千里観音様にお礼を言い歩き出すと足元に。
君、どっから来たの?と語りかけてたな(笑)。

遠く海を旅して来たヤシの実だろう。
なんだか異国情緒になっていた。
ヤシの実一つでまた世界がガラッと変わっていたな。本当楽しい♪。
今から目指す場所だ!。

デカいリュックを背負った60過ぎたオッチャン一人が海でモゴモゴしてる姿は笑えるだろうな(笑)。
子供ものようにウキウキしてるんだけどね。
いや〜ん海にさらわれるじょ〜だ!。
緊張が走る。
一人だから自己責任だ。判断は間違えられない。
満潮時ならかなり危険だろう。
この地点ではまだ余裕があった。

コンクリートの部分を歩いて行った。

いや〜ん、コンクリート無くなった。

写真で見るとそれほど怖さは感じないが、次のコンクリートは高さあるよ。
こんな時は足元しっかり確認してまずこけない事。筋書きの無い未知の冒険でドキドキだった。
江戸時代は川や海では旅人がよく亡くなっているんだ。海にさらわれる訳にはいかない。

ここ、満潮だったらかなり怖いね。波がきても逃げれない。

つまずいて、海にゴロンしたら大変だ。
ワァオーッ!だった。

振り返る。皆さん真似をしないように(汗)。

えっ?あの磯行くの!?ともかく進むじょ!で。

うん。ボクのようなヤツがたくさん居るらしい(笑)。

振り返る。うん?足跡無くなってた。みんなここで流されたんか!?
般若心経あげないと!と。

いや、流されていたのは足跡だけ。
でも、本当にみんな何処へ行ったんや!?となってた。こんな時は足跡たよりだから。どこがルートか知らない訳のボクだから。
足跡探してみると梅干しの種がいっぱいあった(笑)。さすが紀州梅の産地だなと。

おおっ!足跡がみんなあの森の中に!。

つづく〜(^∇^)
by理事長