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大辺路〜退却〜パート7 [2024年02月01日(Thu)]
今回、大辺路を目指したのは23日。相賀駅出発時はそれほど寒くなかったと記憶している。
紀伊田辺駅に着いた時もちょっと風こそあったが苦にはなっていなかった。

その後、かなり寒いな風が強いなと感じつつも進んだバックパッカーだった。今年一番の冷え込みのドンピシャタイミングとなってしまってたようだ。

土埃まみれの翌日、ボクはスイッチ入った。負けてなるものか!早めに歩き出そう!時間をかけて次の野宿地まで行く!と。次の野宿地は水辺だからそこで土埃なんか掃除したらよいわと。

相変わらずの強風に加え雪まで交りだしていた。さらに足の痛みは昨日よりひどかった。

私を勇気付けてくれた田上自動車。田上一族だな。一族が今ピンチしとるんやけど…と(笑)。
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だんだん日が射してきた。早く暖かくなってくれ!と祈っていた。
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こんな道標が。
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道標に従い進むとこんな場所が。
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思わず手を合わせた。
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この模様には神がかって見えた。
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足が悪いのになんで上ったんや!と自分に怒っていたな。
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うん。進むじょ!と
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そう、この標識まではそう思っていた。

高速の下を通ると平間神社があった。ちょうど強風を避ける位置にあったので休憩する事にした。
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この平間神社には本当に助けられた。ポワンとそこだけ暖かいと言うか無風と言うか神様がいるような神聖な空間だった。

私は非常食にとファミマの五個入りミニアンパンを二袋買って持っている。
開けていた一つに二つ残していたのをゆっくり食べた。

そして、痛む足にエアーサロンパスをするため、平間の神様にちょっとごめんい〜と伝え、ズボンを下ろしてエアーサロンパスを患部に吹き付けていたら電話が鳴った。まりちゃんどっかで見とるんかいな〜とビビっていたら内山りゅうさんからだった。
至君〜今どこに居るの〜大丈夫〜今年一番の寒さだよ〜今朝氷張ってたよ〜どこに泊まったの〜と。潜水橋の近くの川原で〜と言うと、ビックリ呆れて、寒かっただろ〜寝れた〜?と。うん、寝れたと私。土埃まみれのだったのはとても伝える勇気なく(笑)。ごめんいね〜心配かけました〜と電話を切り。
嬉しかった。

そして吹き飛んで行く雪を見上げながらゆっくりマップを確認した。
この先に最後のローソンがある。このローソンで食料買い込まないと先に進めない。そう、これから安居辻松峠だからだ。しばらく山の中。安居の渡し近くの食事処が休みだったとしたら次の仏坂を越えて周参見まで食料にありつけるのは不可能だろうと。
また、左足をかばいながら、もし右足までやられたらもう遭難に近くなるなと。
うん。今回はここであきらめようと…。

テンション下がる。石川はもっと寒い。いや、これ以上は危険だと。 心がまだ格闘しているのに気付く。
とぼとぼ歩いて行くと最後のローソンが。駆け込む場面が想像できたが、ボクは寄らないよ。もう帰るんだからと心の中でつぶやいた。

富田橋を渡るため右折した。すると喫茶店が営業していた。ボクには電車の時間はわからない。まあ帰るんだから急ぐ事はないなと。
喫茶店に入るとおばちゃんらとおじちゃんがたむろしてた。なんか食べるものを注文したかったのだけど、飲み物しかないと。

ホットコーヒーがどれほどありがたく思ったことか。電車の時間を聞いてみると、15分後と。それに乗り遅れると3時間待ち〜と親切に教えてくれた。紀伊富田駅まで近いと思ったが間に合うだろうか心配したが急いで喫茶店を後にした。

痛む足をかばいながらもギリギリ間に合った。
しかし、私の方向音痴が炸裂。ホームを間違った。
乗れなかった。
上りと下りの二本しかないのにねぇ…。
電車が入って来てやっと間違いに気付く。足の痛みも忘れて歩道橋を急いで戻った。そう、この歩道橋を一往復したと言うことだ(笑)。
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チーン…。

3時間待ちが始まった。
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つづく〜(⌒0⌒)/~~

by 理事長
大辺路〜退却〜!パート6 [2024年01月31日(Wed)]
以前、ひでちゃんと大雲小雲取り峠を越えた時、野宿場所で二人でトラのような鳴き声を聞いてしまった事があった。まあイノシシだと思っているが、イノシシでなかったとしたらクマだろう。

それがあってから私は小型スポットライトを持つようにしている。ヘッドライトでは遠くまで光が届かないからだ。

潜水橋を渡った所にあった道標。
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夜になってしまったが、幸い月夜だったのがテント設営にラッキーだった。また本当に運よくその時だけ風は弱まってくれた。
月夜のラッキーさが後で2つの仇となったが、その2つの出来事はここでは伝えられない。大したことではないが、悲しく残念なことだから。

ともかく寒い。早くテントを張ってシュラフにもぐり込みたいと焦る。レザーマンツールナイフのハンマーではペグが打てない。余裕あればなんとかなるのかと思ったが、強風でペグが抜けたらアウトだし寒いから石で素早く打った。それでも刺さらない。そりゃそうだ、ガチガチに踏み固められ整地された川原だからだ。
肝心の風上側のペグは折れてしまうか?と言うぐらい叩いた。幸い半分刺さった。もうそれを信じるしかなかった。ジュラルミンペグには感謝だ。

やっとの思いでシュラフにもぐり込めた。これなら寒くない。満腹だしもう飲まない方がよいし、まずは一寝しようと7時に寝た。
寒くて寝れないようなら神のダウンパーカを着ようと思ったが着るまでもなく。また、前回の失敗からテントライトは点けずにしたが、ラジオはつけていた。

12時ぐらいに目が覚める。この時はまだ気付かなかった地獄。
また寝る。3時ぐらいにまた目が覚める。

地獄の始まりだ。
シュラフカバーに違和感あった。ザラッとしてる。そう強風で土埃がテント内に舞い込んでいたのだ。それも半端ない量。
テントの床が砂で所々波模様になっていた。

くじけた…。強風はまだ続いている。どう対処しようもない。 テントの選定を失敗したか?。今回はフライがモスグリーンの色の濃いMSR 。
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このテント、インナーにメッシュ部分がある。
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マスクは電車はもちろん歩く時も寝る時もしていた。幸い喉は痛くない。

キャンパーさんならこの現実は理解してもらえるか。ともかく雨漏りよりは良いが、すごい量。ただ粘り気のない粗めの土埃だったのがまだ幸いだった。

冷静に冷静にと自分に言い聞かせていた。今のボクには土埃よりも足の痛みの方が危機なことだから!と言い聞かせながらもぐり込んで寝るしかない現実…。

思えば遠くへ来たもんだ〜ではなく、思えば伊勢神宮を出て初日の野宿は森の中で半端ない強風にさらされた…。三日目はどしゃ降りの洗礼を受け…。ある時はテントがガチガチに凍りつき…。今度は砂嵐…。
なんだかね〜なんでこんな辛いことしいよるんやろ〜と。

いや、前向きにとらえたい。この体験がボクを進化させると(笑)。
うん。mont-bellの山岳テントのステラリッジ。なぜあのような仕様なのかよく理解できた夜だった。山岳キャンプでも場所により同じ現象が起こり得るんだなと。
寒い時は特にステラリッジにするべと。

