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7月3日(日)喜多明人さん講演会「不登校の子どもの権利と子どもの権利条約」。[2011年06月30日(Thu)]
6月の例会が終わりました。
今月の例会では「当たり前・普通ってどういうこと?」がキーワードでした。

何気なく使っている「当たり前」とか「普通」という表現ですが、いったい何が「当たり前?」「普通?」と考えてみると、あれあれ当たり前とか普通と思っていたことが実は違うことに気が付きます。

「学校に行くのが当たり前」と言われますが、本当にそうでしょうか?

「不登校」を否定的に見るか、肯定的に見るか、それは天と地の差です。

「不登校」を否定的に見て、不登校をしている子どもたちを本人の気持ちを十分きかないまま学校に行くことを強制することは、一つもいいことはありません。
ですが、学校に行くのが当たり前だと思っている学校や教育委員会や各種相談員の皆さんは、せっせと学校復帰策を行っています。

苦しいまま学校に戻って、しかしその後ひきこもりになるということが珍しくありません。
何がよくなかったのか、しっかり大人たちが振り返らなければ、子どもたちは貴重な子ども時代を生き生きと過ごすことができません。

その「不登校」について、貴重なお話をきける講演会が7月3日にあります。
今回のお話は、今まで沖縄で語られてきたこととは全く違うことだけは想像がつきます。

7月3日の講演会 (詳細は、おきなわ子どもの人権を考える会のブログをご覧ください。)

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子どもの権利について考える 
     −「子どもの権利条約」から学ぶ− 第6回

          喜多明人さん講演会

  「不登校の子どもの権利と
            「子どもの権利条約」」


日 時:2011年7月3日(日)13時30分〜16時30分 

場 所 : 沖縄県男女共同参画センター「てぃるる」 3階 研修室1

講 師:喜多明人さん

参加費:1,500円(18歳以下無料) 

参加対象:どなたでも参加できます。

申し込み必要です。申し込みはメール・電話にてお願いします 
      
(※メールの場合、迷惑メールとの区別のため、件名に「第6回集まり参加」または「喜多さん講演会参加」と入れてください。件名に、何も入っていない場合や添付ファイルがついている場合、迷惑メールとの判別が難しいものが入っている場合は、メールそのものを開かず削除いたします。ご了承ください。)

主催/申し込み先/お問い合わせ:おきなわ子どもの人権を考える会

                      TEL:090−4516−5214
                      mail: okinawa-child-rights@r4.dion.ne.jp

                      https://blog.canpan.info/okinawa-kodomo/
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不登校をしている子どもたちも、保護者の方も元気が出てくるお話がきけると思います。
日本の中の最新の情報です。
「不登校」について、もう十分わかっているという方も、ぜひ参加してみませんか。
6月25日例会の開催について。[2011年06月25日(Sat)]
沖縄のそばを台風が通っています。
その影響で、現在沖縄本島では、強い風が吹いています。

この前の台風の時は風が猛烈に強く、雨がほとんど降らなかったために台風の被害が多かったので、今回の台風も心配です。

前回の台風はちょうど5月の例会の日でした。
そして、ちょうど明日25日は6月の例会の日です。

たまにしか来ない台風ですが、今年は当たり年みたいです。

例会は、会場として使わせてもらっている沖縄県男女共同参画センター「てぃるる」が閉館になった場合に中止になります。

「てぃるる」が開いている間は、例会を開きます。

「てぃるる」が閉館になる場合は、暴風警報が出てバス・モノレールなど公共の乗り物が止まった時です。

台風の予報と外の天気の具合を見て、安全に気を付けてご参加ください。

例会については→https://blog.canpan.info/futoukou-oki/archive/271

尚、今後の予定としては7月3日に「不登校の子どもの権利と『子どもの権利条約』」というテーマで講演会があります。
詳しくは→https://blog.canpan.info/futoukou-oki/archive/270
「不登校と医療のいまを考える」。[2011年06月19日(Sun)]
子どもが不登校をすると、不思議なことに学校や教育委員会から「病院には行きましたか?」「病院に行ってください」と言われることが多いようです。

