東紀州観光セミナーに参加しました [2017年12月10日(Sun)]
少し前の話になりますが・・・ 尾鷲県庁舎であった東紀州観光セミナーに参加してきました。 「持続可能な観光地を目指して」と題して、田辺市熊野ツーリズムビューローのブラッド・トウル氏の講演がありました。 県境の熊野川を渡って和歌山県新宮市や本宮方面にでかけていくと、最近外国人旅行者が多いな〜と感じていたのですが、その立役者がブラッド・トウルさん。 旅行者の立場にたった情報発信をし、受け入れ体制を整える。 そして、着地型旅行会社を設立し、持続可能な観光地、世界にひらかれた上質な観光地をめざして活動されているお話をユーモアをまじえて、とてもわかりやすく話してくださいました。 これらの看板も日本語表記とローマ字表記を統一していてわかりやすい。 看板をたてる事業はよくするけど、古くなったものはそのままということが多い。 古いものを撤去しながら、整備していったそう。 うん。あるあるのお話でした。 道の世界遺産同士ということで、サンティアゴ巡礼の道と連携し、共通巡礼手帳を発行し歩く旅の推進をはかっています。 この共通巡礼手帳の熊野古道は、和歌山県の熊野古道のみなのが現状。 行政の壁が・・・となげていてみえましたね。 そうそう、このセミナーでは話題にはならなかったけど 世界的な旅行誌『ロンリープラネット』「Best in Travel2018 訪れるべき世界の10地域」のなかで、紀伊半島が第5位に選ばれたそうです。 http://www.pref.wakayama.lg.jp/prefg/062500/documents/20171026.pdf 和歌山県を中心とした紀伊半島が評価された印象がありますが、三重県、奈良県も紀伊半島。 広い世界からみると、県境は関係ないですよね。 すばらしい地形と自然、歴史ある地域・紀伊半島で お互い手をつなぎ、ますます魅力ある紀伊半島にしていきたいですね。 田辺市熊野ツーリズムビューロー by もりまり |