また、自分への記録のためだが、ワンポールテントの場合、あの気象条件でもしペグが抜けたとしたら怖いなと。また、ペグはせめて一本は余分に持つべし!と。折ってしまう場合もあるだろうと。

極寒の強風はかなり手強い。

歩く旅の野宿。本当に恐い世界だ。思い知らされた。




つづく〜(⌒0⌒)/~~




by 理事長
大辺路〜退却〜!パート5 [2024年01月30日(Tue)]

なんで道迷いしたかなぁ…。
難しい場所ではなかったのだけど。

明るい時間に着いて広い河川敷なので目立たない場所を探してゆっくりテントを張ってラーメンを食べに行こうかなんて悠長に考えていた。でもまあ夜の到着でもなんとかなると考えていたが、あの寒さと強風は想定外だったか…。

帰宅後、私はいったい何処を歩いていたんやねん!とGoogleマップで確認してみた。
朝来駅を遠目に通り過ぎたまでは良かった。檪原神社は山の端っこにあるのは知っていたが、山の上にあるとは知らなかった。豪華なスナックバーの地点で山の端っこをすでに通り過ぎていたのが理解できていなかったから角度を間違ったんだなと。

スーパードラッグキリンでトイレ借りたなぁ、吉田医院あったなぁ、ローソンが遠目にあったなぁ、熊野高校もあったなぁと。まったくどこ向いて歩いとんやねん!となさけなくなった(笑)。
富田中学校辺りで田畑を突っ切ろうか!と考えたが止めた。

そんなこんなだったが、やっとR311に出れた。この中学校ならかなり外れてるじょ、かなり遠回りしたな!と焦る。1キロ以上は余分に歩いてしまったか。
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そうR311は内山りゅうさんところへ行く時に通る道で熊野古道館がある中辺路通りの終点なんだ。 そしてR42に突き当たる。その手前中学校が私の現在地だった。

富田川堤防沿いをひたすら歩く。
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目指すはラーメン屋。
なんと定休日。
がく然としてると向こうにこんな看板が。
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私には読めない。もう少しでも歩きたくないから、持っている単眼望遠鏡を出して確認しようと思ったけど寒くてやる気なし。
なんかの食事処であってほしいと願いながらゆっくり進んだ。
目も悪いし耳も悪い(笑)。

うん。焼肉屋〜。気分は焼肉ではないし、なんとでかい敷居の高いような焼肉屋。さらに進むにはかなりリスクがあるし、ローソンまで戻るなんてとんでもないしで、お客は誰も居ない。店長らしき男性が入ってくれないかな〜と?私を見てる。うん、ボク焼肉でええよと(笑)。
あの〜一人なんだけど〜大丈夫かな〜と入ると、どうぞどうぞ〜と。
うん。現代に戻った瞬間だ。暖ったけ〜と。こんな暖かいところに入ったらもう出たくない気分になる。これが野宿者バックパッカーにはヤバイ現象。
私は焼肉は少量しか食べれないがビールはおかわりで(笑)。
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安いお店でね。親切でね。入って良かった〜と。

はい。なんやろこれ。
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オバケではない。
富田川を渡る潜水橋。
スボットライトを当ててる。
影は杖。段差があるように見えるけど橋上はフラット。高さはあまりないのだが。
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かなり寒い強風の中、ヨイヨイで脚を痛めているオジサンは、ここで落ちたらボクは死ぬ。ここで落ちたらボクは死ぬと繰り返しながら三途の川とならないように慎重に渡り出した。

さあ、地獄の始まりだ!?。

次回は恐いよ(笑)。



つづく〜(⌒0⌒)/~~


by 理事長
大辺路〜退却〜!パート4 [2024年01月28日(Sun)]
大潟神社を後にして気分よく高速上の橋を渡る。
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すると道標。
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嬉しい。今のところ順調なんだけど、左足膝の筋にちょっと違和感を感じ始めていた。今回の靴はmont-bellのアルパイン。今の商品で言うと800。このアルパインをワイドでない方を買ったため、ちょっと靴下の選定にこれまで戸惑っていたんだ。まあ今回は山岳ではなく熊野古道で、かなりアスファルト道が多いところなので靴下をちょっと薄くしてみたらどうかな?と。するとなんと足に吸い付くようなフィット感。やっぱりこの靴は素晴らしい!と。なので足もとが快調だったのが今回の足を痛めた原因のひとつだったのか。そう、快適なので歩くスピードがいつもより早かった。それに加え午後から12キロ歩くと言う焦りもそうしていたのだろう。

ともかく、道迷いなく順調に来てた。こんな地蔵様が。
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かなり恐い顔をしてる。道分け地蔵と言うらしい。よく見ると右側の地蔵様には「右大へち」と読み取れる。

はい。右へ。
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すると、あれ〜この人最近テレビによく出てる人や〜と。
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水戸黄門のテレビやったかいな〜おぬしもワルよの〜の悪代官やで!と(笑)。
いや、そんなキャラには見えないな。悪代官にだまされる方やじょと。現代に水戸御老公様ががいてほしいな。 困った世の中になったものだ。

私の価値観での話だけど、政治にはお金が必要だ。水戸黄門に出てくる悪代官は悪さをたくらみ自分のふところに入れるから悪代官なのだ。政治家と言うのは力をつけないと地元に気に入られない構図になっているのだろう。この構図は遥か昔からだろうな。だからお金を積むと言うか活動費がかさむのだろう。全てがお金なのか?と悲しくなるが、この構図を変えない限り同じ問題がまた出てくるやろと。
まあ、偉くなりたい!地元に還元したい!と言う気持ちは私にはわかる。でもふところに入れてしまったらアウトだ!。

ともかく、この日はこの地域で一番の冷え込みとなっていたようだ。さらに強風。私はオレンジマンで歩いていたのだが、あまりの強風にカモフラージュを重ね着した。歩いているからそれほど寒くはないのだけど、フードが必要と。よしよしウエアのセッティングも予定通りだなと。強風は追い風だったのには助けられた。

しかし、左足膝の違和感は不気味だった。いつもなら股関節のつけ根に痛みがきて、だんだん治って行くのだけど、今回は膝裏の筋が痛くなり徐々に足が曲がらなくなってきていた。膝裏の腫れのようなものも感じていた。冷え込みがさらに硬直悪化させていたのだろう。アスファルト道は本当に無理は恐い。

見つけた道標は今回全部撮影しようと考えていた。
この角度微妙(笑)。
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次はどっちだ!?と。
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いや〜ん。こんなところに道標が隠れていた。
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目指すは檪原(いちはら)神社。
このいちはら神社がわからなかった。なので修理工場の男性に聞いた。するとあの山がいちはら神社なんですと言うので山向いて進んだが登り口がわからずあきらめた。
そう、私の動物的勘ではGoogleマップよりいちはら神社の山の端から北を向いて30度角度で進めば目指す潜水橋だ!と決めていた。うん。この辺り詳しく調べてなかったのだ。
難しい場所ではないと。
北ってどこよ?30角度って?何を基準に?と、がく然としていたらなんとこんな場所が。
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あら〜豪華なスナックバーが〜やで。 歩く野宿者バックパッカーには願ってもない豪華な場所に見えてしまうから不思議だ(笑)。屋根もあるし豪華な椅子(酒のケース)もある。ためらわずにプシューとやってもた。
あまり飲まないようにしている昨今。まあこんな時はと言うか、これが一番の楽しみだ。