「不登校」をすると病院へ行かなくてはいけないという思い込みが学校や教育委員会にあるのでしょうか。
最近では、親御さんの方からお子さんを病院へ連れていく方も増えているようです。

単純に「学校に行きたくない」もしくは「学校に行けない」と言ったり体が動かなかったりするだけなので、だいたいは学校に行かずに家で休んでいると元気になります。

不登校が続くと親や家族・親せき・周りの大人たちが、不登校をしていることを責めたり人格まで否定するような言動を続けることが多いと思います。
そうすると、それまで元気だった子どもは自分を肯定できず、うつ状態になることもあるでしょう。

その状態の時に病院に行けば、なんらかの病名がついてしまうかもしれません。
つまり「不登校」に理解の無い医師のもとでは誤診されてしまう可能性が大きいわけです。

本当の病気なのかどうかは「不登校」のことが十分理解できていないと診断できないはずですが、実際はどうでしょうか。

現在では、医療の学会でも「不登校」は精神医療の対象ではないという考え方になりつつあるようです。
その中で、学校や教育委員会、スクールカウンセラー・スクールソーシャルワーカー・各種相談員などの方たちが、不登校の子どもたちに対して病院に行くように勧めている場合は、単なる勉強不足かあるいは知っていてわざと問題をすり替えるために言っているのかどちらかだろうと思います。

「登校拒否・不登校を考える全国ネットワーク」が福祉医療機構の助成金で行った「医療関係者とのネットワークづくり助成事業」の報告書「不登校と医療のいまを考える」に興味深い内容が載っています。

登校拒否・不登校を考える全国ネットワーク
    ↓
http://www.futoko-net.org/

報告書「不登校と医療のいまを考える」
(全部で186ページありますので、ダウンロードに少し時間がかかります)
    ↓
http://www.futoko-net.org/news/futoukou_to_iryou_no_ima.pdf

「学校から病院をすすめられた」、「病院に連れて行こう」と考えているという親御さんへ、
病院に行く前に、ぜひ一度この報告書をご覧いただき判断していただければと思います。
「不登校」に障害という要素が入った時。[2011年06月18日(Sat)]
子どもたちが持っている個性はいろいろなので、「不登校」と言っても背景は様々です。
どうしたらいいのかは当然一人ひとり違います。

傷害を持っている子どもたちが「学校に行きたくない」と言ったら、そして長期にわたって「不登校」をしたら、障害を持っていない子どもたちとは違う対応になってしまうのでしょうか。

「不登校」をしている子どもたちは障害があるとかないとかよりも、その子らしくその子自身が自分のことを決めて行動するということだと思います。
知的に障害があっても、全部親が決めていいということはないと思います。

障害があっても障害がない子どもたちへの対応と違いはなく、障害の程度を考慮に入れつつ、その子にあったやり方を探していくということがいいのではないかと思います。

「不登校」をしている子どもたちにとって、「早くしなさい。」「みんなと同じことをしなさい。」と周りの大人たちから言われることがストレスになっていることが多いです。
それは障害を持っている子どもたちが、「早くできるようになりなさい。」「健常者と同じようになりなさい」と周りの大人たちから言われていることと同じことではないかと思います。

「不登校」は子ども一人ひとりにあった学びの方法をとることができることだから、障害を持っている子どもたちにはあっているのではないかと思うのですが、親御さんたちの気持ちはそうはいかないようです。

障害があってもできるだけ健常者と同じことができるように訓練しよう、という気持ちもわからなくもないですが、子どもの教育を親が一方的に決めていいことなのか少し疑問も残ります。
これは、インクルージョンを否定しているのではありません。

よく間違って「発達障害の二次障害で不登校になる」と言われたりします。
障害があるからではなく、周りの対応が不適切なために不登校になるのです。
しかし、実際はそうは思われず、他の子どもたちと同じように学校に行けるように訓練(?)しようという発想になります。
場合によっては、病院に連れていかれて不必要な薬を飲まされることもあります。
それは、勘弁願いたい話です。

