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2018年02月28日

「図書館」×「地域」ラボ発起人飲み会

1月31日 「図書館」×「地域」ラボ発起人飲み会

図書館が地域の様々な多様な主体と出会い・連携することで、
地域に住む人々の好奇心を喚起する学びの機会をつくることや
困りごとに答えていく図書館となるプロジェクトを進めるのが、
「図書館」×「地域」ラボです。

その取り組みの一つは、今年度行ってきたウィキペディアタウンの実施。
図書館が取り組む際のコーディネート、広報のお手伝い、ノウハウを共有化し、
ブラッシュアップしていくことでもあります。
他にも地域と図書館がつながり、実践していくメニューがあれば、行って
いければと思います。

地域と図書館がつながる取り組みを実践する。
実践したことを共有、学び合い、よりよいものをみんなで考え他に展開していく。
図書館の取り組みを進める後方的な支援を行っていきます。

この「図書館」×「地域」ラボに賛同・ご協力いただく方にお声掛け
して、発起人飲み会を3月〜4月に何度か行いたいと思います。

第1回は、名古屋のグローカルカフェで行いました。

参加したのは、大学図書館職員、公共図書館職員、ウィペディアタウン
にご協力いただいている市民の方です。

行いたい趣旨をご説明したあと、ごはんを食べながら意見交換をしました。
盛り上がったのは、公共図書館でのラーニングコモンズについて。

一人で静かに本を読む図書館から、人と話すことでの学びを生む場所を
図書館の中につくっていく場所がラーニングコモンズです。

図書館の人ととしてはそれを進めていくためには壁となることがあるん
だなぁと思いました。人と学び合う時間と個人の時間をどう守るか。

ラーニングコモンズをどう導入していくかというところの戸惑いは、
図書館とはどんな場所で、学びをどう捉えるのかということの間での
揺れだと思いました。

図書館以外の世界、NPOや市民活動セクター、社会教育の現場では、
人と話し合って学ぶための場作りというのを大切にしているように
思います。

そちらに片足を突っ込んでいる私としては、そうした場をつくること
に違和感は感じないし、図書館にもあったらいいのになぁと思うこと
もしばしばあります。

だから図書館にないのはダメなんだということではなく、そこには
図書館と外の世界とで、価値観の違いがあるということを知るという
ことが大切なのだと思ってます。

その違いがあるということさえも、多くの市民は知らないですよね。
批判することから始まるのではなく、連携・協働することが知って
かわっていくことの始まりではないかと思います。

様々な学びの場を一緒に楽しくつくるところから始めていきたいと思います〜。

2017年02月01日

【イベントレポート】1月21日 ほんタビューゲーム

2人ペアになってインタビューし合う「インタビューゲーム」という定番プログラムがあります。
このインタビューゲームを、持参した「本」を素材にインタビューし合うようアレンジして「ほんタビューゲーム」を考案しました。

当日の参加者は3人。
2人1組になって、持ってきた本について15分話す人と、インタビューする人、その様子を見ている人と、役割を決めて、行いました。

通常のインタビューゲームは、テーマは決めずに、その人についてのインタビューをしていきます。

いつものインタビューゲームでは、15分話し続けるというのが難しく、いつも沈黙してしまいがちなのです。今回の「本」について語るときには、15分が短く感じました。

インタビュー側は、「自分の話をしない」というルールがあるのですが、ついつい「そうそうそ、その本のさ・・・」なんて、自分も本の話を始めてしまいそうになりました。

それぞれが、15分ずつ本について話した後は、自分が話を聞いた人がどんな話をしたのか、紙にまとめました。「紙にまとめる」という作業があることで、より深く相手の話を理解できると思いました。話しっぱなし、聞きっぱなしになってしまいがちですが、ペンを動かし、紙に書くってとっても大事なことなのだと思います。