歩き出すと、学生らの帰宅時間となり、たくさんの学生からこんにちは〜の挨拶をもらえ、喜ぶおっちゃんだった。
そうこうしていると角度30なんて訳わからん。道迷いが始まった。だんだん暗くなりかなりの冷え込みに。 さらに急いだところで左足の痛みがひどくなっていた。



つづく〜(⌒0⌒)/~~

by理事長
大辺路〜退却〜!パート3 [2024年01月27日(Sat)]
旅の始まりは道産子だ(笑)。
まずは腹ごしらえ。
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ここは闘鶏神社。
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その場から振り返るとすごい参詣道があった。
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少し寄り。
すごいクスノキが。
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尾鷲神社のクスノキよりでかいな!と。
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こんな道標が。
そう次を目指すのが大潟神社。
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私の旅はとてもローカルだからこそ事前によく見るのはGoogleマップのストリートビューだ。
何をどうとする訳ではなく、とりあえずその地の雰囲気をなんとなく覚えておくのだ。後は紙媒体のマップとその場にある道標が頼り。
そして最後の頼りは、とても当てにならない自分の野性の勘だ(笑)。

大辺路の道標は心配していたが、要所要所には素晴らしい道標があった。
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ただ、目立たない。目立たないように色を考えているから目立たないのは当然だ。はたしてそれでよいのだろうか?。歩くスピードですら見落としてしまいそう。
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また、つけてある道標を見るたび、つけた人の気持ちがよくわかるのは私だけだろうか(笑)。ここに欲しいなと思ってもここは条件的に無理だよねと思うこともある。
また、ここはいらんやろ!道なりに行けよ!と言う地域の声が聞こえそうな場面も多々あり本当に笑える…いや勉強になる。でもねそれは地域の人だからこそわかることで、こんなローカルおっちゃんには、ここは欲しい!と思うことも多々あった。

ともかく、歩く旅人には道標は歓迎されている気分になれるから文明がどう進もうとも大切な物だと私は思っている。
なので立派なものでなくてもよい。小さな物でちょっと目立つようにして、なんとか要所要所にあるのが理想だなと。また、どちらからの方向から来てもわかるようにしたい。

中井さん〜いつから畳屋になったんかい〜と。一人だからそんなことでも考えてないとね(笑)。
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うん。ここはGoogleマップで確認してた、今間違ってないじょ!と。
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はい。着きました。大潟神社。
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うえっ。この階段上がるか!?と。
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まだ余裕あるし上がった。
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上がって良かった。この景色。
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そしてこのポスター。
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だよね〜と嬉しくなった。私はここから来たんやで!と大潟神社の神様に語りかけていた。




つづく〜(⌒0⌒)/~~

by理事長
大辺路〜退却〜! パート2 [2024年01月26日(Fri)]
老いを吹き飛ばしたかった今回の大辺路バックパッカー。

逆に老いを痛感するバックパッカーと相成り候。

以前より次は暗がり峠(大阪→奈良)か、大辺路か迷っていたところで正月の石川の地震。何もしてやれない…と悲しい気持ちになっていた。とりあえずmont-bellを通じ募金はできた。
悲惨な状況が目に飛び込むにつれ大辺路に行くと!と決めた。何かを探したい、自分にムチを打たなければと。震災によりなのか?じっとしてられなかった。

ただ大辺路のイメージは春の暖かい日差しに包まれた大海原を感じたいとは思ってたのは事実だったが。

はい。かなりローカルな私のバックパッカーの珍道中を笑ってもらえたら幸いです。


汽車には一番前に乗りたいボク。
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うん。たまに立って前方を見るのが好きなんだな。

那智駅だ。ここが私の大辺路の終点だ。
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ここに到着できるのを心待ちしてる私。

なんやろこれ。
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私の乗っている車両には八人ぐらい居たかな。男性の一人が何やら皆に配っている。ジャリジャリ音がしてるので、私は那智石の粒でも宣伝のため配っているのかな?みんな何も言わないしで。それがこれだった。
いや〜んで。私これいらないとは言えず。ちょっと障害をもってる雰囲気だったからね。どうも!と。
高校生の姉ちゃんは降りる時、それを座席にぶちまけて行った。

なんだかね〜テンション下がるね〜と思っていたら、乗客が増えだしたので私はリュックを足下か膝の上かを考え出そうとしてたら、前にいた私ぐらいのおっちゃんが私の横にちょこんと来た。なんで?まだ席いっぱいあるし〜なんで横と?。またまたテンション下がる〜と。まあいろいろ前向きにとらえた。電車の旅はいろいろあるさ!と。

はい。相賀駅より紀伊田辺駅まで四時間ぐらいの汽車と電車の旅。早く歩き出したいわ〜とうなだれていた。

これは古座川。
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これは日置川。
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この川の上流に安居の舟渡しがあるんだ。
紀伊田辺駅までもうすぐだ。

着いた!。
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駅前の道標にはウエルカムの気持ちが感じ取れ本当に嬉しかった。
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駅前からちょっと逆方向に離れるが、私の出発はここからだ。
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ここで前川善太郎を見送り、私は反対側へ。ここだ。大辺路だ!。
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つづく〜(⌒0⌒)/~~

by理事長

大辺路〜退却〜! [2024年01月25日(Thu)]
皆さん、私のバックパッカーを心配してくれてありがとうございました。申し訳ありませんでした。

はい。出発の相賀駅に娘に送ってもらい7時半近くの汽車に乗った私。
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目指すは紀伊田辺駅。
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予定通り紀伊田辺駅から歩き出し、心配してた場所では道迷いも無かったんだけど、朝来辺りで、道迷いしてアスファルト道を急いだら左足がピキッときましてね。

いろいろ考え、今回は断念した次第。帰りは紀伊富田駅からとなりました。約20キロ歩きの退却〜!と相成り候。

連絡が遅くなり申し訳ありませんでした。

リベンジします(笑)。


取り急ぎまで。

by 理事長
熊野古道大辺路! [2024年01月21日(Sun)]
火曜日の大辺路への出発に向けてソワソワ準備してます。
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最近バックパッカーのギアとなった。メルカリでの年代物古着アシックスタラスブルバ登山ウエア(笑)。
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こんな時代遅れの私ですので、いまだに携帯はガラケイ。今回はもちろん一人だし、老いも進んでいるところで、いろいろ心配しスマホに変えて出発としたかったのでしたが、かなわず(笑)。
たとえスマホを持ったとしても私は紙媒体で歩きますね。熊野古道を考える上である意味それが私の使命感。

ともかく、歩く旅に向けての準備で一番厄介なのは気分を高めること。そして出発までその気持ちを維持することがなかなか大変なのです(笑)。

大辺路。紀伊半島の海回りですね。私が知るところでは大辺路コースは巡礼道はもちろんですが物見遊山的なコースでもあったのだろうと。先を急ぐ旅ではない。と言うことは様々な理由の旅人が歩いたのだろう。 文人はもちろん事情持つ様々な人ね。

伊勢路は伊勢神宮を出発し、ここ紀北町から海沿いになり那智より本宮を目指すため山に突入しますが、突入しないで那智から大辺路に繋げますと紀伊半島の海繋りとなるので、今回それも考えたのでしたが、方向性は田辺より那智だと聞いたのでそうすることにした次第。ともかく和歌山県の海岸の風情、人を感じるのが今回の私使命であると。

