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「行動が問題になる子どもたち」ドクトル川端の外来診察室。[2009年10月08日(Thu)]
先週、日本児童青年精神医学会総会に参加するために京都に行きました。
その学会の1日目の夜は、「第7回 子どもの人権と精神医療を考える市民の会・学習会」があり、「医療と薬について」という題で児童精神科医の川端利彦さんのお話を聞きました。

初めてお話を聞いたのですが、ご高齢でしかも児童精神科医という肩書きからは想像ができないくらい、おだやかで暖かく皆さんを見守っている感じがする方でした。
自分が自分がと話す場面はなく、その場にいる方に「どうぞ、ぞうぞ」とマイクを譲られる様子は、まさに人の話を聞くことができる人だなぁと思いました。

「くすりは患者のためにあるのではなくて、医者のためにあるものだ」というお言葉が非常に印象的でした。
くすりは、もっともっと話したいと思っている患者を早く病院から帰すための道具に過ぎないという話は、やたらとくすりが出されている現状を考えると、「そうだったのか〜」と納得です。

川端さんの横で石川憲彦さんもくすりについて話されました。
精神科特に子どもを対象にする精神科のお医者さんたちの内部事情的なものを聞いて、「くすりって本当にいらないものなんだ」という確認ができました。

会場で、川端さんの著書が売られていたので買って帰りました。
           ↓
「行動が問題になる子どもたち」ドクトル川端の外来診察室 障害者問題資料センターりぼん社発行(http://www.hi-ho.ne.jp/soyokaze/index.htm
この本は1998年に書かれたもので、これだけ科学が進歩した時代では10年前のものは古いと思われるかもしれませんが、全然内容は古くありません。
むしろ、今だからこそ読んでもらいたいことがたくさん書いてあります。

不登校やひきこもりが問題とされ、それに発達障害の概念まで持ち出され、ますます子どもたちの気持ちや声は聞いてもらえません。
大人たちの困り度よりも子どもたちの困り度の方を心配して最優先にしてほしい。
大人の許容範囲がせまくなることで、子どもたちの行動が問題視されるのは勘弁して欲しいです。

「行動が問題になる子どもたち」は子どもたちに関わるお仕事をされている方におすすめの本です。
公務員は公僕〜。[2009年10月07日(Wed)]
今日は那覇地裁に傍聴に行ってきました。

那覇市NPO活動支援センターにチラシが張ってあったのを見つけたのですが、ジュゴンネットワーク沖縄という団体の活動の中に、 「専門家氏名公開訴訟」というものがあると知りました。
詳しくはジュゴンネットワーク沖縄のブログをごらんください。
     ↓
http://jaga.way-nifty.com/dugong/

沖縄に住んでいれば当然米軍基地に反対する活動にも関わりたいところですが、なかなかあれもこれもは物理的に難しいので、これまで失礼していました。
今回は情報公開に関係することなので、裁判を傍聴してみたいと思い、思い切って行ってみました。

今日、11時から那覇地裁にて、アセス準備書作成に指導・助言した専門家16名の氏名・所属等を求める訴訟(8月24日提訴)の第一回口頭弁論があり、原告側の意見陳述がありました。

その意見陳述を聞いていて、久しぶりに「公僕」という言葉を聞きました。
そうだ!!公務員は公僕。つまり市民に仕える人。
「指導・支援カルテ」の問題でもそうですが、公僕である県教育庁が市民に説明もなく勝手に作成して実行するということは本来許されるものではありません。
それなのになぜ許されるのか。

学校の先生も公務員なので、公僕なのですが、なぜか市民よりも上から目線でものを言ってきます。
公僕である先生に保護者が要望や意見を言うのは当然なのに、現実としては要望や意見を言ったらモンスターペアレント扱いをされてしまいます。

そんなことを思いながら原告の意見陳述を聞いていました。

原告の方が、「この裁判は単なる個人情報非開示の問題ではない」と言われていたのが印象的でした。
私が日頃から公文書開示請求をしている目的にも共通するところがあります。

公僕である公務員(県庁職員・市町村職員・公立小中高校教職員)は、「市民である子どもたち・保護者に説明責任があり、勝手に決めて押し付けることができない」ということをしっかり頭に入れてほしいです。

保護者の方も、主権は保護者などの市民の側にあることをしっかり自覚しましょう!!
カルテ課題解決のための第4回有識者会議。[2009年10月06日(Tue)]
今日、10時から沖縄県庁13階の会議室で「支援カルテ課題解決のための第4回有識者会議」が開かれました。

昨日、県立学校教育課の担当者と話して、今日の会議の場所と時間を聞いたのですが、行ってみるとやっぱり非公開の会議でした。

最初、部屋の中に入っていたのですが、座長である弁護士の宮国さんから、「今日は非公開にします」という説明があって、あえなく部屋から追い出されました。

会議は2時間で、終了まで、記者室で待っていました。
(私は記者ではありませんが)

会議終了後、座長の宮国さんから今日の会議の要旨について、新聞記者さんに対してちょ〜簡単に説明がありました。

結論のところは話せないということで、「カルテは個人情報保護条例との整合性をとる」という話だけされました。

私は黙って座っているつもりでしたが、やっぱり質問したい、伝えたいことは伝えようと、私も話しました。

この私たちのやりとりを後ろでしっかり県立学校教育課の担当者の方が監視(?)されていましたよ。
こう書くと、担当者の方怒るかなぁ〜。

後日、座長の宮国さんから沖縄県教育庁に対して提言を出されることになったとのことでした。

ところで、座長の宮国さんが、「事務局の教育庁の皆さんは一言も発言していませんよ。委員だけが発言していました。」と言われていました。

でも、同じ部屋の中で有識者会議の委員の人数よりも多い感じのする県教育庁の皆様が委員の皆様をじっと見ているので、委員にとっては無言の圧力になっていたのではないかと思ったのは私だけ?
これからも県教育庁と仲良くやっていきたい人たちが、県教育庁に逆らうような発言をするとはとても思えない。

