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鈴鹿峠に行って来ました。パート3 [2024年12月12日(Thu)]
この写真、まりちゃんはよく撮ってくれたものだ。
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元の東海道と言う古道は現在の旧道旧国道ばかりだとは言えないけれど、この日ある旧道を出て現在の国道1号沿いの歩道を歩くのが普通なんだけど、私は旧道を出た部分で角度的に向こうが東海道やろ!と勝手に決め付けたのがこの農道(笑)。

ここに行くには急斜面を少し下りなくてはならなかったが、まーくんついて来いま!と言った覚えがあるんだけど、賢いまーくんはいややわ!となったのかな(笑)。右側が農道。
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そんなこんなで道草ばかりの私。
次は道中日記に出ている筆捨山は絶対見つけたい!と思っていた。グーグルマップからは筆捨山の指示は出ていたが、その場所が筆捨なのかはわからなった。
案の定筆捨山の看板があり、そこからあっちが筆捨山やろ!とポーズをとった私。
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方向音痴な私に説得力が無い。
まーくんもバカだねぇ!と言いたげな顔してるな(笑)。
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まだやってる。
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国道に出て、ねえやん旦那さんはあっちでは?と。
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次の旧道の行き止まりの手前で人家の間を通り抜けると見晴らしの良い場所に。
あれが筆捨山だな!と。
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一件落着〜と(笑)。
当時、画家がこの山の絵を書いていて、途中で一旦切り上げ次の日に行ったら雰囲気が変わっていて絵が書けない!と頭にきた画家は筆をぶん投げたんだとか。筆を捨てた山と言う事で筆捨山なんだとか。まったくわがままなヤツだ、私みたいなもんだな!と呆れ果てた。しかし、それが何故語り継がれているかは不思議。面白くもなんともないんだけど。先の転び石と言い、なんかわがままが多いなと(笑)。
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ここでまた不思議に思う私がいた。
ここで善太郎らは何故筆捨て山と知ったかだ。案内看板でもあったのだろうか?。村人がたまたま居て聞いたのだろうか?。先の転び石にはなにも触れてはいない。まあ転び石はともかく、道中日記を書く者はその日の終わりに書くと聞いた事がある。善太郎らは五人だったからその日の夜に皆んなに聞きながら思い出しながら登勢は書いていたのだろうか?なんて考えるのは楽しいものだ。

例えば一里(約4キロ)は一里塚と言って灯籠等様々な印があった事だろう。道中日記に鈴鹿大権現と言うのがある。登勢はその場所を半里にと書いてあるが、半里の道標はないからそこはある意味適当なんだろうなと考えると、鈴鹿峠の手前の坂下一里塚から次の土山山中の一里塚までの真ん中ぐらいの場所にある片山神社が鈴鹿大権現なのか?と考えた私だった。時計も無い時代には歩く小幅数で距離を感じていたのだろうか?。

次は川に降りた。
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よく遊ぶ私ら?だった。まーくんは私とある意味よく似てる。川があると魚を探すんだ。まーくん、ここは鈴鹿川の上流やで!と私。まーくん家の近くにはデカい鈴鹿川があるのだ。確かまーくんはここでは、綺麗やな!と言っていたか。
ここではねえやんが一番に魚を見つけた。

次はここ。
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なだらかで、まだ小さいけどクヌギ林があった。昆虫好きのまーくん。こんな林にカブトムシなんかおるんやで!気配探してみるわ!と私。
とりあえず、また休憩しよか!と。日当たりよく良い場所だった。因みにこの時期気配と言うのは夏に樹液が出てるか出てないかを木を調べるんだ。そして樹液が出ていた事がわかると下には昆虫の死骸の一部なんかあったりしたら、夏に来たら昆虫がいる可能性大で。この場所にはそんな気配は無かったな。
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この時点で11時。歩き出しは9時だった。



つづく〜(^∇^)


by理事長



鈴鹿峠に行って来ました。パート2 [2024年12月12日(Thu)]
なかなか寒い日だった。
途中たくさんの団体さんとすれ違う。
デカいリュックをかつぐ私とまーくんを見て、皆さん声を掛けてくれたりびっくりしてる雰囲気を感じてた。じいちゃんと孫がバックパッカーしてる!みたいな(笑)。
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まーくんは写真嫌い。こっち向け!と言ってるのに下を向く。
ねえやん旦那さんも協力してくれたのだが(笑)。
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こんな写真に。
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まあ、まーくんの嫌な事ばかり頼んでごめんね!だな(笑)。

さて、関宿の真ん中ぐらいだろうか、デカい寺に着いた。
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日差しよく暖かくちょっと休憩〜と。
まーくんと私は興味あるものが違う(笑)。
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皆さん、また校長先生のさまよい始まったで〜だ(笑)。
そう、前川善太郎の気配を探してるんだね。
これだ!あんた善太郎見かけなかったかい!?と鐘に聞いていたな。
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懐かしいものが。障子戸だね。
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私が子供の頃はまだこうだったものだ。障子からガラス、中学生になる頃にはサッシに切り替わっていった。ただこの障子戸はガチなのがびっくりしたんだ。出入り口だからだ。そう、雨になると木戸を閉めなくてはならない。
しかし、ここには木戸が無い。木戸は外側にあるべきだ。と言う事はこの障子戸は飾りなのか?なんて思ったが、ガチと言えるか。雨になると障子戸を外して木戸に変える作業が必要だからだ。
関宿は昔からの建物もたくさんだが昔風につくってあるのもたくさんだった。雰囲気作りは大切だ。なので、寺の境内での障子戸には嬉しく思った私だったんだ。

こんな道標も。ひだりはいかやまとみちと読める
。今日キャンプするかぶとの森方面、伊賀上野を通り奈良に行く大和街道の分岐点の事だろう。
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うん。進むじょ!と次なる物にワクワクしてた私だった。
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するとこんな物が。
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この石は善太郎の道中日記には出てこない。まあそこまでは書かないのはもちろんだが、筆捨て山は道中日記に出ているんだ。
うん。楽しい。


つづく〜(^∇^)

by 理事長
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