3/2 風車主催で、滋賀県の元引きこもり若者たちのバンド「JERRYBEANS」のコンサートを開きました。生活クラブ風の村助成金の事業になります。
いじめを受けたり、学校に行くのがつらくなったりして、生きることそのものに辛さを感じている人たち、子どもたちがたくさんいます。
ジェリービーンズは、高知の子どもたちにコンサートとともに「命は大事だよ」というメッセージを届けることから始めたそうです。
なかなか当事者に声が届かないと思うときもあったようですが、学校を回って声を届けているうちに、結果的に学校に来ている子どもたちにも不登校の苦しさが伝わり、学校に来やすい状況を作り出すことにも貢献したそうです。
不登校の親の会で知り合ったリーダーの典之さんと、ドラムの雄介さん、ボーカルの史朗さんの双子兄弟でバンドが始まりましたが、最初は不登校だったり引きこもりだったりすることを表現せずにいたそうです。
けれど、不登校を経験したありのままの自分を伝える機会があり、ある先生からの絶賛を受けて、今のような不登校・引きこもり体験を伝える「マイペースプロジェクト」を始めた、と言います。とても素晴らしい取り組みを展開しています。
体験を聞いているといつしか涙が流れてくる、でも、どんな人でも自然と音楽のノリをとても楽しむことができる、人柄があふれるバンドでした。
また機会があったら、千葉県でぜひコンサートを開きたいと話した交流会でした。
ジェリービーンズの皆さんも、来てくれたお客さんも、本当にありがとうございました。