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【活動報告】 看護フォーラム21を開催しました [2012年02月04日(Sat)]

H24.1.21.に第3回浜松がん看護フォーラム21がアクトコングレスセンターで開催されました。

このフォーラム開催のきっかけは、
渡辺先生の「看護セミナーやらまいか」でした。
しかもグループワークを取り入れてね♡♡という提案でした。
私は正直、すぐにはム・無理なのでは(心の叫び)・・・。

しかしながら、がん情報局の方針は、
『がんに関する様々な情報を収集、検証、整理し、
「どのような情報を」「どのような対象に」「どのような方法で」提供するか、
と言う作業スキームに基づいて継続的で時宜を得た情報提供活動を行い、
世の中にある、がんに対する誤解、不安、不透明感を解消し、
適切ながん医療が行えるような、インフラストラクチャーを提供したい』となっております。

そこで私は、その使命を全うしようと頼りになる人材を確保したうえで、
“どのような情報を”→最新のがん医療と看護を
“どのような対象に”→中部地区の看護師を中心に
“どのような方法で”→基調講演と症例検討で
この企画を進めることにしました。

看護師は、自分の考え・意見をしっかりと持っているのにもかかわらず、
何故か皆の前では発言できないという特徴を持っています。

しかし、21世紀を担う看護師は、
これから益々進むであろう医療の高度化や、
それに伴うチーム医療の円滑のために自分の考えや
思いを表現する必要があります。

今回のフォーラムの企画は、そのような医療情勢を先駆けて、
看護師が自分の思い・考えを上手に表現できるよう、
ファシリテータの選定やグループ人数、症例提示などを工夫しました。

さて、会当日は
■テーマ:乳がん周術期とボディイメージ
基調講演1 :看護に生かそう、乳がん周術期の基本
基調講演2 :知って得するボディイメージの話
グループワーク:周術期の症例を通して考えよう

で、4時間開催しました。

基調講演の質疑応答は、
時間の関係もあって活発な質疑応答が難しかったのですが、
その後のグループワークでは、
参加者それぞれが熱心に話合いに参加している姿勢が印象的でした。

アンケート結果では、『解り易い話の基調講演でした』、
『グループワークで他施設の話がきけて良かった』という評価をいただきました。

参加型のフォーラムは、臨床現場で働く看護師にとって
一番適した学習方法であるという手ごたえを感じました。

そして私達企画者は、
今後も張り切っていこうというという気持ちになりました。

皆さま、次回を楽しみにしていて下さいね。