世界の株式市場は、このところ、米中貿易問題、米テクノロジー業界規制問題、シリア問題がくすぶる中で、乱高下を繰り返していた。
ところが、突然、シリア問題が米英仏連合のシリアミサイル攻撃という形で、現実化し、来週以降のマーケットはさらに大きく、下方圧力がかかるでしょう。
しかし、この種の地政学上の出来事でマーケットが荒れても、そう長くは続くものではありません。
2001年9月11日のNYワールドトレードセンター事件の時でさえ、お膝元の米国株はその後1週間で18%近く下げたが、2ヶ月後には、9月10日の株価を上回っっている。
こういう時は、個人投資家は何もせず、しばらくは静観することです。
なぜなら、一つには、売り逃げるにはすでに遅い。プロの投資家はとっくに売っているからです。
もう一つは、こういう時は前述したように、しばくすれば絶好の買い場がくるからである。
歴史的にも、すべての事件で、遅くとも6ヶ月以内に、以前の水準を勢い良く回復しているからです。
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