起業の学校第11期 第1講(5/23)[2015年05月29日(Fri)]
戸上です。
起業の学校も11年目!
第11期が始まりました。
11年目は、どんな生徒さんに出会えるのやら(^^)
期待と緊張が入り交じります。
生徒さんも、初日はなんだか緊張の面持ち?
とはいえ、明るい教室と校長関戸の声かけに、なんとなく穏やか感も漂います。
「なるほど、これが起業の学校の初日の雰囲気か。」と勝手に納得していました(^^)
9時30分開始の、10分前集合を事前にお知らせしたところ、きっちり9時20分に全員勢揃い。
朝一番は、校長関戸からの歓迎の講話で始まりました。

身の丈の起業を改めて確認するとともに、「未来性と社会性をもった事業をつくっていくことが、コミュニティビジネスでは大事」とのこと。
そのためには「起業家はオープンでなければならない。」という話。
オープンになると無防備になるし、それはとても怖いことです。用心深くもなります。しかし、その用心深さは、起業家にとって大敵。
「卑屈にならずに『助けて』が言える人。傲慢にならずに『ありがとう』が言える人。」
コミュニティビジネスの起業家にとって、『助けて』は「一緒に世の中を変えましょう」ということです。そうして関わった人には、心の底から『ありがとう』が言えます。
では、オープンでいられるためには、どうすればいいのでしょうか。
自分の軸を立てるのです。それが、ここで「理念」とか「志」と呼んでいるものです。
理念を立てると、「何きれいごと言ってるんだ」など、心ない言葉を言われるかもしれません。心が折れそうになることもあるでしょう。それは、まだ理念に相応しい自分になってないからでもあります。理念が本物なら、やり続けていくうちに理念に相応しい自分になっていきます。そうするに従って、周囲の見る目も変わってきます。
それが、起業支援ネットのコンセプトである「仕事おこし、自分おこし、地域おこし」です。「仕事、自分、地域」は、この順番でおこしていくのです。
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といった講話の後、心を「オープン」にして、ペアインタビューを行いました。

ペアになって、お互いをインタビューしあい、相手のことを知ったところで、全員に向かって相手のことを紹介をします。いわゆる他己紹介です。
自己紹介だったら言わなかっただろうな、というようなことまで飛び出してくるのが他己紹介。人となりがよく分かる場合もあれば、謎に満ちたままになるのも、他己紹介。
とはいえ、単なる自己紹介と違い、お互いの距離感はぐっと縮まった感じがします。

--------
午後からは、いよいよ、各々が自分の理念を熟考します。
校長関戸、副校長鈴木が理念とは何か、という説明をした後、鈴木からワークの説明を行いました。
ワークは、起業の学校名物?の内省取材(セルフインタビュー)、つまり自分との対話です。

今まであまり考えたことのないことを考えるので、真剣に行うと脳が非常に疲れるワークでもあります。
とはいえ、答える相手は自分ですから、嘘がつけません(嘘をついても意味が無いです)し、手を抜いたとしても、結局自分に跳ね返ってくるだけですから、疲れるだけの価値はあるのだろうと思います。

