自然環境復元学会 第24回全国大会のご報告 [2024年02月21日(Wed)]
2024年2月16日(金)に、第24回全国大会が開催されました。 研究発表会では、中高生を含む若手発表10題、一般発表9題の講演がなされました。また、今大会では、日本ビオトープ協会との合同シンポジウム「都市で創るいきものあふれる世界―今、私たちが目指すもの― 」が企画され、4名の登壇者から都市における自然再生技術、自然再生への向き合い方、グリーンインフラ整備にむけた市民参加の取り組みなどの話題が提供された後、パネルディスカッションとして、自然共生社会の実現やネイチャーポジティブへ意識転換に向けて、我々はどのようにあるべきか、熱気のある議論が交わされました。 昨年同様、日本大学理工学部での開催に加え、Zoomを用いたオンライン発表・聴講も併設いたしました。発表者と聴講者をあわせて120名以上の皆様にご参加いただきました。ありがとうございました。 若手研究者(35歳以下)の優秀な発表に贈られる「若手優秀発表賞」には、日本大学理工学部の後藤佑綺(ごとうゆうき)さん(題目:バイオマス産業都市における木質バイオマス発電事業の導入実態に関する研究―事業概要と事業者間の連携状況に着目して―)と、東京情報大学大学院の田畠斗夢さん(題目:津波撹乱跡地における人為改変程度に着目した植物の潜在的分布域の変化)が選ばれました。 また「特別賞」として、明治学園中学高等学校の濱田寛大さん、遠山琥太郎さん、佐藤光華さん、黒川絢可さん(題目:外来生物を資源に〜ジャンボタニシの液肥化〜)、西村大嬉さん、金城虎之介さん(題目:竹材の有効利用〜防ナメクジ剤〜)に授与されました。 受賞された皆様、おめでとうございます。 中学生、高校生、大学生、大学院生、専門家、研究者、市民団体・行政機関メンバーなど、世代や業種・立場を超えた多様な参加者により活発な大会となりました。 発表いただいた皆様、ご参加いただいた皆様に厚くお礼申し上げます。 |
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自然環境復元学会事務局
at 16:47
| 全国大会(研究発表会)
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