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伊勢路一人歩き旅・第二弾!パート2 [2017年03月30日(Thu)]

そうこの時、計画性のない私はこの先コンビニもないだろうし、食糧を調達できるか極度な不安にかられていた(笑)。
冴えない時はほんまに冴えない。
雨が強くなったのでカッパを着ようと橋の下に逃げ込んだのだけど高速の橋は高過ぎて雨宿りにならない(笑)。
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その先で、あるお寺に着いた。犬が雨にうたれ寝ていた。もしや!?とびっくりして揺すってみたら生きていた。かなりの高齢犬かと。
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また雨が上がり心地よい旧道を歩く。
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苔むした熊野古道ならぬ、苔むした雨どい。
空き家がどこでもたくさんだ。
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近畿自然遊歩道の道標がこの地域には設置されているが、熊野古道の道標はなかなか見かけない。
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ここは確かに熊野古道伊勢路のはず。
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やっぱり。
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嬉しくなる。
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川沿いの熊野古道。
草がボーボーだけど、なかなか風情ある。
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この時点で町内の放送が入る。
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どこそこでクマがでました。注意してください!と。
ありがたい。どこそこの場所は旅人の私にはわからないけど、これからこの地でテント泊しようとしてる私にはまったくありがたい情報や。ライオンでなくてよかったけど聞きたくなかった(笑)。
かなりしつこく放送してた…。

今日はこんなところに逃げ込みたい気分(笑)。
まりちゃんがついていたら即座に交渉してくれたのだろうが。
気の小さい私には交渉ようせんし、なにしろ予算の持ち合わせもなかった。
うん。私はバックパッカーのはしくれだから(笑)。
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まずは天が味方してくれた。
食糧が手に入る。
これからは、万が一のために米とふりかけは持つべし!と心に誓っていた(笑)。
あとは今日のキャンプ地を探すのみ。
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理想は、トイレが近くにあって人けのない場所。
そんな場所なんてなかなかない…だけど、また天が我に味方してくれた。
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準備完了。この時点で5時30分ぐらい。本当はもっと暗くなってからのテント設営が望ましいけど、この時はようせんだ。
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人が来ない事を祈るのみ。
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今夜はぜいたくをした。サバの缶詰と天ぷらが仲間入り(笑)。
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テントを張ってからは人が来なかったのは幸いだったけど、次の朝は公園管理のおじちゃんが草刈りにやって来た。
私は、ごめんなさいここでテントで泊まらせてもらいましたと。
するとおじちゃんは、かまんよ〜それよりクマが出なかったかい〜?と。
いやいや、バックパッカーの私にはクマより人が怖いのだ(笑)。

トラブルもなく安心した私はトイレで顔を洗い気分よく歩き出せた。
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この先に保育園があり、子供たちを眺めていたらとても癒された。
若くかわいい女性の先生が私を見て不審者か?と言う顔をされたが、すぐにニコッと挨拶してくれた。
うん。幸せ〜♪。
もし、どちら様ですか?と言われたら、めだかの学校の校長だが!と言うつもりだったのだが(笑)。
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モ〜幸せ〜♪。
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故郷、銚子川を思い出す。
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うんうん。ちょっとづつだが前に進んでる。
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タヌキ君も私を歓迎してくれてるように思えた。
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うん。金魚ちゃんも。
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うん。ササユリちゃんも。
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この地域、タヌキ君が多いな。
化かされないように(笑)。
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紀北町を直前にして、また熊野古道の案内道標が増えて喜んでいたと思ったら、クマより怖いヤツにバッタリ出会ってしまった。
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モリヤス君だ。
クマ出るで〜クマ出るで〜荷坂峠にはクマおるで〜と。

今から荷坂峠に行く私になんちゅう事言うねん!。
まあクマはおるやろね〜笛吹きながら行くから〜と平然を装う私。
モリヤス君は私にそれをたたみかけるよう伝えサッと帰って行った…。
まったくなんちゅうヤツやねん。
いや、歩いている私を知ってて心配してくれての事だ。
たぶん(笑)。
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つづく〜(^o^)/。


by 理事長
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