障害があってもなくても、「何がしたいのか、どこにいたいのか、大人たちにどうしてほしいのか」を、可能な方法で子ども本人の気持ちや意思を聞いてから判断していただきたいです。

今年は、沖縄県内で障害に関する大会などがいくつか行われるようです。
実際参加してみないとわからないので、参加してみたい気もしますが、「学校に行かせたい」オーラ全開の方々に会うのもエネルギーをいっぱい使うことなので、遠慮しておこうと思います。
2011年6月例会のお知らせ。[2011年06月16日(Thu)]
暑い、暑い沖縄の夏が始まったばかりというのに、もうすでに暑さに負けそうです。

今月6月の例会は、次の通りです。
     ↓
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6月25(土)13:30〜16:30 

    場所:沖縄県男女共同参画センター「てぃるる」 
                   4階研修室3


    参加費:1家族300円(2010年4月からお願いしています)

  ※ 1階の案内板には、部屋を借りている時間が表示されています。
    開始は1時30分ですので、お間違えのないようにお願いします。

  ※ 公共施設のため、駐車場が十分にありません。
    地下駐車場が満車の場合は、お近くの有料駐車場にお停めください。

  ※ 不登校のお子さんの保護者の方へ
        例会参加の事前申し込みは不要ですのて、お気軽にお越しください。


※ 当会は不登校について多くの方に一緒に考えてもらいたいと思い、会の名前に
   「市民の会」を入れました。
   そのため、当初は例会の参加に制限をつけていませんでした。
   しかし、当事者(不登校・ひきこもりのお子さんの保護者の方、不登校・ひきこもりを
   している本人)の方のお気持ちを最優先するため、制限をつけることにしました。

   不登校・ひきこもりの支援をするお立場の方は例会の参加をご遠慮くださ
   いますようよろしくお願いいたします。

  支援・援助をされるお立場の方で不登校についての情報をご希望の方は会まで
  ご連絡ください。

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例会参加を不登校・ひきこもりのご本人やそのご家族(当事者と呼んでいます)に限定してから、例会参加者の方から「安心して参加できる」と言われ、やはり当事者以外の方には遠慮してもらってよかったと思っています。

誰でも参加自由にしていたころは、不登校を否定的に見ている方や、興味半分に話を聞いてみたいという方が参加されることがあり、部屋の中にピピピッと緊張感が走っていました。

不登校・ひきこもりをしている子ども・若者たちやその親にとって、自分たちをありのままに受け入れてくれない周りの人の言動は、助けになるどころか強い圧力になります。

せめて例会だけでもほっとできる場所にしなければ、意味がありません。

「不登校・ひきこもり」を否定している方やよく調べていない方からの声掛けや質問も、当事者にとっては非常に不快に感じるものです。

一見質問というのは、何も問題が無いように思われると思いますが、「不登校・ひきこもり」に関して発せられる質問には、すでにメッセージが込められていることが多く、当事者はそれを敏感に感じ取っています。

「どうして学校に行かないの?」の質問は、「学校に行くのが当たり前なのに、どうしてあなたは行かないの?」というメッセージが入っています。

質問する側がある程度調べていたり、相手を傷つけないようにするにはどうしたらいいかということがわかっていないと、適切な質問はできないし、相手を不快にさせてしまいます。

以前、福祉や教育の現場で働きたいと思っている学生さんたちから「不登校について学びたいので、例会に参加したい」という連絡をいただくことがありました。

その時、「不登校についてどれくらい調べましたか?」と聞くと、「全くわからないので、直接親御さんの話を聞きたい」という返事が返ってきていました。

そういう学生さんたちにまで、手が回らないので、当然例会参加をお断りしました。

こんな経験もあって、当事者以外の方の参加をお断りするようになったのでした。

このことをずっと忘れていたのですが、昨日ある大学の学生さんたちとお話しする機会があり、思い出しました。

そして、学生さんたちが例会に参加したいと連絡してきた理由は、実は大学の先生たちから課題が出されていたのかもと、昨日初めて気が付きました。
それは、不登校の当事者にとっても学生さんたちにとってもなんだかなぁ〜という感じです。

