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5月26日「メンタルについて話す会」を行いました [2019年05月13日(Mon)]

風車では利用者さんたちのやりたいことを企画書として出してもらって、
少しずつ実現させていく取り組みをしています。

利用者さんの中には精神科や心療内科にかかっていたり、
今までの人生でいろいろな苦労もあったり、
家族との関係で悩んでいたりする方が多いので、
そういうことについてゲストを招いておしゃべりしたいという希望があって、
「メンタルの話をしよう」という会を開催しました。

ゲストはおふたり。
20代から視線恐怖に悩み、精神薬を飲んでいたけれど、
副作用がきっかけで減薬に取り組んで、今はほとんど飲んでいないという50代のUさん。
学校でのいじめによる不登校、職場でのパワハラ、家族との関係などで苦労を重ね、
働かないことで生き延びようと思って、家族から離れ、生活保護を受けながら一人暮らしを始めた20代のKさん。

これまでの人生やその中で得た生きるヒントなどを率直に話してくださり、
参加者の質問にも答えてくださり、とてもいい時間でした。

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終わった後もみんな名残惜しく、いつもよりちょっと遅い時間まで残っておしゃべりが続いていました。

3月14日、サードオピニオンの会による相談会を行いました [2018年03月23日(Fri)]

風車のメンバーさんの中には精神科や心療内科にかかっている方も多いので、
精神薬に頼らない生き方を目指し、薬の飲み方を見直すアドバイスをする相談会(サードオピニオンの会)を全国で開いておられる全国オルタナティブ協議会の代表である中川さんをお呼びして、
今、精神科や心療内科で主に出されている薬の特徴や副作用などについてお話しいただき、
後半ではメンバーさんひとりひとりの相談に答えていただきました。

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もっとも印象的だったのは、中川さんが繰り返しおっしゃっていた
「決めるのは自分」「自分がどうしたいか」という言葉です。
この協議会のスローガンは「治療より快復を目指す」。

医者に処方される薬を言われるままに飲み続けても一向に元気になれない、
あるいは副作用が新たな病気の症状と誤解されたりするケースも多く聞きます。

薬を否定するわけではなく、自分に役に立つものだけを飲む。
でも、受動的に飲むのではなく、薬の飲み方、自分の生き方は自分で決める。
そうしないと快復っていうことにはなかなかならないだろうなと思いました。
とても納得できるお話でした。

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メンバーさんたちが自分の生き方について考えるきっかけになっていたらうれしいと思います。
この相談会は今後も定期的に開いていきたいと思っています。
6月9日生活保護の勉強会をしました。 [2017年06月12日(Mon)]

生活保護は風車のメンバーにとっても身近な話題です。

身体障害や精神障害、その他、生きづらい状態にあるとき、
働いて自分の生活費をまかなうことは難しくなります。

親と一緒に暮らしていれば生活はなんとかなったりもしますが、
いずれ親はいなくなるときがくるし、
親との関係がよくなくてひとりで暮らしたいと思う人もいるでしょう。

障害年金をもらうという方法もありますが、
家賃を払って生活するのに足りる額ではありません。
そんなとき、生活保護を受けるというのは、国民のだれもが持つ権利です。
それなのに、世間的には生活保護に対する誤解や偏見が蔓延しています。

不正受給が多いとか、働けるのに働かずに楽をしているとか。

今回は、生活困窮や労働問題などの相談を無料で受けている
NPO法人POSSEの方に講師にきていただいて、
生活保護を受けることは悪いことでも恥ずかしいことでもないということ。
どういう条件を満たせば受給できるのか、
申請のときにはどういうことに気をつければいいのか、
などについてお話をうかがいました。

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一番驚いたのは

生活保護の不正受給は金額ベースで0.4%にしかすぎないこと
逆に、本来受給できる資格があるのに受給していない人の割合が80%を超えること

でした。

数年前、お笑い芸人の方のお母さんが生活保護を受給しているということが問題視されたことがありましたが、
あれは法律違反でも何でもないそうです。
親は18歳未満の子どもを扶養する義務があるけれど、
子どもは親を扶養する義務はないからです。

それなのに、このことがきっかけで生活保護を受ける人に対するバッシングが強まってしまいました。

今も相変わらず、生活保護を受給することを申し訳ないと思ってしまうような風潮があります。
でも、繰り返しになりますが、誰もが持つ権利なので、堂々と行使すればいいのです。

ただ、担当窓口では「家族に養ってもらえないの?」とか「まず仕事を探しなさい」とか言われることも多いそうです。
そういうことを言うのは法律違反だそうです。
もっとひどいバッシングを受ける人もいるそうです。
なので、ひとりで行かず、誰かと一緒に行く方がいいそう。
POSSEの方もお願いすれば、付き添ってくださるそうです。


参加者からは質問もたくさん出て、とても有意義な勉強会になりました。
自分自身で ともに 〜当事者研究を体験しよう〜 [2016年02月09日(Tue)]