15分ずつ話した後は、感じたことを付箋に書いてシェアしました。
下記が観想です。

「たった1冊の本からでもその人の背景が見えて来る気がする」
「その人の人生と本のエピソードが結びつく瞬間が面白い」
「本が読んだ人に意味を持つものになるかどうかはタイミング次第」
「話す中で本の捉え方やポイントなどが整理されていく」

めいめいが持ってきた「本」について、語ってもらう中で、その人が人生のどんな場面で出会ったのか、どんなことを感じ、学んだのかということが見えてきました。

本について「話す」だけのプログラムはよくありますが、それをさらに「書く」ことで、自分の中に落とし込んでいくのが、いいところだな〜と思います。

ほんタビューゲーム、とっても面白いプログラムだと思いました。

2016年12月03日

【イベントレポート】さいさいライブラリー 種から始まる絵本の世界

イベントレポート さいさいライブラリー 種から始まる絵本の世界
11月13日(日)10:00〜12:00 参加者 5名
場所:南生協病院 1階ふれあいルーム

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さいさいライブラリーは2〜3ヶ月に1度テーマを決めて本を持ち寄り紹介しあう場です。
今回のテーマは「種」です。
種というテーマで本や絵本を集めて紹介してくださる本の案内人は保育士として、
絵本の読み聞かせの活動もしている有馬直美さんです。

「種」と言えば、朝顔の種、ひまわりの種、柿の種、かぼちゃの種・・・くらいしか、
思い浮かばないという人も多いのではないでしょうか。
冒頭で、見たこともない色とりどりの種を見せてもらいました。
にんじんの種、大根の種、普段口にする野菜の姿は知っていても、種は見たことがありません。
普段の暮らしはたくさんの「種」に支えられているという当たり前のことに気づきました。

種がどのように実り、次の命を育てていくのか、そんな物語を記した絵本を紹介してもらいました。一粒一粒の種に存在する物語に驚き、わくわくするような楽しい時間でした。

当日紹介してもらった本はこちらに記録しています。
ブクログ↓
http://booklog.jp/users/ningen-library?category_id=2761507&display=front



2016年12月01日

ここたね文庫 お家にある本を旅に出す

【ここたね文庫 〜お家にある本を旅に出す〜】
家の本棚を断捨離したいな
この本は他の人に読んでほしいな
私の手元から誰かの手元に本を旅に出す。
おうちにある本を放出する本で成り立つのが、ここたね文庫です。
心(こころ)と地域に種(たね)を蒔くという意味を込め「ここたね文庫」と名付けました。
自分の手元から離れていき、また、誰かの心の中に種を蒔いていくといいなと思っています。

▼利用の仕方

・会費 2000円(2016年12月1日〜2017年3月31日)

・本を持ってくる場合・本をもらう場合はここたね文庫においてあるノートに日付・氏名・本のタイトルを記載してください。本がたくさんある場合は2〜3冊で結構です。

・利用希望の方は、ここたね文庫開放日に来て会費を納めてください。

▼ここたね文庫開放日
・毎週月・水・金 15:00〜21:00

・場所:にんげん図書館 寺子屋塾分館 地域資源長屋なかむら302号
 〒453ー0041
 名古屋市中村区本陣通5丁目6番地1
 地下鉄東山線「本陣駅」より徒歩8分
 地図:http://www.sr-com.org/access.html

▼お問い合わせ先
 にんげん図書館 山本茜
 090ー9938ー5175
 ehon.akane@gmail.com

2016年03月06日

【イベントのご案内】さいさいウチホンライブラリー みんなで持ち寄り循環する本棚

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に ん げ ん 図 書 館 
さいさいウチホンライブラリー
みんなで持ち寄り、循環する本棚
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にんげん図書館は本と人、人と人が出会う場作りをしています。

美味しい旬の有機野菜や、こだわりのスパイスで作るカレーを提供する、Cafe&Curry さいさいで、2ヶ月に1度
テーマを決めて本を持ち寄り、紹介し合う場を企画しています。

今回、お店に集う人々が本を交換しあう本棚を設置することになりました。

お家にある本を誰かの手元に旅に出し、
誰かの本があなたの手元にやってくる。
本が循環していく交換本棚です。

お店のコンセプトに合わせ、「食」にまつわる本をお持ちください。

この日は、持ち寄った本を紹介しあいます。おうちの本棚を眺めて、誰かにあげてもいいな〜という本や絵本や漫画や雑誌をご持参くださいね〜。持ってこれる本がなくても参加可能です!