そう、江戸時代の旅人の前川善太郎を追いかけるいつもの旅ではないのです。前川善太郎らは大辺路は歩いてない。そこのところ私には物足りないのですが、まずは大辺路。次は大阪奈良。それが終われば西国三十三寺観音巡りを車でまわる。そして私は前川善太郎の故郷、九州は伊万里には行きたいね。
何故これほど前川善太郎が私を惹き付けるのかは私にもわからない(笑)。

小辺路も考えたい。まあ小辺路は山岳の雰囲気かな。大峰は弥山に登れただけで充分。あそこは修験の道。私みたいなアホタンが容易に近づいてよい場所ではない。





昨日は雨、夜はどしゃ降り。気分的にテンション下がる(笑)。
そこで昨日は最終の道具の点検をば。
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なんやろこれ。
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こうなりまして。
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こうなります。(今回はこのコッヘルはやめ小さな方にした)
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コンロの風防を利用した自作のテーブルですが、パッキング時をもっとシンプルにしたいと、今回最小にするため半分に切ったのでした。こんな事しないでも何かしらよい物があるのだろうけどね。

私はパッキングは誰に教えてもらわずの自己流です。
アホタンやな〜と思われて大歓迎なので聞いてくださいませ(笑)。

先に涸沢に行ったときに考えて直した一面。そう特に山岳テントの場合。テント前室が使えないぐらい外が嵐の場合。テント中で湯沸しとなりますね。

ガス缶は倒れないぐらい接地面の固さがあればよいのですが、自然の中ではなかなか平なものがない。そんな場合はコッヘル持って湯を沸す。さらに問題は湯沸したコッヘルは熱いのでテント内どこにも置けません。中身が空になっていたらとりあえず外の前室に置いたらよいのではありますが、テント中での作業では全てに緊張が走ります。テント中で沸騰したお湯なんかぶちまけたら大変です。
狭いテントだから危険いっぱい。 一度外の前室で沸騰したお湯をぶちまけた私。ちょっとコッヘルに当たってしまったのでした。でも運がよく歩く時の革手袋をしてたので、難を逃れることができたのでした。
なので湯沸時はピリピリした精神状態になります。
テーブルはどうしても持ちたいので、ギリギリのサイズにした次第。お粗末でした(笑)。
ともかく何があっても一人だと言うこと。

はい。こんなブログを書いていること自体精神状態が変になってるのです(笑)。テンションキープです。
申し訳ない。

熊野古道バックパッカー時の一番の癒しがこれ。
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最近は飲むのはかなり控えてる私。でもバックパッカー時は飲まずにいられない。
そして寝る時は、手元に眼鏡はもちろん、ライト、クマスプレー、ナイフ(テントを割く場合のため)、そして頭の中には般若心経(笑)。

そしてこれ。
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37年物のラジオ。 これはいやになるぐらい重くてかさばるのだけどねぇ…。必ず持つ。青春ラジオだな(笑)。




こう書くとなんも楽しく思わんよね。なんで歩くん?なんでそんなことせんなんの?と自分でも思ってしまうこと度々(笑)。

なんでかな。自分にもわからん。前川善太郎が残した道中日記には感謝してる。また文筆家福元ひろこさんの「歩く旅の本」から「歩く人が増えたら世界が平和になる」と言う私には原点になったフレーズ。そして熊野古道がたくさんの人の癒しになってもらいたいとの使命感かな。

要約しますと「当時様々な事情があった旅人がいたことは心の片隅に置いて、現代では弥次喜多道中記のように泣き笑いして巡礼の熊野古道を楽しんでもらいたい。その出会いが心の豊かさにつながり地元も世界も平和になっていく」と。

まったく面倒くさいヤツだな。

アーメン…。

by理事長
バックパッカーのウエア [2024年01月11日(Thu)]

なんだかゴソゴソしてる校長ですな(笑)。

いつも悩むバックパッカー時のウエア…。
もちろん季節にもよりますが、私のバックパッカーは寒い時だけです。これまでまともにウエアのセッティングをしたことがない。

まだスケジュール等により未定なんですが、近いうちに大辺路を歩いてみようかなと、気分がちょっと盛り上がってますかな(笑)。

そこでウエアのセッティング。
まず一番の薄着。
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このオレンジマンが中間着で暑くとも寒くとも一番の姿かなと。
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続いて、強風や寒い時。
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迷彩です。登山にしても熊野古道にしても目立つ方が良いのは一番なのですが、私の場合迷彩も必要(笑)。

この二枚はまあ軽いね。フリースは私には中途半端になるかな。着てると丁度よいフリースですが、歩けば暑くなりまた脱ぐを繰り返してきた。とても面倒なんです。私のやせっぽは寒いくせに動くと暑がり。まったく面倒くさい(笑)。

ともかくこの二枚では夜の寒さに対応できないのでmont-bellのダウンパーカをコンパクトにして持ちます。
これが神!。シュラフに入る時にも着て寝ます。このダウンパーカにはこれまで何度も助けられた。

リュックの大きさ、自分の適応重量を考えて荷物の軽量化をしなくてはなりません。歩く旅のバックパッカーではそこが恐いところ。
特に寒い時はね。

大阪から暗り峠を越えて奈良は東大寺から長谷寺ぐらいまでを歩きたいのだけど、まあそこは春にかなぁ。

いつまで歩けるかは疑問も残る。身体に異変がいっぱいだ(笑)。

ともかく、大辺路を歩くには紀伊田辺駅まで汽車に揺られなくてはならないね。迷子にならないやろか?と。コロナやインフルの心配もある。
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いろいろ心配しても仕方ない。ちょっと一人になって歩き出し、まだまだ若った頃を思い出したいと思ってるのか?このご時世から離れた世界に身をゆだねたいのか?はわからないが気分は大辺路に向かっている。まあ企画倒れになる気してるのだが(笑)。


by 理事長
和歌山に行ってきました! [2023年12月24日(Sun)]
紀伊山地の霊場と参詣道として熊野古道世界遺産登録20周年を来年に控えております三重県、奈良県、和歌山県です。
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様々な分野で祝いの催しを考えているのが嬉しくなりますが、私としては伊勢から田辺まで歩き体感したことや和歌山県との歩く人の現状の違いに驚き、和歌山県の観光力を目の当りにしたのでした。

その歩く道中で出会った熊野古道館の素敵な女性さん。
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ん!?。間違えましたこちらです。
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いや、似てるんだ(笑)。

左側の女性さんですね。右側は先に江戸時代の衣装を着てくれたモデルさんです。
お二人とも同じ名前。なので呼ぶとどちらさんも振り向く。うん、嬉しい♪(笑)。

ともかく、右側の女性さんは私どもの町の地域おこし協力隊。
その女性さんに和歌山県熊野古道館の一線で観光案内をしている生の声を聞いてもらい、お仕事に役立ててほしいとお誘いしたところ。
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とにかく熊野古道館の女性さんは楽しい楽しいで、情熱にあふれた素敵な女性さんなのです。

そうこうしてると、インバウンドの人たちが訪れてくれて勉強になりました。
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この時期は寒い場所(雪も積もる)のためか?やっぱり人出は少ないらしいですが、本当にうらまやしいと言うか素晴らしいことですね。女性さんは英語で案内してます。本当素敵です。
私はいらっしゃいませ〜と日本語でとびきりの?笑顔で迎えさせていただきましたが(笑)。

