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2013年10月16日

【イベントレポート】街を愛でる 大門界隈

街を愛でる 中村区大門界隈
9月23日(月) 現地調査お散歩 
10月14日(月)事後学習@中村図書館
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今回は名古屋市中村区の大門商店街付近を訪ねます。
ここには、大須の旭遊郭から移転した遊郭「中村遊郭」がありました。
大正末期から昭和初期にかけては東京・吉原に並ぶ全国屈指の歓楽街として
繁栄していました。その後、売春防止法により、遊郭はなくなりましたが、
当時の姿を知る建築物が街には残っています。街の記憶をたどるお散歩です。
14日には、中村図書館のご協力をいただき、図書館で所蔵している資料を
ご紹介いただきました。
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〜今回の案内人〜
大門に事務所を構えるNPO法人ささしまサポートセンターの定森さん
大門生まれ・大門育ちの森さん
都市計画、街の意匠に興味があるさきさん

〜9月23日(月)の様子〜
昭和30年代の地図を片手に、街歩き。
昭和10年当時は140件の遊郭が軒を連ね、集う人々を相手にした飲食店、生活雑貨、銭湯などの商店で大変な賑わいを見せた町。その痕跡を探しながらのお散歩でした。

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今はデイサービスセンターになった旧遊郭


昔の地図や写真と照らし合わせ、今も残るもの、屋号が業態が変わったもの、駐車場やスーパーになったところなどを探しながら歩きました。
この建物はなんだろ?とか、ここにどんな看板がかかっていたんだろ?などと、想像したり、
昔の姿との一致を見つけるのは、宝物を発掘するような楽しさでした。


〜10月14日〜

中村図書館さんにご協力をいただき、図書館で収集している地域の郷土資料、関連資料をご紹介いただきながら、お散歩の内容をより深めるワークショップとなりました。
大須旭遊郭から、このエリアへと場所を移して発展したのが、大門の遊郭。
当時田んぼしかない景色の中を、造成して、市電を引き、歓楽街を築き、商店も立ち並ぶようなった。・・・その開発の仕方って、ショッピングセンターを郊外にもってくるのと同じだと思いました。その手法は変わっていないのですね〜。

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中村図書館の司書さんに所蔵している本を紹介していただきました。図書館員さんが地域の小学校、個人で持っている資料から、中村区の歴史、文化について記載のあるものを拾い、テーマごとに、掲載ページ数を記した、件名目録に一同、驚き!月日と労力を要する仕事に頭が下がる思いでした。


街が発展する、開発が進むことの背景には、地理的要因や当時の政策があるということも見えずに過ごしているなと思いました。全てが生きた人間がつくってきたストーリーで、そこにストーリーを感じると、共感性を持って地域を眺めることができると思いました。

歴史の授業の本来の意味ってこんなことだと思いました。
生きた人間の選択の行動によるものと、イメージすると、昔のことも親しみを持ってみることができ、そこに今を生きる人が学ぶ知恵があるのだと思います。

刻々と消えてしまう情報、価値との出会いを大切にして、地域にある本に出会う企画を今後もしていきたいと思いましたー晴れ









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