◇日時:3月26日(土)10;00〜12:00
 終了後、希望者でカレーランチ。 
◇場所:Cafe&Curry さいさい
http://www.ninjinclub.co.jp/saisai/
名古屋市緑区南大高二丁目701番地 よってって横丁1階
JR南大高駅より徒歩1分
・南大高駅の改札を左に曲がると「よってって横丁」という看
 板が見えます。その建物の1階となります。
・南大高駅は普通しか止まりませんので、気をつけてくださいね〜。

◇参加費:800円
 
◇申し込み問い合わせ
にんげん図書館 山本茜
ehon.akane@gmail.com
090-9938-5175

にんげん図書館 〜本と人が出会うコミュニティ〜
ブログ:https://blog.canpan.info/future-library/
フェイスブック:https://www.facebook.com/peoplelibrary

2015年08月30日

ひとライブラリー青木ぶんちゃん

8月15 日(土)13:30〜17:00 場所:地域資源長屋なかむら 参加者6名
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ひとライブラリー 青木ぶんちゃん

ひとライブラリーは、その人を形成してきた本との出会い、本との関わり方を紹介していただく企画です。人の本棚の一部を見せていただくように、その人が出会ってきた本を紹介していただきます。

今回のゲストは青木文子さん(ぶんちゃん)
岐阜県で、司法書士事務所を構えながら、メイクアップアーティストやワールドカフェファシリテーターとしても活躍。最近は狩猟免許を取得したらしい!

集まった参加者6人のぶんちゃんとの関わりは人それぞれ。
20年来の付き合いである人もいれば、ブログで知っていて会うのは初めてという人もいた。
ぶんちゃんとの接点の場所により、見えているぶんちゃんの姿も違う。
どんなぶんちゃんの姿が立ち上がってくるのでしょうか?

今のぶんちゃんが生まれた原点

子どもの頃、尊敬していた人は田中正造、宮澤賢治、ガンジー。
その生き方、本から学んだことは、「現場に立つこと」「被支援者=支援者 人は支援される・支援する側と分けることができないのではないか?」「常に当事者としてある」ということ。

大学では、農村社会学を学び、日本の各地でフィールドワークを行う。
農家に突撃しおじいちゃん、おばあちゃんの昔話を聞く取り組みを重ねる。
最初は「お前なんかに話すことはない!」と言われても、めげずに訪問を試み、話を聞く。
目の前の人が自分の物語を語ること、聞く人がいることで、相手が変容するのを目の当たりにする。

人生がフィールドワーク
大学教授になることを薦められるが「フィールドワークはどこでもできる!」と思い、
人生のフィールドワークが始まる。

結婚・出産を経て、どう働き、生きていこうかと悩んだ時、「あなたも作家になろう」(集英社)を
読んだことから毎日日記をつけることになり、日記をつける中で、自分の思いが見えてきた。
経済力が自分はほしいのだ≠ニ気がつき、自分で身を立てることができる司法書士を選び、
そこから4年間勉強して司法書士試験に合格。

「司法書士はフィールドワークである」と、最初から思っていたわけではなく、司法書士として仕事をする中で気付いたこと。離婚、相続などの問題を抱え、でぶんちゃんに相談に訪れる人に向き合うことは、大学時代のフィールドワークの経験に重なる。

