先日、権兵衛の里で植野めぐみさんの講演会と銚子川ウォークがありました。
植野めぐみさんは歩く旅を目的とするをカミーノデサンティアゴのフランス道、アテネからフィニステーラ等を歩いており、熊野古道と照らし合わせての貴重な話をしてくれました。
それは目印についてです。
世界遺産の峠道では迷う事はないかと思いますし、世界遺産のある町なかも道標がついて安心感はあるかと思います。
しかし、各市町の町なかの道標は様々なのが現状なんです。
私どもも世界遺産登録後、町なかの道標の重要性を得て道標を立てましたが、果たしてそれが歩く旅人に、どう写っていたかは疑問も残るところでした。
やっぱりお国自慢はあかん(笑)。
訪れる人の身になって考えるべきやね。
それはやっぱり統一が一番大切な部分だと、福元ひろこさんに続き植野めぐみさんが今回具体的に私どもに伝えてくれたと思います。
はい。海外でのそんな目印はこれです。
こんな目印も。
また、こんな目印も。
これは、案内道標の場所にある、統一目印ですね。
いろんな案内道標があってもよいですが、統一されたものがあると言う事。
歩く旅人は日本人だけではないと言う事。
シンプルで予算がかからず、的を得た目印だなぁと、とても感心しました。
はい。講演会の終わりには主催者である海山熊野古道の会の会長である西尾君から、素晴らしい感想の挨拶を頂きました。
植野めぐみさんと一緒に私も老体にムチを打って、この事実現に向けて頑張ってみたいと思います。
とても意義ある講演会の後は、紀北町健康ウォークキングコースである、権兵衛の里からキャンプイン海山コースの周回コースを歩きました。
今回はキャンプイン対岸からのコースでして、途中私どものくき漬け加工場や、畑を私から少し紹介させていただきました。
途中、私は植野めぐみさんに海外で歩いたスピードを披露してもらいましたら、なんと早い事、早い事。
ジジイの私にはとても真似ができんわ〜でした(笑)。
スピードに関しては、いつもそうではないとの前置きでしたが、ダラダラ歩いていると、だらしなく見えてしまい危険が近づく事を防ぐためだとか。
なるほど〜でした。
また、男に見える工夫もするのだとか。
はい。歩く事はとても疲れましたが、健康のため、地域の課題に向けてとても大切な事である事を気づかされた私でしたね。
はい。歩き終わった後は、銚子川漁協組合さんによる、アマゴの塩焼きを堪能させていただきましたよ〜\(^o^)/。
by 理事長