この時間からどこまで?高原まで?と女性さん聞きましたらやっぱりそうでした。なかなか健脚かなと。

地域おこし協力隊の女性さんは熱心にその場の雰囲気を感じようと。この努力が大切なんだよね。

はい。私はこの日の到着場所の高原を地域おこし協力隊に見せようと、熊野古道館を後にした。熊野古道館の女性さんには本当いつもありがとうございます!です。
はい。インバウンドの人達に人気の高原の景色です。
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この後は暗くなる前にと、大雲取り越えを越えたところにある宿泊キャンプ地の小口自然の家に向かいました。
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ここは那智からひでちゃんと越えた思い出の地。ここにテント張ったんだよ〜と(笑)。
私はインバウンドの人たちがここで何割ぐらいテント泊をしているか聞きたかったんだ。
支配人さんが親切に教えくれた。
熊野古道館ではでかいリュックと外着けキャンプマットでテントを持っているかどうか判断していると聞いた割合と小口で聞いた割合は若干違っていた。
そう、ここ小口では大変な峠越えをしてきた場所で疲れがひどくテントを持っていたとしても部屋で泊まれるなら部屋で泊まっているようだと支配人さんの説明から判断できた。そうインバウンドの人達にはテント泊は費用を安くあげるためではなくて、万が一なんらかのトラブルや宿泊場所が得られなかった時の緊急時のイメージだと思う。そこが地元のバックパッカーの私とは違うところなんだけど、人それぞれの歩く距離で宿泊場所も変わってくるし、その場所に都合よく宿泊地があるかどうかは疑問になる。
ともかく、海外から来る場合テントを持つと言う事は観光旅行の重きが熊野古道にあると判断してもよいのかなと。


そんなこんなで、やっぱり直に現場を見ないとだめだよね。地域おこし協力隊さんにはいろいろ飛び回り自分なりの観光を見つけてほしいと願う私。でもねプレッシャーはかけたくない。まずは楽しみながらミッションに向けて地域おこし協力隊をやり遂げてほしいと。

………………………………………………………


ここで記録のため私なりの観光について記しておきたいと思う。
この地の将来を考えて微力なりにも活動して早30年の私。現在61歳だ。この地のこの現状に私はいったい30年何をしてきたのだろうか!?と自分を責め焦りあきらめが出たりもしてる。

紀北町の本庁は私がビリで入学しビリで卒業した長島高校だ。東京に憧れ頭をリーゼントにしたアホタンな若者は高校を卒業に東京へ。
いろんな思い出が今も場面々々鮮明に思い出したりする。

田舎に帰ろうと考えた時、故郷の自然を思い出していた。そして破壊された水辺の環境に、こんな田舎は自然が無くなればなんも魅力はない!と水辺の自然を守る活動に明け暮れた。ちょうど子育ての年頃やね。
お父さんはいつも家にいない!とよく言われたものだ。

あの頃、曲りなりにもこの町の将来を心配した私。

自然を守る活動だけでなく、遊びを伝えるインストラクターにもなったりした。そのこれまでがあったからこそ今につながっているんだけど。

そして、世界遺産、銚子川NHKスペシャル。

銚子川では、今後の展開を考えた時、内山りゅうさんの言う銚子川フィールドミュージアム構想。そこに最近ゆらゆら帯を直接見える天然の水族館の組合せもおもろいで!と(笑)。

熊野古道では尾鷲市の八鬼山登り口の中電の広大な敷地に尾鷲市内から続く道として熊野古道を作り江戸時代村を作る!のだ。
茶屋通りやね。そうすることで、伊勢路の真ん中の尾鷲市にアピールするものができるし、馬越峠と八鬼山が活きてくるね。本物と本物の間、つまり尾鷲市内に人通りが生れるんだ。近くには古道センター・夢古道、マルシェもある。
この楽しさ説明しだしたら切りがない(笑)。

はい。老いてまだまだ夢を見る。身体が動く限りは頑張りたい。小さくまとまるのは夢がない。みんな仲間や!紀伊半島でとらえたい!。

はい。サチコさんお疲れ様でした〜です(笑)。
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by理事長


熊野古道大辺路の下見に来ました [2023年10月17日(Tue)]

今日は、私といずみちゃんと井上さんとで、熊野古道館、内山りゅうさん宅、熊野古道大辺路の下見に行ってきました。

熊野古道大辺路の入り口に到着できました。紀伊半島海岸を周って帰りました。
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by 理事長
着々と(笑)。 [2023年09月07日(Thu)]

もう9月になりましたね。

だんだんと落ち着きがなくなる私かな(笑)。

はい。なんやろ!?。
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計りで遊んでますかな(笑)。
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いや、この末に北アルプスは穂高の手前の涸沢に行く計画を立ててましてね。バックパックリュックの重さを計っているのでした。

涸沢行きを計画して早三年目かな。
今年こそは!と実行に向けて準備してます。

水を1リットルと食べ物(それなりの重さ)を入れて、カメラ、熊スプレーを入れてマックス13キロちょっとオーバー。今回はヘルメットとロープ、ストックも入れての重さ。
まだウイスキーは入ってないな(笑)。
多少の加減は出てくるね。
まあ、頑張った方。まりちゃんのリュックとも分散したしね。

今回は登山だからやっぱり重量増えるね。熊野古道
なら12キロには落とせるかな。

重さが決まったら次はトレーニングを開始しますわ。

by 理事長
いざマイアミ浜!パート2 [2023年07月10日(Mon)]
くき漬け始りました!。今日からです。昨夜からくき漬け加工場にしばらく泊まり込みの日が続きますね。まあ毎日がキャンプと言うかバックパッカーみたいなもんやな。毎日がアクセル全開!。
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また、ジイジの誕生日を祝ってくれて皆さんありがとうございました。
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7月9日で61となりました。なんも嬉しくはないんだが(笑)。メッセージやプレゼントもたくさんで。本当お気遣いなくで。

誕生日にキャンプインを訪れてくれたお客さんが言ってた名言を紹介させて頂きます。「この歳になって友達できるとはね」と。キャンプインで知りあい、それからずっと家族ぐるみの付き合いをされてますね。私から見ると仲が良いのか悪いのかわからんが楽しくやってる(笑)。子供たちと海山のジイジの誕生日には揃って会いにくるんだわ!と。涙出そうでした。
ありがとうございました。

また、土日はヤンサポ(みえアウトドア・ヤングサポーター育成事業:三重県)がキャンプインを基地にして繰り広げられられていて、無事に終わることできました。三重県さん三重大さんはじめ関係者の皆さんお疲れ様でした。ありがとうございました!です。
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はい。先にはこんなブログを書いていてあまりの忙しさに頭の回路が止りましたね。いろいろ状況報告できずに申し訳ありませんでした。


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ここ五日ぐらいの私の顔(笑)。
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いや、孫悟空だ。
たぶん私もこんな顔をしてたんだと思う。
くき漬けはもちろん様々な準備にパニクってたよ。

まあ、それは仕方なしのよしとして、ガンダーラは名曲だ。私は癒される。

また、熊野古道を歩く気持ちの中に私は歩くことで現実逃避をしたいのだと気付くことがある。また、何かを得たいとも。何かとはなんだろうか?。このガンダーラの歌詞の中に何か一つ見つける事ができるように思う。
歩いている時によく口ずさむのは水戸のご老公様の歌なのだが(笑)。

