日本ビオトープ協会との共催フォーラムのお知らせです。
当学会理事による基調講演とエクスカーション(2日目)も予定されております。
みなさまのご参加をお待ちしております。

「ビオトープフォーラムin札幌2025」
−北の大地からビオトープの原点を学ぶ−
1993年4月任意団体として全国の有志により「日本ビオトープ協会」が設立され、2003年6月内閣府より「特定非営利活動法人 日本ビオトープ協会」として認証されました。全国を8ブロックに分け、それぞれの地域の気候風土に合った自然環境の復元・ビオトープ活動を行い、また当事業の実務を担える「ビオトープアドバイザー」養成を続けてきており、現在1,000名以上のビオトープ技術者が全国で活躍しています。
2025度は設立から32年が経過し、改めてビオトープ活動の原点に戻るべく、自然豊かな北海道札幌市に於いて下記フォーラムを開催し、イオル(アイヌ文化を育んだ生物多様性の高い森・川・海)の再生に取り組む北海道アイヌ協会とも連携して生物多様性保全の啓発と共に、今後も力強くビオトープづくりの全国展開を加速してゆく所存であります。そして、自然と人間が共生する社会・環境づくりを、次々世代までもが心地よく豊かに生き延びるために持続・継続される活動として、子供たちへ受けついでまいりたいと思います。
ぜひ多くの皆様にご参加いただければ幸いと存じます。なお、参加できない方に後日協会HPよりオンラインで配信することで広く公開する予定でおります。
主 催 NPO法人日本ビオトープ協会
共 催 自然環境復元学会本部および同北海道支部、
北海道環境パートナーシップオフィス(EPO北海道)
後 援 北海道環境生活部、札幌市、国土交通省北海道開発局、
林野庁北海道森林管理局、
北海道大学北方生物圏フィールド科学センター、
(公社)北海道アイヌ協会、(一社)北海道造園緑化建設業協会
◇参加費無料 一般の方も歓迎いたします。(定員120名)
フォーラム:6月13日(金) 13:00〜17:45
札幌市教育文化会館 4F講堂 (札幌市中央区北1条西13丁目)
ポスター展、環境講座:6月12日(13:00〜17:00)、6月13日( 9:00〜16:00)
札幌市教育文化会館 4Fギャラリー (札幌市中央区北1条西13丁目)
エクスカーション(視察会):6月14日(土) 8:30〜12:30
「石狩川河畔林再生事業」
コーディネーター:自然環境復元学会 理事・北海道支部長 農学博士 岡村 俊邦
(札幌駅北口集合・解散)
■フォーラムプログラム
【第1部】
第17回 顕彰受賞ビオトープ表彰式
【第2部】
1.基調講演 「ビオトープとイオル」
― 生物多様性の高い森の再生とイオルとしての利用 ―
特定非営利活動法人近自然森づくり協会理事長
自然環境復元学会 理事・北海道支部長 農学博士 岡村 俊邦氏
2.講演1 「北海道開発局における河川環境の整備と保全の取組事例について」
国土交通省北海道開発局 建設部河川工事課 河川技術対策官
吉田 裕敏氏
3.講演2 「生物多様性の源、北海道の森林管理ついて」
林野庁 北海道森林管理局 計画課長 寺村 智氏
4.講演3 「生態系の保全と両立する林業・森林管理」
― 生物多様な北方林生態系を目指して ―
北海道大学北方生物圏フィールド科学センター 教授 吉田 俊也氏
5.特別講演 「里山資本主義・・SDGs の原点である生態圏
・・里山が宝の山に・・」
― 「よわきもの ちいさきもの」 の世紀へ、一刻も早く転換を―
元NHK報道番組エグゼクティブ・プロデューサー
作家・映像作家、介塾代表 井上 恭介氏
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■全国ビオトーピアンの集い(交流会)
6月13日18:30〜20:00 会費6,000円
------------〇参加申し込み、詳細については 日本ビオトープ協会ホームページよりお申し込みください