熊野古道が世界遺産になったのは平成17年。
この地が世界から注目された観光地になった!と喜んだ記憶は今も鮮明に覚えてる。
あれから何年経つやろか。
いろんな取り組みをしてきた私かな。
その中で、福元ひろこさんに出会ったのが私の転機だったかと。
統一された目印の必要性を痛感した。
自分たちの町だけを考えてたらせっかくの世界遺産が生かされない!と。
また、自分自身で歩かないと本質がわからない!と。
また、私の年代がまずは頑張らなくてはならない!と。
幸い銚子川はこれほど有名になれた。有名になることは問題も生まれるが、そこは観光地になった証だと前向きにとらえたい。
しかし、大切にしなくてはならない本質の部分は見失ってはならない!と。
この地の将来がどうあるべきかいつも考えてる。この国の将来がどうなって行くのか不安にかられる。
まずは、伊勢の神様から熊野の神様まで歩くことができたなら、私の中できっと何かが生まれるだろうと。
はてさて何が生まれたやろか(笑)。
今回のバックパッカーでは、自分の人生を越えて後の人生を歩きたい!と言う願いもあった。人生の境い目が今回の二つの峠と考えて歩みを進めた。
と言えばかっこうもよいが、ひでちゃんのお陰で歩き通せたのは言うまでもない。
私は計画性がないのだ(笑)。
前置きが長くなったが、はてさて二人の珍道中はどうなったかやね。
出発を前に世話になる道具をパチリ。

道具はしっかりした準備をしてるが、ルートにはまったく無頓着な私。
ひでちゃん到着。出発だ〜!。

はい。和歌山は新宮市に到着し、ひでちゃんはすごいものを発見してくれた。
三重県の私らが現在すすめている統一目印が県境を越えていた。と言ってもこの一枚だけ。誰が張ってくれたかわからないけれど、嬉しいやら申し訳ないやらの気持ちになる私。

はい。ひでちゃん〜そこに収まって〜と記念撮影。

迫る難所の峠にお互い緊張があった。汽車の時間まで不安を打ち消したい私だったかと。
観光案内所にも行った。案内所のねえちゃんが本当に親切で嬉しかった。小口自然の家キャンプ場に電話もしてくれた。はい。この時点でまだ予約をしていない私だった。
その日のうちに大雲取越を越えれなくてたどり着けないと申し訳ないので、予約は難しいよね〜とキャンプ場に聞くと、予約無しでよいからいつでもおいで〜と言ってくれたのは気分が楽になった。
汽車に乗り、前回まりちゃんと歩いたルートを見ながらいると。

線路を熊野古道が横切るために汽車はかなりスピードダウンしてくれるのには、ひでちゃんもビックリで。

はい。那智駅に到着。バスまでに時間があるので思い出の場所にひでちゃんを案内する私。

汽車に乗るのもバスに乗るのもひでちゃん任せの私。ひでちゃんがまりちゃんに思えてた。申し訳なく候。
はい。那智の滝前で下車して那智の滝へ〜!。

つづく〜(⌒0⌒)/。
by 理事長