その心の中を解釈することが、熊野古道と言う歴史の道の集客に大切だと私は考えている。
なぜ歩くかだ。てっぺんを目指す登山ではない。

何を求めて歩くのだろうか……。
景色でもないように思う。

ある意味人間の勝手さだな。
修行と言うか人間って何か苦労したら何か良いことあるのではないか?と考えることあるよね。何か良いことしたら見返りがあるんちゃうかいな?とか。

例えば、西国三十三観音巡礼や四国八十八所巡り。
これをまわればご利益あるとか。
私も確かにその一面は持ち合せてはいるが、歩く行為はそのためではないように思う。

この文明の社会において、人は何故歩く旅をするのだろうか……。
いや、歩くことの大切さを感じるのは私だけだろうか。
まったく面倒くさいヤツだな(笑)。

私の歩く旅は今はシーズンオフだ。リュックは自宅に置いてある。
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いつも眺めてまた歩く時を心待ちしている。パッキングをあーでもないこーでもないと考えながら。
うん。また出発できるだろうかとか(笑)。

西国観音巡りでは那智の一番札所までは歩いた。でも後は車で廻っている。どのくらい廻っただろうか。半分ぐらいかな?。今度しっかり数えてみる。
マイアミ浜を後にして目指した寺は?。なんやろこの階段(笑)。
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まりちゃん〜サッと行ける寺を選らばなあかんやり〜とブツクサ言う私だったかな(笑)。
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なんも悟りがない私だ。
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でもね、もしバックパッカーで来てたら風情ある素晴らしい階段だね〜と機嫌よく歩く私だろうと。不思議だ(笑)。

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とね(笑)。

まったく面倒くさいヤツで申し訳ない。




つづく〜(⌒0⌒)/~~

by理事長
いざマイアミ浜! [2023年07月04日(Tue)]
毎日が忙しいね。

はい。一番のシーズンを迎え準備がたくさんあるし、10日からくき漬け業務が始まるし。
その直前に三重県のヤングサポーター事業もある。これはこれで楽しみ。

あんまり忙しい時は私はまりちゃんに言う事が決まって?ある。
落ち着いたらどっかキャンプに行こ〜♪と。現実逃避を一瞬でもするためだ(笑)。

かぶとの森に行こ〜と。そう昨日からかぶとの社長やめぐちゃんがキャンプインに来てくれてましてね。少しお話しさせて頂きました。社長らも現実逃避をしているようで(笑)。

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はい。私の現実逃避その1。穏やかな時を振り替えるかな。

大阪行きから一週間後に大辺路行きを決行し、また一週間後にはマイアミ浜に行った私でした。

西国の寺巡りの話から琵琶湖と京都あたりの寺に行ってみるか!?と、まりちゃんとね。
まあ行ける時に行っておこう!と。

この歳になり、不思議と長距離運転では眠くならなくなった私で運転がますます好きになっているようかな。
例えば、和歌山の熊野古道館のサチコさんところに行くにも二時間以上かかる。名古屋に行けてしまうくらいの時間なんだ。
なんだか不思議だね(笑)。

琵琶湖なんて三時間ちょっとかな。うん行こう!と言える場所。若い時なんかは琵琶湖〜?と。果てし無い距離感に感じたものだったように思い出すのだけど。まあ東京はちと遠いけどね(笑)。

ともかく目指すは琵琶湖のマイアミ浜。
到着直前でのナンガ直営店のお店に寄ったりもして呑気なものだったか(笑)。

はい。マイアミ浜のヨシカワさん。
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ビックリ!ここには水戸のご老公様が!。うらまやしい…。熊野古道にも来てくれないものかと(笑)。
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はい。さっそくまりちゃんはテントをば。
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私はそれを見ながらすでにビールをば(笑)。
まりちゃんがなんだかこいしゆうかさんにも見えたりしてね。ただ、まりちゃんはどんくさい。
テントを張る姿に笑わせてもらいましたな(笑)。
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まりちゃんがやっとこさテントを張り終えたのを見計らい私はサッとバックパッカーテントの一つのテントを張りました。今回私は山岳バックパッカーの練習としてリュック一つでの私でした。はい。くつろぐ余裕?のまりちゃんの図。
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テントサイト向こうには素晴らしいロケーションが。
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私らには海に見えてしまう琵琶湖だったけどブラックバスがうち上がっていたねぇ…。
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まりちゃんお気に入りのテントで今日はくつろぐ事にしました。
タープは無し、焚き火も無しでシンプルにで。
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はい。ヨシカワさん、いろいろお気遣いありがとうございました〜♪です。






つづく〜(⌒0⌒)/~~

by理事長
大辺路下見パート4 [2023年06月29日(Thu)]
今回の下見での道分け石。
これは江戸時代に作られた物だった。前回歩いた目標の石の道標は明治時代。

江戸時代と言っても善太郎らの後の石道標。 どちらもそんなにあれこれ思わないが、大辺路を歩く場合には田辺駅に私は到着する。方向的に向かうのは江戸時代の石道標になるのかなと。

ともかく、その日の下見は宿直の日。
高速に乗らずに下道をゆっくり走りたかったのだがあきらめ高速に。
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まずは、すさみ町の知りあいの水族館へ。
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知りあいとは、内山りゅうさんを通じ出会えました平井さんです。残念会えませんでしたが、館内手前のガチャガチャを楽しみました。いやんサワガニ(笑)。
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この景色見て向こう方面が田辺です。たぶんずっと海を見ながら旧道を歩く大辺路かなと。また、植物が南国的でビックリでした。
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橋杭岩まで来ました。
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引潮だったので少し遊びました。まだ気分的に余裕があったのはここまでで、ここからは焦りながらキャンプインを目指しひたすら走りましたね(笑)。




うん。紀伊半島最南端を通る大辺路。
大辺路のイメージは海からの文化が入った場所。
黒潮に乗り異国から流れ着いた文化だ。
どんな人が迎えてくれるのだろうかとワクワクハラハラする。
未知の世界だな。

大辺路のイメージはガンダーラにした(笑)。
ガンダーラと言う国は大陸的な広野の先にあるのだろうと思ってる。
その条件は日本にはない世界なので海を広野に見立て無理矢理ガンダーラに当てはめた(笑)。

ここで、心に染みるなつかしい曲ガンダーラをYouTubeででも聞いてもらえたら幸いです。

孫悟空にボクはなる!!(笑)。

by理事長
大辺路下見パート3 [2023年06月28日(Wed)]

潮見峠、熊野古道館へ行き、次に向かった場所はここだ。
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そう、歩いた時に立ち寄ったお寺だ。
その時、住職さんからこんな手形を頂いた事へのお礼にとお菓子を持って行ってきたのだ。
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住職はちょっと忙しいようだった。あぁあの時のと言う雰囲気で、私を迎えてくれた。
私は玄関でお礼を言ってすぐに戻ったがこんな事があった。

うん。不思議な感覚。
手形に結ばれている赤いひも。
頂いてから、見てもらうため熊野古道センターに持って行った時、赤いひもを一度ほどいたのは事実でまた縛り直した私で縛りが弱かっただけなのは間違いないのだが、今回寺に入る時私の胸ポケットにこの手形を入れて参上していたのだった。