「支援者=被支援者」と子どもの頃に思っていたこととぶんちゃんが司法書士として、ファシリテーターとして行っていることに何も変わりはない。

自分の目で見る。会いたいと思った人には会いに行って、自分で考えて、調べて、本を読む。
掘って掘って掘りまくり、選択する道を選ぶ。
なかなかここまで調べたり、行動したりできないなぁ・・
ぶんちゃんの人生の過程はフィールドワークそのもの。
自分で選択し、自分で決めることを引き受ける強さを感じる。
その強さを人には押し付けない。
目の前の人の見え方、感じ方も尊重して、対話をしていく優しさも感じる。

最後に「ぶんちゃんという本にコピーをつける」という時間を持った。
ぶんちゃんは、魔女の宅急便のキキみたいという人がいて、「わかるわ〜」と思った。
ほうきに乗って、呼ばれたところに飛んでいき、話を聞く。
そんな姿はぶんちゃんみたい。

ぶんちゃんそのものが物語で、味わい深い物語を読んだ後の充実感で満たされる時でした。


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ぶんちゃんの本棚
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ぶんちゃんが紹介してくれた本はこちらに全てアップしました。
にんげん図書館ブクログページ

2015年07月22日

【嬉しい出来事】にんげん図書館に参加した図書館司書さんからの感想

6月14日、29日に実施した「図書館を遊ぼう」に参加し、妖怪保存会の島田さんのお話を聞いた図書館司書の方から嬉しいメールをいただきました。


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『企画ってこんなに簡単にできるんですね・・という想いは、島田先生の話を聞いてますます強くなりました。思うに、組織の中で実施する難しさもありますが、変なことはできない、それなりの人数を集めなければならないというハードルが事を大変にしているような気がしました。

初めから5・6人を対象としたイベントは私の図書館ではやりません。

好きなことを、人数の縛りなく集まった人と一緒にやるというイベントは楽しめそうですが
公的機関の正式行事として行うのはなかなか難しいです。

ただ、今回のイベントでそのようなことも図書館を使ってやれる。ということはわかりました。
図書館が行うのではなく利用者に行ってもらえばいいのです。
職員も一利用者として図書館を会場としたイベントを行えばいいのです。

そして話せる場が必要ということも痛感しました。
職員はもちろんのこと、利用者の間でも図書館内の話せる場を作ることに対しての認識に差があるのでなかなか難しいですが、単なる雑談できる場所にするのではなく、それなりの意識を持った人たちが集える場とすべくいろいろ考えてみたいと思います。』

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にんげん図書館の企画を始めたとき、図書館や本と人が出会う場を作る人々の力や知恵を引き出したいと思いました。
サービスを提供する側、利用する側という関係を超えて、対話することで、見えてくるものがあるのではないかと思っていました。

私は大学生の頃、図書館に入り浸り、司書さんにあれこれ相談しながら卒論を書き進めていました。
図書館でアルバイトしていたのもあり、図書館司書さんって面白い、好奇心旺盛な人がたくさんいる!と思っていました。

そうした私の認識とは裏腹に、図書館のカウンターの向こうにいる人とは話したことがない・・と、多くの人は言っていて、一般市民にとっては遠い人たちなのだと思いました。

図書館が、地域社会と、そこに生きる人々の力を引き出し、地域の未来をつくる情報が集まる場となるには、図書館をつくる側と、利用する市民との断絶を超えていくことが必要なのでは・・思っていました。

図書館司書さんが、世の中にいる人々の面白さに出会う、目の前の場をかえていこうという力が湧いてくる・・そうした出会いが大切なのだと思います。

この方が、“利用者にやってもらえばいいのだ”と気づいたことは、図書館に集う市民と共に考え、共に場をつくる始まりではないかと思います。

対話をすることで、場は開かれていくのだと思います。

イベントは参加者が100人という大きな規模のものもあれば、にんげん図書館のような小さな対話の場と、様々な規模、内容のものがあると思います。
にんげん図書館のような小さな対話の場も一つの参考となれば嬉しいです。

にんげん図書館をしてきて、願ってきたことでこうした声が聞かれたことがとっても嬉しかったです!

