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2015年07月22日

【嬉しい出来事】にんげん図書館に参加した図書館司書さんからの感想

6月14日、29日に実施した「図書館を遊ぼう」に参加し、妖怪保存会の島田さんのお話を聞いた図書館司書の方から嬉しいメールをいただきました。


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『企画ってこんなに簡単にできるんですね・・という想いは、島田先生の話を聞いてますます強くなりました。思うに、組織の中で実施する難しさもありますが、変なことはできない、それなりの人数を集めなければならないというハードルが事を大変にしているような気がしました。

初めから5・6人を対象としたイベントは私の図書館ではやりません。

好きなことを、人数の縛りなく集まった人と一緒にやるというイベントは楽しめそうですが
公的機関の正式行事として行うのはなかなか難しいです。

ただ、今回のイベントでそのようなことも図書館を使ってやれる。ということはわかりました。
図書館が行うのではなく利用者に行ってもらえばいいのです。
職員も一利用者として図書館を会場としたイベントを行えばいいのです。

そして話せる場が必要ということも痛感しました。
職員はもちろんのこと、利用者の間でも図書館内の話せる場を作ることに対しての認識に差があるのでなかなか難しいですが、単なる雑談できる場所にするのではなく、それなりの意識を持った人たちが集える場とすべくいろいろ考えてみたいと思います。』

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にんげん図書館の企画を始めたとき、図書館や本と人が出会う場を作る人々の力や知恵を引き出したいと思いました。
サービスを提供する側、利用する側という関係を超えて、対話することで、見えてくるものがあるのではないかと思っていました。

私は大学生の頃、図書館に入り浸り、司書さんにあれこれ相談しながら卒論を書き進めていました。
図書館でアルバイトしていたのもあり、図書館司書さんって面白い、好奇心旺盛な人がたくさんいる!と思っていました。

そうした私の認識とは裏腹に、図書館のカウンターの向こうにいる人とは話したことがない・・と、多くの人は言っていて、一般市民にとっては遠い人たちなのだと思いました。

図書館が、地域社会と、そこに生きる人々の力を引き出し、地域の未来をつくる情報が集まる場となるには、図書館をつくる側と、利用する市民との断絶を超えていくことが必要なのでは・・思っていました。

図書館司書さんが、世の中にいる人々の面白さに出会う、目の前の場をかえていこうという力が湧いてくる・・そうした出会いが大切なのだと思います。

この方が、“利用者にやってもらえばいいのだ”と気づいたことは、図書館に集う市民と共に考え、共に場をつくる始まりではないかと思います。

対話をすることで、場は開かれていくのだと思います。

イベントは参加者が100人という大きな規模のものもあれば、にんげん図書館のような小さな対話の場と、様々な規模、内容のものがあると思います。
にんげん図書館のような小さな対話の場も一つの参考となれば嬉しいです。

にんげん図書館をしてきて、願ってきたことでこうした声が聞かれたことがとっても嬉しかったです!
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