地域の皆さんから集めた写真を眺める小田井写真館を行いました。
この取り組みの発端は4月に、小田井の街並みを描いたペン画を展示する企画に参加したこと。
こうした資料を大切にしていく何かをしたいね・・と地域の街づくり団体の三ツ川タウンの伊藤さん、長善寺の蒲池さんとお話ししていたことがきっかけです。
地域の古い資料や写真に出会うとなんとかして残さなくてはという気持ちに駆られます。
でも、未来永劫、持続できるような責任や体制を取れるだろうか?と考えた時に、そんなことはまだまだできないし、形にするよりも大切なことがあるのでは?ということを思いました。
どこかに保存され、いつでも見られる環境になった途端、それもまた風景のように特別感のないものになり、埋もれてしまうのではないかと思います。
地域の中に残る写真や資料に出会う、大切に思う、出会う機会をつくることがまずできることなのでは??
それなら地域の人に声をかけて集めてみようということで、小田井写真館という企画は生まれました。
写真と一緒に、その地域の地図や新聞、関連資料も集めました。
この街に最近住み始めた人、30年前から住んでいる人、住んだことはないけど、地域の歴史が好きな人、様々なところから「まち」に関わる人が来て、写真を手に取り、おしゃべりしていきました。
通りすぎてしまった時間の空気や風景。かつて自分が立っていた場所、風景を思い出す。
ポツリポツリと話すそんな時間を過ごすことができました。
今回の取り組みに賛同いただき、写真を提供してくださった方
また地域の方にお声掛けして集めてくださった、三ツ川タウンの伊藤さん、長善寺の蒲池さん、ありがとうございました。
2019年11月25日
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