません。

しかし、考えても見てください。
院外処方セン一枚を通じて、
患者さんの病状を把握することができるでしょうか?
場合によっては、診断名もわからず、
どんな治療を受けているかもわからず、
家族が代わりにとりに来たりすれば、
副作用がどんな状態なのかもわからず、
それでも、お大事に―、処方しなくてはならない調剤薬局の薬剤師さんは、
果たして仕事にプライドを持てるものでしょうか?

上記のような癌に関連した薬剤は、院内調剤に戻す、
という退行的解決を検討、という話もありましたが、
私たちは、前進的解決を図るため、
浜松オンコロジーセンター薬剤師部長の
宮本先生を担当理事として
このセミナーを開始したのです。

2011年度のテーマは乳癌で、
1月21日に第四回、緩和医療を取り上げました。

講演は、聖隷浜松病院薬剤部長、
単身赴任中の塩川満先生、
引き続き、6グループに分かれて、
実症例の院外処方センを題材に、
処方内容で不明確、不適切なことはあるか、
オピオイドの副作用として注意することはなにか、
疑義照会をかけるポイントは何か、などを論じ合いました。

最後に浜松医療センター薬剤部の坪井久美先生からの
調剤のポイントをわかりやすく解説がありました。

来年度のテーマは、大腸癌です。

調剤薬局および病院勤務の薬剤師の皆さん、
大腸癌の手術のこと、ストマのこと、術後薬物療法のこと、
いろいろ工夫して、4回のセミナーを企画していきますので、
是非、ご参加くださいませ。