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大辺路第4弾 パート11 [2024年11月03日(Sun)]
忘れもしない二河峠‥‥。

海の雄大な景色に癒されると、次はこんな窮屈な階段が待っていた。
P6051868.jpg

油断すると怖い道だった。常緑樹の落ち葉はよく滑るのだ。
P6051871.jpg

するとこんな看板が。
P6051872.jpg

振り返る。
P6051874.jpg

おそらく紀伊半島豪雨で崩れたのだろう。早く手を加えてほしい。写真からは通れるの?と見えるが、まあ大丈夫ではあった。

ここにこれだけガード付けるのなら、他にもいっぱいほしいところあったな!と(笑)。こんな場所は油断しやすいんだ。
P6051878.jpg

杖に着けてあるレザーバンドのクマ鈴。この直後消えた‥‥。

二河峠だ。
P6051879.jpg

峠からすぐのこの下りで、鈴が消えた。
P6051881.jpg


ボクは杖で枝や石を退けながら歩くのが癖になっていた。デカい枝があると杖に力がはいるのだ。エイヤー!とデカい枝を飛ばしたら鈴の音が消えた。枝と一緒に飛んでしまったのだ。
バンドはゴソゴソだったので、下にズレてくるし、こんな時はバンドを握っていたのだが油断した。

一瞬理解できなかった。今までチリンチリン言ってたのに無音になった。あれっ?あれっ!鈴無いやん!状態。なのでどの方向に飛んでしまったかもわからない。
焦り探しまくる。落ち葉を払い、道下にも何度も下りた。かなり急斜面でね。時間と体力を使い果たした気分だった。
なさけない。申し訳ない。鈴に謝った。

伊勢の大旦那のバットパームスで買ったお気に入りの鈴だった。でも二つ目なんだな。二つ目は確かネットで買ったか。一つ目は確か小辺路を歩くと言う彼女にあげたんだな。

それはともかく、ショック大きく座り込んだ。うん、こんな時はプラス思考で考えよう!と。二河の神様がボクの鈴を気に入ったんだな!と。あげるよ!とボク。大切にしてよ!とつぶやき二河峠を後にした。

しかし、やっぱりショックだったのだ。鈴のかわりに声を出しながら歩いた。胸元にリュックのフエが付いているのも忘れて。
冷静になるのは本当難しいなと、帰宅してから気付いた。

帰宅後すぐにネットで買うか!と調べたら無い!。廃盤になってしまったか?と焦りバットパームスに電話したら二つ在庫ありますと。二つ買うから置いといて!と叫ぶボクだった(笑)。




つづく〜( ̄∇ ̄)/

by 理事長


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