きほくラボ!くき漬け編 [2022年08月19日(Fri)]
先日は、紀北町地域おこし協力隊の豊川さんがキャンプインに来てくれました。 はて?『きほくラボ』ってなんやろね?と思いますので見てくださいませ。 私はゲストとしてちょっと語りさせていただきます。 くき漬けの現状を広く知ってもらえるこの取り組みは本当に大切でうれしいことで感謝しています。 豊川さんが来てくれたのはその打ち合わせのためであります。 私はキャンプインの夏の忙しさで頭が切り替わらない毎日で、打ち合わせもアタフタしましたが、豊川さんがうまくまとめてくれました。うん。本番は頑張らないとね(笑)。 この企画を立ててくれたお陰で私もくき漬けを振り返ることができました。 くき漬けを始めよう!思い立ってからもう12年ぐらいになりますね。今回初心に戻ることができたのは本当に大切なこと。 目の前の業務をこなすことで精一杯の現状ですからね。 はい。私どものくき漬けは皆があんだけ頑張ってかなりの赤字です。まあNPO法人の私どもとしては、利益優先主義ではない一面ありますので、この地のためになるのであれば赤字も致し方なく続けておりますが、少しでも赤字を減らす工夫を考えるのはとても大切なこと。 また、担い手を増やしたい!と思ってるからには、私らが赤字ならくき漬けをやってみよう!と言う気持ちにもなりませんよね。 ともかく、私らがなぜ赤字なのか!原因はいくつかありますが、まず一番は量り売りをしてないからなのですね。 発送に重きを置いての取り組みの始まりでしたので、真空パックの商品化を目指したわけです。なので漬け上りのたるから袋に入れるだけの量り売りなら私にもできます。なので人手がたくさん必要になるわけですね。 また、専業農家ではありませんので、ふーちゃん、ゆうやん、私の三人がかりでくき漬け業務を回しています。製品化にはさらに人手がかかります。 キャンプイン海山の指定管理者のNPO法人として、そこで出た 利益を元に様々な活動ができていると言うこと。 まずはそこを頑張らないと。 まあそこが他とは違うところではありますがね。 by 理事長 |