この記事は、今月14日の中日新聞の地方版の記事です。

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私はこの記事を読んで、不愉快になった事が何点かありましたね。
まず、マイナス面ばかりを取り上げている事と、取材聞き込みがどれほどされたか?と言う事。なんか新聞社の悪意さえ感じてしまった(笑)。
キャンプインの名前を出している手前、役場だけでなく、キャンプインにも聞き取りがあってもよかったのではないか。
シーズンになると銚子川には人があふれ様々な問題を引き起こしております。マナーの悪い人には本当に地元はかなり迷惑しております。
難しい課題の中、なんとかしようと町も努力していて成果もあったのも事実。
町の将来を広く考え取材してほしいと願わずにはいられない。
全国レベルで集客できる要素のあるものが、この地域にはどれほどあるでしょうか。
銚子川に来る人で、民宿、スーパー、飲食店等、地域が潤っているのも事実。
こんな後ろ向きな記事ではなく、前向きな方向性が、銚子川の将来を良くして行くと私は思う。
この記者にはいったいどんな意図があるのだろう…。
事実を伝えているだけなのだろうが、他にも事実があると言う事。
なんでこんな記事を書くのか、一度本社に電話して聞いてみる。
はい。これなんやろ(笑)。

これは私んちの空き家に貼り付けてある掲示板。
ずいぶん前から、銚子川の将来、この地域の将来を微力ながらも考えてる私には、この掲示板は感慨深いもの…。
「海山町の水源地を守る会」の掲示板ですね。
私の知る限りでは、海山と言うところは、昔から自然を守ってきたところだと思います。
原発問題もありましたしねぇ…。
はい。この水源地を守る会は今から20年ぐらい前に、魚飛渓谷上流に産業廃棄物処理場が建設されようとした時の反対運動の掲示板です。
長い運動の中、結果的に裁判で負けてしまい、産廃処理場はできてしまいましたが、当時私は海山メダカの会と言う自然保護活動をしていたので、この運動の集まり等の時に少しではありましたが、参加したりしておりました。あの中では私が一番若かったと記憶してます。
その時、打ち合わせ的な集まりの中で、ある長老が「これからの世代のために銚子川は守らなあかん」と涙目で訴えていた姿が今でも忘れられなくてね…。
とは言え、あの頃の銚子川は無名な川でありました。
こんな素晴らしい川なのに、無名な川と言うのは、運動的にはこじんまりした運動となっていたかと感じていましたね。
産廃許可云々の三重県に対してもね。
知名度が上がると言う事は、現状では残念ながら様々な問題も出てしまうのはつらいところで、申し訳ないですが、それを後ろ向きに捉えてしまったら、決して町の将来には、よくはないと感じてます。
知名度が上がると言う事は、いざとなったら、あの頃とはちがい味方も増えると前向きに考えている私。
また、ここでは伝えられませんが、まだまだプラスな事が考えられます。
銚子川の魅力、町の将来等をみんなでプラス思考で考えていくべきだと思っています。
あの長老が生きていたら、この銚子川の現状を見たらなんて言うだろうか…。
私の勝手な解釈で申し訳ないですが、あの苦痛を味わった長老は、「マナーを上げる運動をしよう!」と言うにちがいないと思います。
by 理事長