10月2日、熊野市にある世界遺産花の窟神社の秋の例大祭「お綱かけ神事」に行ってきました。
ご神体である大岩の前で、厳かに神事が執り行われます。
力強い演舞。
その後、登り子7人の若い衆がご神体の岩に登り、岩の上からロープを下ろします。
そのロープにお綱を縛り岩の上に引き上げ、いよいよ「お綱かけ神事」!
このお綱、神様と人をつなぐ綱と言われ、綱を引くことで(触れるだけでも)ご利益があるとか・・・。
ということで、私もみなさんと一緒に長さ170mのお綱を手にし、神社から国道を渡り、七里御浜 海へ・・・。
見慣れた七里御浜が、この日はいっそう壮大に見える。
なんというか、一体感!!
ご神体の上からつながるお綱を、岩の下の松の木の間にある支柱に挟み込むのですが、これがなんとも難しい。
白旗おじさん....失礼しました(';')祭りを支える役員さんが司令塔となり、「ひっぱれ〜!」「あっち〜いけ〜!」とお綱の方向を旗を振り指示。
堤防から落ちないかと見ている私たちはヒヤヒヤする・・・(>_<)
そして、洗濯物物干しをあげるような長〜い竹の棒でお綱の角度をコントロールし、みんなで力をあわせ無事お綱かけ終了!
その後またご神体前に戻り、餅まき。
7個×2の紅白の御餅14個が、高さ45mのご神体の岩から舞い落ちる。
はい、この御餅。
御餅を拾ったラッキーな福男のお二人!
実は右側のお方は少し前に熊野に観光のお仕事に来たばかりで、キャンプinn海山にもご挨拶にきていただきました。
有難い御餅がこのお方に舞い落ちるとは。熊野からの歓迎の儀式のよう・・・♪
福を分けてもらえるよう、御餅を見せてもらい写真を撮らせてもらいました(^-^)
その後も粛々と神事は続きます。
五穀豊穣を願う舞の奉納。
巫女は毎年、地元有馬小学校の女の子たちがつとめます。
次回の例大祭 春のお綱かけ神事は2月2日です。
by もりまり