2014年10月25日

ひとライブラリー まこみの本棚 〜まこみの素顔に出会あうときめきトゥナイト〜

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にんげん図書館 11月5日(水)
ひとライブラリー まこみの本棚
〜まこみの素顔に出会あうときめきトゥナイト〜
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にんげん図書館は、人と本が出会う機会をつくるコミュニティです。

ひとライブラリーは、その人形成してきた本との出会い、
本との関わり方を紹介していただく企画です。

人を通して本に出会うことは、本が読みたい!わくわくという気持ちを生み出し、その人の普段見えてなかった一面を知ることにもなります。
そして、その人自身も多くの情報を含む「本」と考えます。

人の中にある物語と、一人の人が生きてきた道にある本に出会う場です。
今回の「本」になる人は、まこちゃんこと加藤舞美さんです。本を開くと出会える世界をお楽しみに。

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◇11月5日(水)19:00〜21:00

◇場所 地域資源長屋なかむら
(地下鉄本陣駅より徒歩8分)
地図はコチラ http://www.sr-com.org/nakamura.html
〒453-0041 名古屋市中村区本陣通5丁目6番地1
地域資源長屋なかむら1階

◇参加費 500円

◇定員 10名

◇「本」となる人 
加藤舞美(かとう まいみ)さんはこんな人

通称・まこ、もしくは、まこみ。
1987年、愛知県豊橋市の片田舎生まれ。
なぜか少女漫画雑誌「なかよし」を親に買い与えられていたため、CLAMPの作品にハマる。
母親が画材を持っていたので、それを借りてイラストと漫画を描くことに夢中になる。

中学生のときに同人誌という存在を知り、同人コミュニティに出入りしながら、フリーペーパーを作成したり、文通を続けいくつかの同人サークルにゲスト参加。

大学に入り突如、経営コンサルタントの人たちや他大学の学生とボランティア活動をすることになる。
それをきっかけに、在学中から地域活性、環境、教育などの活動に関わり、学部卒業時から大学院在籍期間において、チームづくりや対話の場についてに関心を持ち、愛知淑徳大学コミュニティ・コラボレーションセンターにて様々な大学生のニーズをきく。

2012年4月から名古屋市市民活動推進センターにて勤務。
そして、\hey,shiramaco/の「まこ」として、神出鬼没な生中継「しらまこトークショー」を主宰したり、対話の場で使いやすいツールについて考えています。

まこみキーワード
「トカゲのしっぽ切りのごとく、切っても切ってもまだ切れる、得体が知れず無尽蔵」
「情報を摂取している」
「楽しむことに肉食系」

◇申し込み、問い合わせ
にんげん図書館 山本茜
ehon.akane@gmail.com 090−9938−5175


◇にんげん図書館とは◇
出版、図書館、書店関係者、読者とが「本が好き」でつながり、本に出会う機会をつくるイベントを実施しています。
本をテーマにしたイベントを定期的に行っています。
フェイスブック:http://www.facebook.com/peoplelibrary
ブログ    :https://blog.canpan.info/future-library/

2014年09月27日

にんげん図書館 まちライブラリー 食べ歩き 名古屋で世界旅行

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にんげん図書館 まちライブラリー
食べ歩き 名古屋で世界旅行

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にんげん図書館では、本の外を出て、街にあるもの、
生きる人、文化、歴史、産業・・など、この地球にある
もの全てを「本」と捉えています。
街にあるもの、生きる人に出会い、知ることを楽しむ
企画がまちライブラリーです。

今回は地元名古屋の出版社である風媒社より名古屋で
世界を感じられる場所を紹介した、「食べ歩き名古屋で世界旅行」
を執筆された著者のお二人と、本の中で紹介されている
お店のオーナーにお話を聞かせていただきます。
お店は全国でも珍しいウイグル料理を出すお店です。
ウイグルの文化やお料理と一冊の本の奥にある物語を楽しみ
ませんか。

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◇日時:10月4日(土)18:00〜20:30 開場:17:30

