特定外来生物の駆除作業をしました。 [2013年05月14日(Tue)]
先の日曜日の午前中、上水道水源地がある銚子川沿いの県道でオオキンケイギクと言う特定外来生物の駆除作業をしました。 今回で二回目ですね。初回は少人数での作業となりましたが、今回は「美し国おこし・三重」さんが、私ども交流空間みやまと同じく主催に入ってくれたおかげで30名以上の集まりとなり、本当に嬉しく思いました。 はい。うましさんののぼりが爽やかにはためきます。 三重県立・熊野古道センターに勤務する橋本先生を講師に来ていただき、作業前に様々な説明を受けました。先生の足元にあるのがオオキンケイギクです。 きれいな花で、駆除するのはとても心苦しい一面もある事とは思いますが、外来と言うだけでなく、特定が付くと言う事は、とても繁殖力が強く在来種を脅かす力を持っているのです。とは言え花には罪がある訳ではなく、私ども人間の勝手な浅知恵がもともとの原因であるのですね…。 だからと言ってなにもしないでいると言う事も、いかがな事かと思います。 私どもが駆除できる範囲はまだまだ少ないですが、行動を起こす事により、まずは知らなかった人への意識改革に繋がればよいね〜と思っています。 作業風景の写真がないのが申し訳ありませんが、初回は花が終わりかけで、種子が飛んでしまう時期でしたので、今回は花が咲き始める前に行いました。 また、初回の成果もあり今回はゴミ袋二つだけとなりました。 一時間半の作業の後は、振り返りの座談会を権兵衛の里の日本間で行いました。私の家やでな〜まあ上がって〜ってね(笑)。 振り返りでは、グループ参加してくれてました、女性会議さんから素晴らしいご意見をいただきました。もちろん、参加して知らなかった事ばかりでよかった〜と言ってくれましたが、紀北町では五月末に町内一斉のクリーン作業日があるのです。その時はちょうどオオキンケイギクが咲き誇っているのですが、きれいな花なので、草刈りせずにオオキンケイギクを残してある現状があるのですね。だから、各区長にオオキンケイギクの資料を配分してはどうか?と言う意見が出されました。 まあ、身近にはまだまだたくさんの外来生物はたくさんあるのにもびっくりしてましたね。 ええと、私にはメダカの保護活動をしていた事から、外来生物と言うとどうしても、ブラックバスやブルーギルを思い出してしまいました…。 自然保護活動に明け暮れていた頃の私は怖いもの知らずの若者で、とってもがむしゃらでしたね(笑)。 もちろん私はメダカを通じ水辺を大切にしようとしてましたが、メダカを守ると言う事は、メダカだけを見ていてはだめなんですね。 当たり前ですが、田園や沼地を生息環境としているメダカが何故減ったかと言う部分を掘り下げて行きますと、かならず人間の仕業が現れます(笑)。 また、水中ではブラックバスなんて駆除できるはずがありません。 ともかく、メダカ等を守るには、農家の事情、行政の事情、釣り人、釣具メーカーなど様々な課題がある訳なんですね。 だから、一言では片付けられないのです。 はい。自然を守る近道は行政等とイガミ会うのではなく、方向性をみんなで理解しあう事だ!と考え自然保護活動をしてた私でした。 まあ若者なので、怒鳴り散らした事は数知れずでしたがね(笑)。 はい。相変わらず話しは逸れましたが、皆さんお疲れ様でございましたm(__)m。 by 理事長 |