先代の和尚が作ったと言う手形。数か少ないと聞かされてはいた。

ともかく、住職にお礼を言って玄関を出た時私の胸ポケットに違和感あった。なんと表現したらよいのか?。ざわついた。私は嘘は言わない。心配になり手形を落として来てはいないか手を当てた。大丈夫だ。だがなんだか急に焦りも出た。なんやろこの違和感?と。車に戻り胸ポケットから手形を出した。すると!すると!なんと赤いひもが着いてない!。ありゃまさっきほどけて落としたな!と玄関先まで戻った私。車と玄関先まで二往復して探したが、赤いひもはどこにもない……。

玄関内でほどけたと判断したのだが玄関を開ける勇気がなく。瞬間謎が解けた。先代の和尚〜あんた寺に帰りたかったんやね〜と。
胸が詰まる感情が湧いた。私はえらいものもらってしまったのか?とも。まあ先代の和尚も私とちょっと旅をできたんだからええんとちゃうか?と気分を前向きに持った私だった。

もし、玄関内で落ちている赤いひもに住職が気付いたら!とも考えた。せっかくあげたものを落として行きやがって!と思うだろうか?。なんやろこのひもと気付いて、もしやあのひもか!と思ってほしいとも思った。

不思議と思うか、偶然と思うか、なんて事ないと思うかは個人次第。
ただ私の胸に違和感あったのは間違いない。なんやろあのふわふわしたざわつき感と今もあの感触を忘れられないでいる。

こう言うと叱られるが、面白いね!。私には霊感なんてないけどね。思えば伊勢神宮を出発して二日目の朝にお稲荷さんを見た私。稲荷神社の裏側でキツネと遭遇しただけなんだけどね。私には神がかって見えたんだ。
その後なんだかたくさんの神がかり的な体感をしたかな。単なる偶然と気持ち次第なのは間違いないんだけど。でもね忘れられない事ばかり。
面白いね!歩く旅だからこそだと思ってる。
うん。歩く旅の薦めだな(笑)。




つづく〜(⌒0⌒)/~~


by 理事長
大辺路下見パート2 [2023年06月22日(Thu)]
はい。いずみちゃんとももちゃん。かわいいでしょう♪。
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ここは三重大です。教室と言うか研究室。この雰囲気に大学に進学なんてしていない私は飲み込まれました(笑)。
ちょっと所用で先日三重大に行っていた私でしたが、よい体験になりました。教授さんはじめ皆さんありがとうございました!です。

………………………………………………………

はい。目指すは大辺路!。

最初の目指す道分け石と言う道標に行く前にはもちろん熊野古道館のサチコさんところに寄りました。いや、開館前に到着してしまったので、前回歩いた潮見峠手前の分岐見落としのところまでちょっと行って来ました。
この場所ですね。
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ここは出口です。歩いた時は入り口を見落としたな!と今回車で探しているとこんな場所にたどり着きました。
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するとスクーターに乗った男性が私に話し掛けてくれました。どうもこの地域で活動している人のようでした。その話しの中から、入り口が解ったのでした。そうその入り口はこの集落から。こりゃ〜わからんはずやわと(笑)。

ともかく、これで一安心。
そう。熊野古道沿いではない集落も人を呼び込みたいと、頑張っているのですね。素晴らしい気持ちに感動する私でした。

潮見峠だ。
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歩いて来た時と感動がまったく違うから不思議だ(笑)。


ちょっと時間を取ってしまいましたが、熊野古道館のサチコさんところへ。
今回の道分け石の情報を教えてもらったりしました。

素晴らしいもてなしでしょう!。
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和歌山から学ぶこといっぱいですね。

はい。熊野古道世界遺産20周年に向けて私はいずみちゃんらと逆うちのコースで歩いてみようよと計画中なのですよ。
まだ未定ではありますが、とても有意義なことです。

20周年に向けていろんな事が加速しているようです。
道標としてアスファルトにペイントする方法や伊勢路アプリ、英語版マップ、宿泊場所の充実等たくさん進めているようですね。

お金もうけはもちろん大切ですが、もっと大切なこともあると私は思ってます。
それは心ですね。巡礼の気持ちで歩いてくれる皆さんには私どもの心が大切だと思っています。

どちらから来ても来る人は拒まず。困っている人は助け。伊勢路本来の姿を取り戻せたならば、世界遺産にふさわしい世界に誇れる路となることでしょう。

そうなりたいからこそ、私はもう少し頑張る。

大辺路を歩く時がもし来るとしたら、私には最初で最後のバックパッカーとなると思います。

10日ぐらい行方不明となるかも(笑)。

そう。歩く巡礼の旅をしてみたいのだな。

ガンダーラ〜ガンダーラ〜だ(笑)。






つづく〜(⌒0⌒)/~~


by理事長
大辺路下見! [2023年06月19日(Mon)]
なんだか毎日がドタバタしております。
ご無沙汰で申し訳ありませんでした。

来月10日からくき漬け業務が始まる私です。
現在準備にドタバタしております。
今年61になりますな。そこで最近くき漬け業務の内容をちょっと見直してみました。大したことやおまへん。朝の刈り取り運びでは手押しリヤカーを使ってましたが、体力に自信なく今年から軽トラにしようと、先日行きつけの車屋さんに一ヶ月間の軽トラを手配してもらいました(笑)。

それはともかく、先月から今月とよく出歩いた私でしたね。くき漬けが始まる前に!と(笑)。

先月は和歌山、大阪、奈良と回ってきましたが、1週間後今度は大辺路下見に出掛けた私でした。

と言うのも田辺市駅の近くにあるこの「道分け石」と言う石の道標に会うためでした。
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私には詳しくは解りかねますが、時代により道標の位置が違うらしいとの事。道のルートが多少かわったりしているのでしょう。
以前私が紹介した石の道標とは違う場所です。
今回の道標はまさしく中辺路と大辺路の分岐でさらに紀伊路方面を指していますね。
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もし大辺路を歩くとしたらここからかなと。
そこから那智、新宮まで紀伊半島の外回りがどんな距離感なのか車で走ってみる事にしました。
ともかく、その日は私は宿直の日、6時までには帰らないと!と焦りながら(笑)。

…………………………………………………………

とブログ書いてましたら、津市のしんさんがキャンプイン入り!。しんさん〜私は今から津市行きやで〜入れ違いやね〜と(笑)。はい。今日は6時に三重大です。
いずみちゃん〜ももちゃん〜待っててね〜♪。

なんかアタフタアベコベですね(笑)。

by理事長
車で旅をしています(笑)パート8 [2023年06月03日(Sat)]
皆さん、今回の大雨は大丈夫だったでしょうか?。
キャンプインはまったく大丈夫ですが、アマゴいけすの谷水が止まってしまいました。

谷の上にある水取口は水が落ち着かないと行っても作業できなし、ぴょんぴょん谷を土嚢で塞き止められる水量でもないから今日のアマゴつかみ取りは中止とさせていただきましたが、タライでささやかにやらせてもらいました。

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今回の大阪、奈良行きでは次に歩くバックパッカーの下見でもあったが、もう一つのバックパッカーの候補地は大辺路だ。奈良から帰りすぐに大辺路の下見に出掛けた私だった。そして帰ってきたと思ったら今度はマイアミキャンプ場へ。 ついでに西国三十三間観音廻りの寺へ。出掛けてばっかやな(笑)。

