今週のアドバイスー当面は米テクノロジー株、新興国株、金に妙味
夏休みが終わり、多くの投資家が市場に戻ってきた。9月は歴史的に市場が荒れる傾向があるという。あまりあてにはならないが、頭の隅にでも置いておいてもいいかもしれない。
8月は、テクノロジー株が少し調整し、米ナスダック指数はほぼ横ばいだったが、9月に入るや再び、史上最高値を更新してきた。
米国株に関しては、北朝鮮は何も気にしていないと言っていい。
関心は新しい技術のようだ、このところの注目は、バイオテクノロジー(医療テクノロジー)である。ナスダック指数の新高値はバイオテクノロジー株のよるものである。
投資家の間では、グーグルや、アップル、アマゾンの主流のテクノロジー株も加わって、再び米ナスダック指数の続伸を予想している。
もう一方では、新興国株式への資金流入が続いている。
今年に入って、新興国株式指数は米国株式指数を始め、主要国株式のパフォーマンスを大幅に上回っている。
新興国株式は長期にわたって、不振が続いたが、主要国株式が高値をつける中、分散投資の一つとして当面、資金流入が続くという見方が多い。
さらに、久しぶりに注目されているのは金である。1年ぶりに1オンス=1300ドルを大きく上回ってきた。北朝鮮という地政学リスクの高まりというよりも、私は株式や債券の高値懸念からの分散投資のニーズの高まりではないかと思っている。
米国テクノロジー株、新興国株式, 金の分散投資が当面、勧められる。
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