知らない分野は、どこからどう調べたらいいかわからないということもあるでしょうが、最低限のことは下調べをしてからお願いします。

誰でも参加自由にしている勉強会も月1回やっていますので、ぜひ勉強会にご参加ください。
ただし、不登校ビジネスの方・不登校を否定的に考えるている方は、参加できませんので、ご了承ください。
7月3日喜多明人さん講演会「不登校の子どもの権利」[2011年06月14日(Tue)]
毎年不登校の子どもたちも小学校・中学校を卒業していきますが、また新たに不登校をする子どもたちがいます。
そうやって毎年同じくらいの不登校の子どもたちの数がカウントされるわけです。
当然ですよね、子どもたちが登校を拒否している学校そのものが何も変わらないのですから、不登校の数が減るわけがない。

不登校の原因がとやかく言われますが、これだけ多くの子どもたちが学校に行かないと言っているのですから、そろそろ学校の方も見直してはいかがでしょうか。

不登校をしている子どもたちは、学校に行かないだけで大人たちからひどい扱いを受けています。
不登校の子どもたちも人間です。
人として尊重されるべき子どもたちです。

その不登校の子どもたちの権利についての講演会があります。
     ↓
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子どもの権利について考える 
             −「子どもの権利条約」から学ぶ− 第6回

          喜多明人さん講演会

  不登校の子どもの権利と
            「子どもの権利条約」


 「不登校」に対して、どのようなイメージを持っていますか?
「不登校」は問題行動と言われることが多いですが、果たしてそうでしょうか。

不登校をしている子どもたちの多くは、学校に行かないことで否定的なまなざしで見られ、毎日を生き生きと過ごせているとは言えない状況にあります。
不登校をしている子どもたちが置かれている環境について、一緒に考えてみませんか?

「子どもの権利条約から学ぶ−第6回」は、喜多明人さんから不登校をしている子どもたちの権利についてお話を聞きます。
皆様のご参加お待ちしております。

日 時:2011年7月3日(日)13時30分〜16時30分 
場 所 : 沖縄県男女共同参画センター「てぃるる」3階 研修室1
講 師:喜多明人さん
参加費:1,500円(18歳以下無料) 

主催/申し込み先/お問い合わせ:おきなわ子どもの人権を考える会
                      TEL:090−4516−5214
                      mail: okinawa-child-rights@r4.dion.ne.jp
                      https://blog.canpan.info/okinawa-kodomo/


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詳しいことは、おきなわ子どもの人権を考える会にお問い合わせください。

チラシは→https://blog.canpan.info/okinawa-kodomo/archive/216

詳しい内容は→https://blog.canpan.info/okinawa-kodomo/archive/214

きっと目からうろこのお話がきけると思いますよ〜。
親は子どもの一番の理解者になってください。[2011年06月09日(Thu)]
月一回の不登校の勉強会が終わりました。

勉強会でも例会でも、参加される方の求めている情報が違いかなりの温度差を感じることがあります。
人はみな違うのだから、それは当然なのですが、「不登校・ひきこもり」をどう考えるかという点では、方向を間違えるとますます子どもたちを追い詰めていく方に向かっていくので、そこをどう説明し情報提供するのかということが課題になります。

「不登校・ひきこもりなんて全くわからない」とか、「不登校・ひきこもりは悪いことだ」とはっきり言われた方が説明しやすいし、前向きな議論がしやすいです。

たくさん情報提供してもなかなか伝わっていないと感じるのが、「不登校・ひきこもりはもうわかっている」と言われる時です。

わかっていると言われても、わかっているようには思えない。
それで、一生懸命説明するのですが、それもなかなか・・・。

どんな分野でもどんなことでも同じだと思いますが、「もうわかっている」とわかったつもりになった時点で学びがストップして、そこから先は新しい情報や概念が入っていかない。
どんなことでも、「ここで終わり」ということはなく、生きていく間は常に学び続けるものだと思います。

