現在のニューヨークで年末を過ごしています。
時差ぼけに苦しみ、投稿が遅くなりました。
訪米の翌日、外出しましたが、米国は予想以上に消費が活況で、景気が良くなっているのを実感しました。利上げもうなづける感じがしました。
さて、今年も、あと5日ほどで、終わり、2016年となりますが、今年は、ほとんどの運用資産のパフォーマンスが良くてゼロ、かマイナスという資産運用の難しかった一年になりそうです。
幾つかの有力なヘッジファンドが閉鎖に追い込まれたように、プロにとっても、運用難だったようだ。
主要なリスク資産である株式が、米国株のようにボラティリティーが大きく、はらはらの一年だったが、最後には年初に比べて、ほとんど変わらずで終わりそうである。
評論家、マーケットアナリストの多くが、2016年も、始まった米国の利上げに、その都度、警戒しながらのマーケットになりそうだと見ている。
それに絡んで、
高利回り債のデフォルト
中国不安の再発
新興国経済の低迷
と足元の延長線で、極めて防御的な資産運用スタンスを勧めるコメントが多い。
今、コメントを求められれば、仕方のないところであろう。
しかし、私が、以前、統計を調べたところ、悪い年のあとの年は意外といい。
一応、2016年前半は利食い優先で、キャッシュポジションを高めつつも、予想外のいい展開を期待している。
特に、下げ切った新興国株式の反転、金の反転、先進国株式市場の上昇である。
しかし、一点だけ警戒しているのはしているのは、原油価格の時価からの暴落である、
その時は、産油国が運用している大量の資産を苦し紛れに売ってくるかもしれないからである。
原油価格の今後の動向には要注意である。
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