◇場所:香膳
    名古屋市守山区喜多山2-2-14(名鉄瀬戸線「喜多山」駅からすぐ)

◇参加費(お料理代、印刷資料費含む)3500円
◇定員 10名
◇内容
「食べ歩き名古屋で世界旅行」(風媒社)の執筆者のお二人、お店のオーナー
とのインタビュートークとウイグル料理をいただく。

(ゲスト)
 河村槙子さん(NPO法人多文化共生リソースセンター東海)
 水谷洋子さん(アムネスティ・インターナショナル日本「わや」グループ
         名古屋NGOセンター会報編集委員)  
◇申し込み問い合わせ

下記のフォーマットに記入の上、下記申込み先にお送りください。
お名前:
ご所属:
ご連絡先(携帯電話)
イベントを知った経緯(○○さんからの紹介等):

◇申込み先
にんげん図書館 山本茜
ehon.akane@gmail.com 090-9938-5175

◇主催 
にんげん図書館 〜本と人が出会うコミュニティ〜
ブログ:https://blog.canpan.info/future-library/
フェイスブック:https://www.facebook.com/peoplelibrary
投稿

2014年07月30日

【イベントレポート】ひとライブラリー 蒲池卓巳さんの本棚

ひとライブラリー 蒲池卓巳さんの本棚 
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日時:7月27日(日)14:00〜16:00 
場所:地域資源長屋なかむら 参加者7名

ひとライブラリーは、その人形成してきた本との出会い、
本との関わり方を紹介していただく企画です。
人を通して本に出会うことは、本が読みたい!わくわくという気持ちを生み出し、その人の普段見えてなかった一面を知ることにもなります。
そして、その人自身も多くの情報を含む「本」と考えます。
人の中にある物語と、一人の人が生きてきた道にある本に出会う場です。

「本」となる人として、蒲池卓巳さんをお招きしました。
三冊書店の実施でお世話になり、お話するうちに、関心の幅がとても広い、どんな本の世界が広がっているのかな〜と、お話を聞いてみたくなりお願いしました。

(プロフィール)
1980年名古屋市生まれ。長善寺(真宗大谷派)副住職。法務の傍ら、お寺という場を活かして三冊書店や落語会など企画している。民俗芸能の地芝居(地歌舞伎)に魅了された末、地歌舞伎役者となる。2011年より「地芝居ポータル」というサイトを運営。2014年は豊田市のアートプロジェクト「とよたデカスプロジェクト」にて、お寺の境内を舞台にした仮面劇『祝祭〜マツリをつくる〜』を仲間たちと共に取り組む。
「この話をいただいた時、最初に浮かんだ本は立花隆の『青春漂流』でした。寄り道の20代を経て、この本に出てくる若者たちのようにやっと歩き始めたと思います。」
地芝居ポータルHP http://www.jishibaiportal.com/
とよたデカスプロジェクトHP http://decasu.jp/maturi/

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蒲池さんがもってきてくださった本の中から気になる一冊を取り出し自己紹介。
古びた時刻表、全国芝居小屋を紹介した本、レ・ミゼラブル、宮部みゆき・・
どんな時にこれらの本に出会ってきのかな??と想像が膨らみます。

お祭りでの蒲池さん、お寺の副住職としての蒲池さん。
違う側面から知っていた方も初めて会う方も、本の歴史を通して、違った側面に出会う
機会となりました。今の蒲池さんがどこから来たのか、どんな気づきや経験からつくられている
ものなのか、蒲池さんの奥にある物語に出会いました。

一人の人も様々な側面がありますが、本にも様々な側面があると思いました。
その人の生きていく過程の中で、その本が存在する理由や意味はそれぞれに違っています。
同じ本に出会っても、私なら違う風に読み取ったかもしれません。
その人を通して本に出会うことで、また違った表情を見せて、1冊の本は私たちの前に現れます。もっともっと本に出会い、人に会いたくなりました。

蒲池さん、ありがとうございました!


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