1年前の自分と今の自分とでは同じだと思っていても、必ず変化があるはずです。
大人だからもう完璧に学び取ったということは、言えないと思います。

「学校に行きたくない」と子どもが言っている時に、どうしても「いいよ。」とは言えないし、不登校を認められないというのは、ほとんどの方が経験済みだろうと思います。

そうやって不登校が長期化していくことも非常に多いです。

これまで、20年・25年くらいかけて不登校の親の先輩たちが積み上げてきた経験から学んで子どもへの接し方を変えると、もう少し子どもたちが楽に成長していけるのではと思います。

しかし、現実には子どもを責める・追い詰めるということ、不登校を否定して子ども本人の心・気持ちまで否定し傷つけることを、多くの皆さんが同じようにやってしまっています。

「不登校」の特効薬なんてない。
一人一人違うので、「こうやったらいいですよ」というものが無いので、どうしたらいいかわからないということもあります。

でも、いい加減親自身の気持ちを子どもに押し付けるのではなく、子どもの話を聴いて子どもの意思を尊重する親になってほしいです。

「不登校」のきっかけや原因は、学校であり、学校との関係がうまくいかないことです。
決して家庭や親に原因があるわけではないと考えます。

しかし、「学校に行きたくない」という子どもの訴えを無視して、「不登校の原因は学校にあるのだから、学校の方で子どもが学校に行けるようにしなさい」というのは、ちょっと筋が違うのでは?

まずは親自身が子どもの気持ちを理解した上で、今後をどうするか子どもと一緒に考える。
そこで、「学校にも変わってほしいから、学校にも伝えて改善してもらおう」となって初めて学校との話し合いがスタートする。

子どもと相談して、最終的には子ども自身が決める。
この繰り返しで、子ども自身も自分のことを決めることができたり、自分を肯定しながら成長できるのだろうと思います。

実際は、「不登校」していると、子ども自身が考えたり・決めたりするということを親や学校の先生たちはさせてくれない。
年齢が低くなればなるほど、勝手に親が決めてしまう。
なんらかの障害があれば、「障害があるから」という理由で勝手に親が決めてしまう。

たとえ未就学児でも小学校低学年でも、生活していく上で障害となるものを持っていてもいなくても、自分のことは自分で決められるし、自分の気持ちや意見は大人に聞いてもらう権利もあるのです。
自分の気持ちは他の人ではわからないから、まずは聴いてほしいのです。
相手が子どもだから、聴かなくてもいいということはありません。

子どもは真っ先に親に自分の気持ちや考えを理解してほしいと思います。
他の誰かがなんといおうと親だけでも自分のことを理解してくれていると思うと、前に進むことができます。

お母さん・お父さん、どうか子どもに向き合うことや育児を放棄しないでください。

お母さん・お父さん自身がなんらかの悩みを抱えている場合や一人でどうしたらいいかわからない場合は、他の人の力を借りることも必要です。

でも、誰かに丸投げするのではなく、誰かの意見をうのみにするのではなく、自分たち親子はどうしていこうかと親子で家族で話し合って決めることが重要だと思います。

子どもにとっても大人にとっても、誰か一人でもいい、理解してくれる人がいるという実感が湧いた時に、安心して前に進んでいくことができます。

親は子どもの良き理解者に、そして、行政(学校・教育委員会・児童福祉)や民間のNPOの方たちも子どもの良き理解者になってください。

子どもの1年と大人の1年は意味が違います。
子どもは大人がゆっくりと変わっていく時間に付き合うほど暇ではありません。

大事な子ども時代を、安心して過ごせるように、必要な教育を受けられるように、全ての大人たちが協力し合う社会になればいいなぁと思います。
PDFファイルデータの使用について。[2011年06月08日(Wed)]
これまで、公文書などを多くの皆様に見てもらう目的で、PDFファイルデータに加工してこのブログに載せてきました。

スムーズに開くことができた方はいいのですが、開くことができなかった方がもしかしたらいらっしゃるかもしれません。

最近使用しているPDFのバージョンは「Adobe Reader X (10.0.1)」です。
Adobe Reader 9以下のバージョンでは、開くことができないかもしれませんので、最新バージョンをダウンロードしてお使いいただくことをお奨めします。

Adobe Reader X のダウンロードはAdobe Readerのホームページでどうぞ
    ↓
http://get.adobe.com/jp/reader/

