うん。素晴らしい功績の修験僧さんだろう。
一緒に写真を撮らせてもらった。

たまにこんな感じで霧が晴れてくれるが、一瞬だった。

いずみちゃん〜美味しそうなキノコあるで〜と。食べたらだめですよ〜と、いずみちゃん。

ここが弥山の山小屋までの最後の上り。雨が激しさを増していた。リュックを下ろしてしばらく立ち尽くす。

登山では両手を使う事あるので傘はさせない。当たり前だけどリュックカバーができないところはそのまま濡れる。両方の腰のサイドバックに入れてある物はジッパーに入れて濡れないようにしてある。さらに濡れない方がよい物はリュックの中へ。その辺りが熊野古道バックパッカーと違うところ。私のレベルではそれがある意味ストレスになっていた。

やっと弥山の山小屋に到着した。

最初に迎えてくれたのはシカだった。私にはシカ見たくない。キャンプインではシカが天敵だからだ(笑)。

内山りゅうさんが心配して首を長くして待ってるに違いない。弥山の山小屋へと急いだ。りゅうちゃんらと再会。りゅうちゃんらも長らく弥山の山小屋泊りで撮影に奮闘してる。会えて本当に良かった。
この日は何かしら偶然が多くて、まるでドラマを見てるようだった。山小屋さんの管理人の入れ替りの日?で、新しい管理人さんは若く爽やかな男性だ。さっき私らを追い抜いて行ったイケメンやん〜と私。
ともかく、私といずみちゃんは山小屋利用者ではない。なので山小屋から早く遠ざかった。
さて、この雨、低温、山小屋近くでテントを張る気力を振り絞ったが、よく降る雨でテント地が水たまりだらけ。悩んでいると山小屋主人が避難小屋の利用を勧めてくれた。選択肢が広がった。避難小屋を借りるか、テントを一つにしてでもキャンプするか、いずみちゃんだけ山小屋にするかだ。

悩んだあげく安全を考えて、二人での避難小屋を選んだ。

電気はない。
インナーテントを張った。
ここでも引き際の勇気が必要だった。
もし私一人なら、テント泊りしてたのかと思う。
でも悔いはない。
良い選択をした。山小屋主人に感謝だ。
この夜、りゅうちゃんから山小屋においで〜と誘われた。
山小屋主人も奥さんも、新しい主人も素晴らしい人たちで、本当に来て良かったと思った。
こんな場面に大学生のいずみちゃんが立ち合った。
それだけでも、また新しいドラマが生まれた!と思った私だった。
づつく〜(⌒0⌒)/~~
by理事長