涸沢ヒュッテのパノラマテラス 。閉店時間までに夕食をと。
天気が良ければもちろんそこで景色を楽しみながら食べるのが最高なんだけど、屋根下のテーブルで。運よくテーブルは空いてたんだけど、しけ降りのため多少は濡れながら。まあこれもアウトドアだからこそ。
そうこうしてると、相席よいですか〜とお二人が。話してると私らのテント道横のお二人さんだった。
愛知からのお母さんとお嬢さん。
私は山好きのお二人に興味いっぱい。そりゃ私も山好きなんだけど、熊野古道も含めいろいろ話しができたのは本当に良かった。私的には山岳の皆さんがシーズンズオフの時、熊野古道を歩いてくれないか?と考えているため。もっか私の課題は「熊野古道に惹き付けるフレーズ探し」なんだ。どう言えば皆さんの心に止まってもらえるか!だ。古くて申し訳ないが、例えば「そうだ京都に行こう」なんてJRかなんかのコマーシャルあったよね。単純な言い回しだけど素晴らしいフレーズだ。
お嬢さんの話の中から、北穂高へ行って来たとか。そうなんだ、前には奥行穂高へ行ったから次は!と。絶対的な魅力の穂高とは同じ土俵では勝ち目ないけど、切り口を変えることで熊野古道にも興味を示してくれるのではないだろうか?と日々考えてる私なんだ。
はい。私はラーメン、まりちゃんはカレーで夕食を終えた。
こんなことがあった。夕方私らの横には大騒ぎしているグループさんらが。
まあそれは仕方ないとして、時間が夜の時私はトイレに行った。その時もそのテーブルにグループさんらが。でもね、私が行くと意識して静かにしてくれるグループさんだった。その時私は鳥肌立つぐらいかっこいいグループさん!と思った。
はい。
人はなぜ歩くのだろうか。
人はなぜ山にのぼるのだろう。
例えば、巡礼と言う言葉。
もしかしたら、山も巡礼なのではないかと思った。
神々しい世界が山にはある。
歩くからこそ感じる世界なのかもしれない。
さあ帰るぞ!。
油断せずに無事デリカまで到着しよう!。早くデリカに会いたいと思った私だった。
by 理事長