これは、無料で配布されているものです。
尚、お使いのOSに合わせたバージョンのダウンロードをお願いします。
「不登校・ひきこもりを生きる」高岡健さんの著書。[2011年06月07日(Tue)]
「不登校」に対する風当たりも強いですが、今は「不登校」以上に「ひきこもり」に対する風当たりが強いように感じます。

「不登校をそのままにしていたら、ひきこもりになるよ」と脅かされた時代から、今は「不登校をそのままにしていたら、ニートになるよ」と脅かされる時代に変わりました。

えっ、ニート?
「ニート対策を」と声高に叫んでいる方は、ニートという言葉がどのようにできたのか全くご存知ないか、あるいは知っていてあえて言っている方のどちらかだろうと思います。

不登校をするからひきこもりになるという単純な話ではありません。

大人たちが「不登校」を否定的に考え、子どもたちに否定的な言葉をかけ続けたり、登校圧力をかけ続けたりした結果、子どもが自分自身を否定的に考え、ますます心が傷ついてひきこもると考えられます。

「不登校」「ひきこもり」については、丁寧な説明が必要だなぁとつくづく思います。

さて、「不登校・ひきこもり」について学びたいと思う方へ、高岡健さんの新しい著書がお薦めです。

それは、次の書籍です。
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「不登校・ひきこもりを生きる」 高岡健著 2011年 3月20日発売 定価 1,600円+税

【ひきこもりを認めること】
不登校・ひきこもりの本質とはなにか。親はどうすればよいのか。
集団を拒否する不登校・ひきこもりは、一人で自分や空想の他者と対話し、再生していく貴重な体験。そのプロセスを保障することがなにより大切だと著者は主張する。
親や周囲がその状態を否定的に捉えて非難したり、外に無理やり引き出そうとすると、ひきこもりをいっそうこじらせたり、家庭内暴力などの悲劇を生む。
すぐれた精神科医が、世間一般の見方を転換し、さらに、対応の原則など100の疑問に答える。

著作者について
高岡 健

現在、岐阜大学医学部准教授。精神科医。日本児童青年精神医学会理事。1953年徳島県に生まれる。岐阜大学医学部卒業。岐阜赤十字病院精神科部長などを歴任。
主な著書『人格障害論の虚像』『新しいうつ病論』『別れの精神哲学』(以上、雲母書房)『引きこもりを恐れず』『時代病』(吉本隆明氏と共著)『こころ「真」論』(宮台真司氏らと共著)(以上、ウェイツ)『孤立を恐れるな!』『学校の崩壊』(以上、編著、批評社)『16歳からの〈こころ〉学』(青灯社)『精神鑑定とは何か』(明石書店)ほか

