二葉“はじめて”シリーズ 〜知っていますか〜 [2019年12月19日(Thu)]
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白梅学園短期大学 中山正雄 (元二葉学園職員・120周年実行委員会委員) (社福)二葉保育園は、日本では先駆的な保育施設を設立し、以後、母子の支援、孤児の支援と、その時代の必要性に応えてきました。今に引き継がれる保育・社会的養護の施策等において、二葉の取組が及ぼしたいくつかの先駆的な取り組みを紹介していきます。 知っていますか 「体罰禁止」児童養護の取組 1986(昭和61)年に二葉学園は方針に「体罰禁止」を明記し体罰を全面禁止しました。児童養護施設で中学・高校時代を過ごした小坂和夫園長が就任して、「施設の子どもの立場で決断した」最初のものでした。 児童福祉法が懲戒権の濫用禁止を定めたのは1997年ですから10年以上前に体罰禁止に取り組んだ最初の施設と言えます。被措置児童等虐待防止が児童福祉法に定められたのは2008年です。 知っていますか 「FSWの配置」児童養護の取組 1977(昭和52)年二葉学園はベテランの職員をFSW(ファミリー・ソーシャル・ワーカー)として配置し、子どもの親探しを行ないました。当時は児童福祉司の仕事とされていた時期でしたが、子どもの声に応えて施設として取り組みを始めたのです。 その後、1997(平成9)年の法改正で、家庭関係調整が施設の役割となり、乳児院、児童養護施設へのFSWの配置が制度化されたのは2004年で、現在は施設の仕事として当たり前になっています。 知っていますか 「グループホーム」児童養護の取組 1980年度、家庭関係調整の取組は、家庭関係が希薄な子どもの生活を考える責任を生みました。そこで「家庭体験の少ない子に家庭を提供する専門職による養護」として1981年に開始しました。1982年に東京都が全国に先駆けての「ファミリーグループ制度」創設に大きな貢献をしました。現在の本流になりつつある養護形態の確立に大きな役割を果たしてきました。 |
Posted by
社会福祉法人二葉保育園
at 14:22