2016年2月20日 土曜日。

精神に障がいのある人たちの共同生活の場「べてるの家」より、創設者でソーシャルワーカーの向谷地生良さんの講演会があります。

また、べてるの家から総勢8名のメンバーが佐倉に来てくださり、公開当事者研究をやります。

主催は風車です。お問い合わせは 043−309−8667まで。

当日申込なしでいらっしゃれます。参加費は無料です。

お悩みの方も、ご興味ある方も、ぜひこの機会に。

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生きづらさに一人で立ち向かうことは難しいです。

いま、当事者が主人公となって自分で自分を助けていく「当事者研究」が注目されています。

当事者研究の生みの親である「べてるの家」の向谷地さんにお話を伺い、べてるの家のメンバーとともに当事者研究をしていただきます。

一人ひとりがありのままで尊重される社会を目指してこの会を企画しました。

ぜひご参加ください。
月乃光司さん、古市佳央さん講演会 [2015年02月10日(Tue)]

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2月15日13:30〜16:30
ミレニアムセンター佐倉(京成佐倉駅直結) ホールにて
月乃光司さんと古市佳央さんの講演会を開催します。
社会福祉法人生活クラブ風の村助成金で開催が決まりました。

「ストップ!自殺イベント」として、人生のどん底を見ても終わらないお二人のお話を聞いて、元気をもらってください。
資料代として300円かかります。事前予約は必要ありませんので、直接お越しください。

たくさんのご来場をお待ちしています。
風車 5周年イベント コンサートのお知らせ [2014年01月21日(Tue)]

NPO ワーカーズコレクティブ風車 5周年イベント
〜音楽によるエンパワメント〜
JERRY BEANSコンサート
「もう一人で泣かないで」

日時:2014年 3月2日(日)
13:00〜  開場
13:30〜15:00 コンサート

会場:志津コミュニティセンター
大ホール
(京成ユーカリが丘駅 より 徒歩15分
モノレール ユーカリが丘線 公園駅下車 徒歩1分 )

参加費 :無料


孤独で苦しんでいる人へ
元不登校の若者3人の、魂のメッセージ。
涙と感動のステージをあなたに。

<プロフィール>
〜JERRYBEANS〜
いじめ、不登校を体験した若者3人のバンド。1998年結成。現在までにアルバム13枚、シングル2枚リリース。
メンバー各人の体験に基づいたメッセージを曲に乗せて届けています。
曲の合間にメンバーの語りを入れた、音楽と福祉の融合した、全く新しい形のエンタテイメント。
ひとりぼっちで苦しむ人に届けます。もう一人で泣かないで、−自分を責めないで、と。
ほとんど口コミで全国の学校、市民団体で演奏し、NHKをはじめ、TV・ラジオ・新聞と幾度となく取り上げられ、取材をされた方が記者という枠を超えて応援してくださっています。
3人の若者の魅力的な舞台を、ご期待ください。

主催・お問合せ NPO法人ワーカーズコレクティブ風車 
TEL:043-461-5616 (月〜金 10時〜17時)

※このコンサートは、生活クラブ風の村地域福祉支援積立金助成事業により開催されます
講演・相談会「ひきこもり〜生きづらさからの生存戦略」のお知らせ [2014年01月21日(Tue)]

NPO ワーカーズコレクティブ風車 5周年イベント
講演・相談会
「引きこもり〜生き辛さからの生存戦略」
講師 山下耕平さん

日時:2014年 3月16日(日)
時間:13:00〜      開場
   13:30〜14:45  講演会
   15:00〜16:45  相談・交流会


会場:志津コミュニティセンター
   大会議室(京成ユーカリが丘駅 より 徒歩15分
モノレール ユーカリが丘線 公園駅下車 徒歩1分 )
参加費 :無料


雇用に厳しい社会状況、親の高齢化。そんな中、一人ひとりが生き延びるために必要なこととは・・・?
長年多くの若者たちの生きづらさとともに活動を続けてこられた山下さんに、新たな視点からお話しいただきます。

<講師プロフィール>
山下耕平
埼玉県生まれ。大学を中退後、フリースクール「東京シューレ」スタッフを経て、1998年、『不登校新聞』創刊時から、2006年6月までの8年間、編集長を務めた。
また、2001年10月、フリースクール「フォロ」設立時より、同事務局長を務める。2006年10月より、若者の居場所「コムニタス・フォロ」を立ち上げ、コーディネーターをしている。
2009年2月、『迷子の時代を生き抜くために』を上梓。

主催・お問合せ NPO法人ワーカーズコレクティブ風車 
TEL:043-461-5616 (月〜金 10時〜17時)


高岡健さん講演会のお知らせ [2012年11月22日(Thu)]