目次
第1部 不登校・ひきこもりを考えなおす
T 一人ぼっちという大切な時間
1 はじめに
2 第一のテーマ──中学生とはどんな年代だろうか
3 第二のテーマ──精神科の診察室から見える姿
4 第三のテーマ──一七歳の犯罪
5 おわりに
U 登校拒否・ひきこもりを生きる
1 登校拒否の数の推移から、その背景を考える
2 イギリスではどうか
3 イギリスのニートと二つの教育雇用政策の失敗
4 日本における“ニート”のとらえかた
5 個人問題化させたニート政策
6 人生の中で“ひきこもり”の時期は大切だ
7 “ひきこもり”“ニート”“登校拒否”をどう考えるか
8 必ず来る! “人生の幅を広げていく時期”が
V ライフステージとしての「ひきこもり」
1 十分に引きこもることが必ずプラスを産む
2 日の丸・君が代の発生と起源
3 不登校をめぐる考え方の変遷
4 ひきこもりは不登校と密接なつながりがある
5 自己責任
6 ネット自殺とオリバト
7 空想の中の他者
8 親は自分の人生を歩めばいい
W ひきこもりと若者の人権
1 ひきこもりの若者を拉致した裁判
2 ひきこもり青年の愛読書は漱石
3 斜めの関係
4 ひきこもりを保障する経済的基盤
5 個人を集団より無条件に優位に置くこと
第2部 高岡健さんへの100の質問
1 登校拒否・ひきこもりの本質と実態
Q1─登校拒否とは何か
Q2─ひきこもりとは何か
Q3─ひきこもりと不登校との関係
Q4─不登校のないひきこもり
Q5─ひきこもりの年齢・期間
Q6─ひきこもりは「出たいけど出られない」?
Q7─ひきこもりを楽しむ人とは
Q8─ひきこもりのこころには何が起きているのか
Q9─「往路、滞在期、帰路」について
Q10─ひきこもりと精神医学的疾患の関係
2 登校拒否・ひきこもりの要因
Q11─第三次産業と登校拒否増大の関係
Q12─登校拒否のきっかけ
●ひきこもりの家庭背景
Q13─家庭環境はひきこもりの要因になるか
Q14─育て方が悪かった?
Q15─親の虐待によるひきこもり
Q16─専業主婦をモデルにしている?
Q17─家庭内暴力は親や医師が不適切な関わりをしたから?
●なんで? といいたくなる登校拒否・ひきこもり
Q18─ちょっとしたことで登校拒否やひきこもりになる?
Q19─成人後に引きこもる場合
Q20─会社のストレスで引きこもるケース
Q21─「なんで引きこもったのかわからない」という人が多い?
Q22─優しさはキーワードになるか
Q23─ひきこもりは自信がないから?
Q24─ひきこもりと異性問題
Q25─ひきこもりと完全主義の関係
Q26─ひきこもりと高校中退者
3 登校拒否・ひきこもりへの対応の原則
●待つということ?
Q27─登校拒否の小学生・中学生への支援法
Q28─成人になって大学に行きたくなったら?
Q29─不登校生を転校させる意義
Q30─「待つ」ことによる効果
Q31─待つだけでは何年たっても出てこない?
Q32─「待つ」とは「本人より前に出て教え諭したりしないこと」?
Q33─親とのあいだの苦しい思い出
Q34─九、一〇歳は境目?
Q35─小さい時に大事にされなくても自分を変えることはできるか
Q36─物心ついてからの経験のほうが影響するのでは?
Q37─身体症状を意識化して解体していくことができるか
Q38─過食嘔吐がおさまったのは自分を追いつめなかったから?
Q39─吐くことは不自然でみじめだった
Q40─数日休むことを繰り返すのは怠けているから?
Q41─ひきこもりが保障されない場合
Q42─ひきこもりへの対応に男女差はあるか
●早期に介入するということ?
Q43─「なぜ学校に行かないの」と聞いてもらいたい?
Q44─親の働きかけは早いほどいいのか
Q45─大学での「回復プログラム」について
Q46─精神科医や訪問指導の介入は必要か?
Q47─「三五歳以上」「一〇年間以上」「小中の不登校から一〇年以上続くひきこもり」「退職歴あり」は回復しにくい?
●回復のゴールとは
Q48─回復のゴールとは
Q49─働くことは大切なのでは?
Q50─コミュニケーション力は必要か?
Q51─目標は「自分の飯の種は自分で稼ぐ」なのか?
Q52─罪悪感の問題
Q53─社会復帰した人がひきこもりを非難するのは罪悪感から?
Q54─ひきこもりを非難する元ひきこもりが多いが……
Q55─罪悪感を植えつけられずにひきこもりをやっていくのは難しい
Q56─読書や表現活動とは無縁な人はどうしたらいいか
Q57─「俺はひきこもりでいい」とは思えない
Q58─「ひきこもりは悪いことだ」という人の気持ちの変化について
●親はなにをする?
Q59─家族としてどのようにサポートしたらいいか
Q60─家族はどのように関わっていけばいいか
Q61─親はなにをすべきか
Q62─親自身のためになることをすると、どんな影響があるか
Q63─自己否定感を持つ子どもに対して
Q64─信じてくれる人(親)がいると安心感・安全感が生まれる?
Q65─「辛い経験」を聞くときは
Q66─インターネットによる関わりは?
Q67─人と会わないネットコミュニケーションを続けていると?
Q68─本人を「捨てない」愛情表現について
Q69─経済的な理由をあげる親が多いが……
Q70─親が低収入の状況で
Q71─親は態度を変えず謝らない 
Q72─親を観念的に殺すためには
Q73─親と心が切れたら金銭的なつながりは?
Q74─金銭面でルールを決める必要はあるか
Q75─ゲームソフトの要求に応えないと暴れます
Q76─経済支援ができなくなった場合
Q77─家庭内暴力からの避難
●ひきこもりと精神疾患について
Q78─ひきこもりについて精神科医に相談すべきか
Q79─過去の傷にこだわっている人には
Q80─ひきこもりに伴う二次症状の扱いについて
Q81─強迫性障害への対応
Q82─娘が長期間服薬を続けていいのか
Q83─アスペルガー症候群の場合、学校環境の整え方
Q84─軽度発達障害の場合
Q85─薬を飲んでいるが病名はつかない、と言われた
Q86─精神科医の選び方
Q87─高岡さんが児童精神科医になった理由は?
Q88─ひきこもりは薬を使わないと治らない?
Q89─本当は薬で解決するような問題ではないが……
Q90─入院させられる時に注射を打たれました
Q91─なぜ子どもだけが強制入院させられるのか
Q92─強制入院に「ちょっと待って」と言う
Q93─どういう社会政策があれば
●援助グループ・機関のこと
Q94─どんな援助機関が有効か
Q95─斜めの関係の作り方
Q96─斜めの関係のきっかけは?
Q97─ひきこもりは自立できない?
Q98─「自分はそんなに強くなれない」
●ひきこもりの回復
Q99─「待つ」ことで何%が回復するのか
Q100─ひきこもりの回復とは人格が成熟するとき?
あとがき