西国の寺巡りはずいぶん前からしているんだ。きっかけは江戸時代に伊万里から伊勢神宮参拝、西国三十三寺廻りを半年間かけて旅をした前川善太郎の道中日記から善太郎を追い掛ける旅をバックパッカーでしている私だからなんだ。

ともかく、年間スケジュール的には私は七月に入ればくき漬け業務が始まるし夏はキャンプ場が忙しいからもう9月までなかなか出歩けないから今動いているんだな。

10月末頃には東京行きもスケジュールに入れたし。

うん。今年は忙しいぞ〜ワクワクするぞ〜の毎日だ。

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あられ屋社長にお世話になり、取り急ぎ次を目指した。そう社長からの提案の三つの寺巡りに切り替えた。
まだ時間あるし、名張へ行く道中に寺があるからだ。

まず壺阪寺へ。
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スケールの大きい風情ある風景の中に寺があった。
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途中不動明王様が。
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下からライトを当てて素晴らしい演出していたのには嬉しく思った。
不動明王様は黒なのでカメラ任せで撮ると灰色のようになるから、マイナス側に補正して迫力あるように撮ってみた。
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次に向かったのは岡寺だ。
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どの寺もある意味個性がある。行く度にどんな寺だろう!とワクワクする。
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でも印象は関係者の対応でかわるものだなと痛感する。

岡寺で御朱印を書いてくれた女性さんの対応がとても親切だったせいもあるが、ある物が私の目に止まった。
これだ。
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ブレスレット数珠だ。
バックパッカーリュックをデリカに積んでいたので買ってすぐに付けた(笑)。

バックパッカーでは一人なので自分なりの想定内だが、あらゆるものから身を守れるように考えている。魔物から身を守るためにと考えたのが青岸渡寺の杖だった。さらに般若心経のお守りが加わりすぐに般若心経を少しだけだが覚える事ができた。
さすがに数珠は不要か?と思ってたところで、岡寺のこの数珠が、私を海山に連れてって〜と訴えてきたのだった。
うん♪とボク(笑)。

小さいし、色合いがとて素敵で旅のお伴に頼りがいを感じたんだ。
そして買ってから気付いた。この数珠は寺で修行をしてきてると。そう寺にしばらく滞在してた数珠なのだ。ネットで選り取り見取りで買ったものとそこが違うな!と。
訳わからん理屈で価値観を高める私だった(笑)。

岡寺の駐車場。
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この案内に私は感動した。
まあ近くにあるからこんな案内をしているのだと思うが、やっぱり岡寺は親切やわ〜と。

はい。次は長谷寺だ。
長谷寺までの参詣道。
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長谷寺山門。
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こんな階段を。
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本堂。
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ここを見たとき私はここに来たのは二度目だと気付いた。そう若い頃写真撮影会でここに来てたんだ。

清水寺のようだった。
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本堂の中では撮影禁止だったので外から撮ってみた。
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この観音様もでかい。元は金箔だろう。西大寺の四王堂で見た観音様はピカピカだった。
ともかく、見る者を圧倒させる観音様だ。

ここでも御朱印は女性が書いてくれた。私が嬉しくしてるものだからか?近くにあるここを女性が教えてくれた。
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小さな寺で私には落ち着く。
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御朱印が想定外で増えたことが、まりちゃんに差をつけたように思って嬉しい私だった(笑)。

さ〜帰ろう!。
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ハコバンが進んでいる道が名張への165号の初瀬街道だ。
久居インターまでひた走り。
遠い遠い!また、路肩狭くこりゃよう歩かんな!と思った。暗峠から何日かかるやろか!?と挫けた。

その日、津市でまるちゃんには会えなかったが、後日まるちゃんがこんな物を持って来てくれた、
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うん。やっぱり歴史街道や。善太郎も歩いた。やっぱり私も歩くか!?で(笑)。

今回の下見の和歌山、大阪、奈良、三重は県民性もよく感じ本当に楽しかった。
皆さん、お世話になりました。ありがとうございました!です。

ブログを書いていて、うん!?と言うものが。
これだ。
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ニャンコ〜おめ〜善太郎ちゃうか!?と。
そう、ニャンコの歩いている場所はまさしく昔の道だろう!?。
撮影時は草むらとしか見えなかったんだが。部分的にわずかだが昔の道が残っているみたいだ。
ありゃ〜善太郎が呼んでいるよ〜で(笑)。

by理事長
車で旅?をしています(笑) パート7 [2023年05月30日(Tue)]

西大寺を出て、ナビに従わず西大寺駅の北口にまわってみた。
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そう、安倍元総理の現場がどちらかわからなったためだ。
できることなら手を合わせたいと頭をよぎったから。
鈴木英敬さんを通じ安倍さんに会う日もあるだろうと感じていた。それは銚子川の今後を考えた時には安倍さんに聞いてもらいたいことあったからだ。
なんだか夢物語になってしまいそうだが、全くあきらめてはいない。期が熟する日が必ずくると思っている。

また、三重県の熊野古道の行く末は英敬さんが総理大臣に早くなってもらうことも大切かなと(笑)。

こう言うと他力本願みたいに聞こえてしまうが、なにかといろいろまとまらないし、ほっておくと大変な事になってしまいそうだからだ。政治の力も大切なんだ。

現場で手を合すことができなかったが、心の中では般若心経を唱えていた。

前川善太郎らは奈良でまだたくさんの社寺を回っているが、今回はこのぐらいにしといたろ!と。いや、一人ではスピード感が出ない。どこでどうするかの予定立ててなかったから(笑)。

はい。次に向かう場所はざっくり考えると名張だったが、あられ屋社長ところに寄りたいけどアポ取ってないし、カーナビに場所を登録してなかったので到着できるか自信なかったのだ。

名張までの道中に社長ところがあるから前の記憶をたどりつつ頑張って探した。
すると、前回まりちゃんまるちゃんが立ち寄ったお店を見つけた。近いぞ!と。
着いた場所。
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ここ池やん!違うやりと(笑)。
社長ところは寺川のほとりなので、そこから寺川堤防を走る。
うん。着いた!。
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ボクはやればできるんだ!と(笑)。
社長がビックリ飛び出して来てくれてたのは本当に嬉しかった。平日なのでちびっ子たちは居ない。こりゃ〜ワシだけ会ったら叱られるなぁと社長(笑)。
校長先生に会うのに学校を休ませたらあかんやり〜で。

社長はすごいよ!歴史にかなり詳しい。前川善太郎の道中日記を見てすぐに何処をどうやって歩いたかわかった。また、最近あそこ燃えたしなぁと言っていた場所は西大寺の東塔だった。うん!?さいきん?と。奈良の人には室町時代(1502年)や江戸時代ぐらいは最近なのだ(笑)。奈良の人には747年頃の東大寺建設が歴史の目安なのだ。奈良の歴史の深さを感じずにはいられなかった。
これが奈良のノリだ。素晴らしい!。

また、私が野宿で暗峠から奈良を歩きたいんだ!と言うと、社長はうちで泊まれば〜野宿せんなんの〜?面倒くさい人やわ〜その時は工場の屋上使えば〜と。野宿地が決まった瞬間だった!。
うん。屋上とトイレ借りれたらあとはなんもお構い無くでと(笑)。

また、社長はこれから行く道中にある寺を三つぐらい(壺阪寺、岡寺、長谷寺)まわって行けば〜と。

うん。そうする!善太郎もまわった寺だし。





つづく〜(⌒0⌒)/~~


by 理事長