道の駅中辺路からここまでやって来た。
中辺路はこんな道がよくあるね。この道の謎解きは後で。
やっとここまで来た。
ここでおにぎりを食べた。おにぎりは固くなっていた。そりゃそうだ。出る時海山で買ったおにぎりだからだ(笑)。雨もパラッときて傘をさした。
先の大坂もそうだが、十丈も200年以上も前に旅した前川善太郎の道中日記に出てくる地名だ。
当たり前と言えば当たり前たが、確かにここを歩いたんだ!と考えると、嬉しいのは私だけだろうか?。
十丈王子の横にあるこの株は、前川善太郎らが通った時にはしっかりとした生きた木であったのではなかろうかと。
ここまで来た。500m道標だ。滝尻王子まであと5km。
私は今回のコースはなめていた。歩く距離数だけ頭に入れていただけで、到着場所にはデリカを置いてあるから〜と時間には無頓着でいた。
おりしも小雨で森の中の中辺路はすでに暗くなっていた。この時点で3時前ぐらい。
思ったより時間がかかっていた。
するとこんな場所が。
私にはピンっと来た。
前川善太郎らが歩いた時もここは雨だったようだ。今日も雨…。
山中で退屈で難儀したと。 うん。そうだろうね、でも私は退屈してないけど。
正面の岩を前川善太郎の腰掛け岩と私は名付けた。
道の状況や景色は変われどもこの岩は旅人らをずっと見てきたと。
そう考えると、とてもいとおしい岩だ(笑)。
なので、石を前川善太郎に見たて座らせてあげた。
時間が無いと言うのによく遊ぶ私なんだ。
原住民が居るのか!?と本当にビックリした。
中辺路沿いにそびえ立っている。
やっとここまで来たと言うか、ここから先はまだまだあるじょ!と焦りがつのる。
ここは高原と言う集落だ。
かなり下ったかな。
するとこんな道になった。
ぬれているし傾斜がきついので滑りそうで怖かった。
迷わないありがたい配慮だが、ここまでするか!?とも思えた。
こんな石張りは洋風にも見えるし。
こんな道は昔のままが風情あると。
いろんな事情があるのだろうが…。
つづく〜(⌒0⌒)/~~
by 理事長