      青灯社ホームページより
 http://www.seitosha-p.com/2011/03/post_149.html

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ぜひお手元に置いてご活用ください。
在庫は、不登校を考える親と市民の会・沖縄にもあります。
購入ご希望の方は、お気軽にお声をおかけください。
6月の不登校の勉強会。[2011年06月05日(Sun)]
沖縄本島、梅雨の晴れ間で、意外と風が強くてちょっと過ごしやすい感じです。

さて、6月の不登校の勉強会は、
6月8日(水)10:00〜12:30です。

参加費として300円お願いしています。

勉強会は基本的に誰でも参加可能です。
不登校当事者支援の方、親の会主催者の方はもちろん、不登校・ひきこもりのお子さんをお持ちの保護者の方も参加できます。

参加ご希望の場合は、当会までメールで申し込みください。

参加にあたって、当会の趣旨をご理解いただくことをお願いしています。

これまでの活動内容については、過去のブログ記事をご覧ください。

また、沖縄県ボランティア・市民活動支援センターの団体ボックスに当会の配布物・関連書籍を置いていますので、ご利用ください。
(書籍は貸し出しをしていません。閲覧のみです。)
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沖縄県民の皆様へ 沖縄県内では、「不登校」の事を「不登校には心因性と遊び・非行型がある」と言う人がいます。 学校や教育委員会などの行政職員や相談員など、公の立場にいる人が言っていたりするので、多くの人がその話を正しいと思って信じてきたようですが、 「不登校には心因性と遊び・非行型がある」という話は、うそです。 以下の記事やその他の記事をぜひお読みいただき、今すぐ、間違った考え方を捨ててください。 ↓ 沖縄県内で言われている「不登校は心因性と遊び・非行型がある」という話はウソでした。[2012年08月08日(Wed)] https://blog.canpan.info/futoukou-oki/archive/344 尚、現在でも「不登校には心因性と遊び・非行型がある」と言っている人がいる場合、その人は「不登校」の事を知らない・理解していない人です。 それが、たとえ教育委員会の人でも、大学教員でも、その人の話は信用しないようにしましょう。
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※ブログ記事中の画像の上で、「クリック」または「タップ」すると画像が拡大します。 「不登校を考える親と市民の会・沖縄」の勉強会は、2015年9月で終了します。 ブログは継続致しますので、今後もよろしくお願いします。
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