「生き辛さをつながりに
 −精神科医療と不登校・ひきこもり・発達障害−」


<日時>12月8日(土) 13時30分〜
<講師>岐阜大学准教授、精神科医  高岡健さん
<会場>志津コミュニティーセンター二階大会議室

     京成ユーカリが丘駅 より 徒歩15分
     京成ユーカリが丘駅よりモノレールで2つ目、
     「公園駅」下車すぐ(南公園前)
<参加費>1,000円(お申込み不要)


<タイムテーブル>
13:30〜15:00 講演
15:00〜15:15 休憩
15:15〜16:30 相談会(質問用紙に応答)
16:30〜16:45 休憩
16:45〜18:00 講師を囲んだ懇談会(更に突っ込んで聞きたい人どうぞ)

生き辛いのはなぜだろう?
生き辛さを自分だけの問題にしないで、皆の問題として一緒に考えましょう。そしてそれを繋がりに変えて、支え合えたらいいですね。
講師は長年、精神科医療の現場で悩める人々を支え続けて来られた高岡健さん。不登校、ひきこもり、発達障害をどう捉え、どう向き合うか?解り易くお話いただきます。
後半は会場からの質問用紙に一つ一つお応えいただきます。
更に突っ込んで聞きたい人の為、その後、高岡さんを囲んだ懇談会もあります。

きっといいヒントが見つかると思います。皆さん是非ご参加下さいね!

◆講師プロフィール◆ 
 高岡 健(たかおか けん)
岐阜大学医学部準教授。精神科医。
日本児童青年精神医学会理事。岐阜赤十字病院精神科部長など歴任。
主な著書「人格障害論の虚像」「新しいうつ病論」
「引きこもりを恐れず」「不登校・ひきこもりを生きる」他多数。

共催
■『登校拒否を考える会・佐倉』
■NPO法人ネモちば不登校・ひきこもりネットワーク
■不登校に学ぶ船橋の会
連続相談・交流会のお知らせ [2012年03月08日(Thu)]

千葉県地域支え合い体制づくり事業
連続相談・交流会
「不登校・ひきこもり・障がいを捉えなおす」


かわいい2012年3月は内田良子さんを
お招きして相談・交流会を開催いたします。


「不登校・ひきこもり
“子供の辛さ”と“親の辛さ”ってどうちがうの?」


講 師  内田 良子さん 
    (カウンセラー)


日 付  2012年 3月10日(土) 

時 間  13:30 〜 16:00 
    (受付 13:00〜)


場 所  民宿「ぜんべい」 地図
      (JR内房線 富浦駅から徒歩10分
       館山道富浦インターより車で 5分)

参加費   ※無料   
    ※この講演会は、ネモネット全県交流合宿のプログラムの一部と
     なっており、講演会のみ無料で参加できます。
     合宿のお問い合わせは、
     “ネモちば不登校・ひきこもりネットワーク”まで


内田良子さんは様々な場で、
長年多くの悩める子どもや若者たちを支えてこられました。
不登校やひきこもりの子どもたちは
どんな想いを抱えているのでしょうか?
親と子どもの気持ちのずれ、
親が子どものためにできることは何なのかなどお話いただきます。

◆講師プロフィール◆
 内田 良子(うちだ りょうこ)
心理カウンセラー。子ども相談室「モモの部屋」主宰。
不登校、非行、ひきこもりなどのグループ相談会を開く。
東京都内保健所心理相談員。
NHKラジオ「子どもの心相談」アドバイザーとして活躍。
著書「子育てはなぞとき」「登園しぶり、登校しぶり」他。

共催:NPO法人ネモネット  http://nponemo.net/
連続相談・交流会のお知らせ [2012年01月13日(Fri)]

千葉県地域支え合い体制づくり事業
連続相談・交流会
「不登校・ひきこもり・障がいを捉えなおす」


クローバー2012年2月は高岡健さんを
お招きして相談・交流会を開催いたします。


「生き辛さをつながりに」 Part II
−精神科医療と不登校・ひきこもり・発達障がい−


講 師  高岡 健さん (精神科医)

日 付  2012年 2月11日(土) 

時 間 13:00 15:00 講演会(受付 12:45〜)
     15:15 17:15 相談会


場 所  船橋市勤労市民センター 
       2階 第一・第二講習室
  地図
      (JR船橋駅・京成船橋駅から徒歩5分)

参加費   無料 (お申込不要)

児童精神医学の専門家として、
日々子どもや若者たちの声に耳を傾けている高岡さんに、
精神医療の現状や、不登校・ひきこもり・発達障がい
についてお話いただきます。
講演後、相談会を開き皆様のご相談やご質問にお答えいただきます。

◆講師プロフィール◆ 
 高岡 健(たかおか けん)
岐阜大学医学部準教授。精神科医。
日本児童青年精神医学会理事。岐阜赤十字病院精神科部長など歴任。 主な著書「人格障害論の虚像」「新しいうつ病論」
「引きこもりを恐れず」「不登校・ひきこもりを生きる」他多数。

共催:NPO法人ネモネット  http://nponemo.net/
    不登校に学ぶ船橋の会
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