座長の宮国さんは県教育庁の無言の圧力を全く感じていないようでしたが、どんな提言になるやら・・・。(Y)
新しいカルテはどうなる?[2009年10月06日(Tue)]
沖縄県内の小・中・高校で作られていた「子ども理解のための指導・支援カルテ」ですが、10月1日に第3回有識者会議が開かれ、10月6日に第4回の有識者会議が開かれる予定です。

10月5日に第1回の会議録をもらいに県庁に行きました。
実際は会議録ではなく議事要旨でしたが、おおまかな会議の様子がわかりました。

第2回・3回会議の配布資料ももらって帰りましたが、案の定教育委員会にとって都合の良い資料になっているように感じました。
肝心の文科省通知の全文が載っていないことと、県警と県教育委員会とのサポート協定について全くふれられていません。
個人情報であるカルテを作成すれば、警察と連携する時に使用される可能性があり、そのあたりを含めて議論しなければいけないと思います。
ですが、資料として配布されておらず、口頭でも説明は一切ないようです。

カルテに関する有識者会議として委員が集められていますが、カルテに関して十分な知識・情報が無い人たちを集めて議論してもどうしようもないのではないでしょうか。
有識者会議の事務局である県立学校教育課や義務教育課の担当者が教育委員会にとって都合の良い資料を出していることに十分配慮なく、有識者の委員の人たちが結論を出してしまったらとても残念です。

ともあれ県教育委員会は明日で結論を出したいようです。
もうすでに結論は用意されていて、有識者会議は「県民全体で話し合いましたよ〜。」のアリバイ工作にならないようにしっかり委員の皆様には考えていただきたいと思います。

「子ども理解のための指導・支援カルテ」については、おきなわ子どもの人権を考える会より資料集を出していますので、関心のある方はぜひお問い合わせを。

おきなわ子どもの人権を考える会のブログは→https://blog.canpan.info/okinawa-kodomo/
10月例会のお知らせ〜。[2009年10月03日(Sat)]
2009年10月例会は

    日時:10月24日(土)13:30〜17:00 
   場所:沖縄県男女共同参画センター「てぃるる」

   ※部屋は1階ロビーホワイトボードでご確認ください。
    開始時間は13時30分です。

    
 ※ 当会は不登校について多くの方に一緒に考えてもらいたいと思い、会の名前に
   「市民の会」を入れました。
   そのため、これまで例会の参加に制限をつけていませんでした。
   しかし、当事者(不登校・ひきこもりのお子さんの保護者の方、不登校・ひきこもりを
   している本人)の方のお気持ちを最優先するため、制限をつけることにしました。
   今後しばらく不登校・ひきもりの支援をするお立場の方は例会の参加をご遠慮くださ
   いますようよろしくお願いいたします。

 
  支援・援助をされるお立場の方で不登校についての情報をご希望の方は会まで
  ご連絡ください。
  よろしくお願いいたします
日本児童青年精神医学会総会に行ってきました〜。[2009年10月03日(Sat)]
9月30日〜10月2日までの日程で行われる日本児童青年精神医学会総会に行ってきました。

「不登校・ひきこもり」が理解できない医者やカウンセラーなどがしばしばとんでもない学会発表をすることがあり、児童精神科医の所属する学会に入ってチェックする必要があります。

日本児童青年精神医学会はたくさんある学会の中で唯一市民が参加できる学会です。
市民に開かれているという点で他の学会よりはいいと思いますが、実際学会に参加して、発表を聞くと「この程度なのか・・・」という発表は多いです。
不登校の親の会をしていれば、「当然こんなことは知っている」ということをまじめに発表されるので、思わず「だから、それがどうしたの?」と心の中で突っ込みを入れてしまいます。

ただ、今回の学会は最近の日本児童青年精神医学会総会には無かった試みがあり、それは会長の門眞一郎さんたちの努力の結果です。
そのことについてはまた後日ご報告をしたいと思います。

9月30日には市民の会の集まりもあって充実した3日間でした。
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沖縄県民の皆様へ 沖縄県内では、「不登校」の事を「不登校には心因性と遊び・非行型がある」と言う人がいます。 学校や教育委員会などの行政職員や相談員など、公の立場にいる人が言っていたりするので、多くの人がその話を正しいと思って信じてきたようですが、 「不登校には心因性と遊び・非行型がある」という話は、うそです。 以下の記事やその他の記事をぜひお読みいただき、今すぐ、間違った考え方を捨ててください。 ↓ 沖縄県内で言われている「不登校は心因性と遊び・非行型がある」という話はウソでした。[2012年08月08日(Wed)] https://blog.canpan.info/futoukou-oki/archive/344 尚、現在でも「不登校には心因性と遊び・非行型がある」と言っている人がいる場合、その人は「不登校」の事を知らない・理解していない人です。 それが、たとえ教育委員会の人でも、大学教員でも、その人の話は信用しないようにしましょう。
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※ブログ記事中の画像の上で、「クリック」または「タップ」すると画像が拡大します。 「不登校を考える親と市民の会・沖縄」の勉強会は、2015年9月で終了します。 ブログは継続致しますので、今後もよろしくお願いします。
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