天高く秋晴れの11月4日土曜日、二葉保育園創設者野口幽香先生や永く二葉保育園に関わってくださった諸先生、又、戦争中に空襲等で亡くなった子どもたちや親御さんが眠る二葉保育園共同墓前で、記念祭(慰霊祭)が行われました。
前理事長の遠藤先生はじめ井上理事長、武藤常務、押切理事、各事業所施設長や職員・二葉学園や乳児院の児童を含め、総勢28名が参集しました。
まずお墓周りの草取りや中木の枝落とし、お墓の汚れ落としなど、参加した児童も良く手伝ってくれて綺麗に整えることができました。その後、お墓を開け、そこに眠る多くの方々に思いを馳せ、その御霊の平安をお祈りいたしました。
今年4月に着任された東中野教会の浦上充牧師の司式の下、次第に沿って讃美歌を歌い、主の祈りを献げ、全員が献花を行い心を込めた記念祭を終えることができました。
私は、二葉くすのき保育園元園長の故堀越信子先生が退任前に雪が積もる中、二葉共同墓地に連れて行っていただいたのが、初めてのお墓まいりでした。ズシリと大きな自然石を使った墓標に二葉らしさを感じ、その時もたくさんの歴史を学ばせていただきました。
今回120周年記念事業のプレイベントとして、理事長交代の年にこのような機会を得ることができ、改めて二葉保育園の歴史に触れるとともに明日への歩みへの機会になりました。
南元保育園 園長 町田とし江

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