事業理念とは、簡単に言えば「何のための事業でありたいですか。」という質問に対する〈答え〉です。事業の「究極の目的」は何か、ということでもあります。
(余談ですが、例えば「事業」の部分を「人生」に置き換えれば人生理念になりますし、「教育」に置き換えれば教育理念になります。何かものごとを考える最初の問いとして、あるいは原点に立ち返りたくなったら、このような問いを立てると良いと思います。)
この事業理念を、起業の学校ではオリジナルのワークシートに沿って考えていきます。
このワークシートが(僭越ながら)よく練られていまして(^^;)。
理念づくりのためだけでなく、多くの文章情報から本質となる一文を作りあげるのに使うことができるワークシートとなっています。
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ということで、慣れないワークに、みなさん戸惑いを見せつつも、なんとか最後まで終えることができました。
みなさん、おつかれさまでした!
実は、理念が一回のワークで決まることはまれです。というよりも、通常あり得ません。
宿題は、自分がテーマとしている事柄の年表づくりに加えて、この事業理念をもう一度見直してくる、というのが宿題となりました。
宿題も大変なのが、起業の学校……(^^;;;
起業の学校も11年目!
第11期が始まりました。
11年目は、どんな生徒さんに出会えるのやら(^^)
期待と緊張が入り交じります。
生徒さんも、初日はなんだか緊張の面持ち?
とはいえ、明るい教室と校長関戸の声かけに、なんとなく穏やか感も漂います。
「なるほど、これが起業の学校の初日の雰囲気か。」と勝手に納得していました(^^)
9時30分開始の、10分前集合を事前にお知らせしたところ、きっちり9時20分に全員勢揃い。
朝一番は、校長関戸からの歓迎の講話で始まりました。
身の丈の起業を改めて確認するとともに、「未来性と社会性をもった事業をつくっていくことが、コミュニティビジネスでは大事」とのこと。
そのためには「起業家はオープンでなければならない。」という話。
オープンになると無防備になるし、それはとても怖いことです。用心深くもなります。しかし、その用心深さは、起業家にとって大敵。
「卑屈にならずに『助けて』が言える人。傲慢にならずに『ありがとう』が言える人。」
コミュニティビジネスの起業家にとって、『助けて』は「一緒に世の中を変えましょう」ということです。そうして関わった人には、心の底から『ありがとう』が言えます。
では、オープンでいられるためには、どうすればいいのでしょうか。
自分の軸を立てるのです。それが、ここで「理念」とか「志」と呼んでいるものです。
理念を立てると、「何きれいごと言ってるんだ」など、心ない言葉を言われるかもしれません。心が折れそうになることもあるでしょう。それは、まだ理念に相応しい自分になってないからでもあります。理念が本物なら、やり続けていくうちに理念に相応しい自分になっていきます。そうするに従って、周囲の見る目も変わってきます。
それが、起業支援ネットのコンセプトである「仕事おこし、自分おこし、地域おこし」です。「仕事、自分、地域」は、この順番でおこしていくのです。
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といった講話の後、心を「オープン」にして、ペアインタビューを行いました。
ペアになって、お互いをインタビューしあい、相手のことを知ったところで、全員に向かって相手のことを紹介をします。いわゆる他己紹介です。
自己紹介だったら言わなかっただろうな、というようなことまで飛び出してくるのが他己紹介。人となりがよく分かる場合もあれば、謎に満ちたままになるのも、他己紹介。
とはいえ、単なる自己紹介と違い、お互いの距離感はぐっと縮まった感じがします。
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午後からは、いよいよ、各々が自分の理念を熟考します。
校長関戸、副校長鈴木が理念とは何か、という説明をした後、鈴木からワークの説明を行いました。
ワークは、起業の学校名物?の内省取材(セルフインタビュー)、つまり自分との対話です。
今まであまり考えたことのないことを考えるので、真剣に行うと脳が非常に疲れるワークでもあります。
とはいえ、答える相手は自分ですから、嘘がつけません(嘘をついても意味が無いです)し、手を抜いたとしても、結局自分に跳ね返ってくるだけですから、疲れるだけの価値はあるのだろうと思います。
事業理念とは、簡単に言えば「何のための事業でありたいですか。」という質問に対する〈答え〉です。事業の「究極の目的」は何か、ということでもあります。
(余談ですが、例えば「事業」の部分を「人生」に置き換えれば人生理念になりますし、「教育」に置き換えれば教育理念になります。何かものごとを考える最初の問いとして、あるいは原点に立ち返りたくなったら、このような問いを立てると良いと思います。)
この事業理念を、起業の学校ではオリジナルのワークシートに沿って考えていきます。
このワークシートが(僭越ながら)よく練られていまして(^^;)。
理念づくりのためだけでなく、多くの文章情報から本質となる一文を作りあげるのに使うことができるワークシートとなっています。
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ということで、慣れないワークに、みなさん戸惑いを見せつつも、なんとか最後まで終えることができました。
みなさん、おつかれさまでした!
実は、理念が一回のワークで決まることはまれです。というよりも、通常あり得ません。
宿題は、自分がテーマとしている事柄の年表づくりに加えて、この事業理念をもう一度見直してくる、というのが宿題となりました。
宿題も大変なのが、起業の学校……(^^;;;