毎年、泳ぐ季節になると、船津のカッパの川太郎(ガタロ)はソワソワしてきます…ちゃいます、めだかの学校長の私は、ハラハラしてきます。
めだかの学校長の私は、小学校一年生の時に、仲良しの友達を船津川で亡くしてます。ですのでこの時期になると、仲良しを思い出し、地元のふなつ幼稚園に出向き、船津川に伝わるカッパのガタロのお話しから、水難事故防止を子供たちにお伝えするのですね。
もちろん、本当は町内全部の保育園、幼稚園を回りたいぐらいなのですが、なんせ本職ありますのでね。
はい。今年度から、ふなつ幼稚園の園長先生は替わりました。これまでお世話になって園長先生は退職したのですね。
だから新しい園長先生にも、ガタロの話しは初めての事なので、私も気合い入れて?ふなつ幼稚園に向かいました。
園長先生は、演壇を用意しておきましょうか〜と連絡くれましたが、なんも用意してもらう物はないよ〜と、私。そうです、めだかの学校長の演壇はどこへでも持って行ける組み立て式です(笑)。
滞りなく、準備も終わり、私はハゲ頭になったら、園長先生はびっくり笑っておりました。
とても、良く似合う私ですからねぇ(笑)。
近いうちに、かぶらなくてもそうなるやろね…。
(写真撮影すべて王子さま)
はい。園長先生には初めての事なので、私からちょっと打ち合わせをお願いしました。
めだかの学校長が演壇に隠れたら、ガタロ〜と子供たちに呼んでもらえるよう伝えました。
はい。そんなこんなで、いよいよ始まりました。園長先生はご丁寧に、演壇のめだかの学校の文字を読んでくれ、私を紹介してくれました。
どうです!私のハゲ面。良く似合うでしょう(笑)。子供たちも笑っておりましたが、偉い校長先生になると頭がハゲるんやで〜と言う私でしたね。
はい。校長先生から船津川のガタロの民話話しを聞いてから、校長先生は仲良しのガタロを、ここに呼びますね〜と、呼んだ姿が、これ(笑)。
今回はキャンプインスタッフも忙しく、撮影係りが居なかったので、石倉君にお願いしました。
すると、なんの事はない、出掛けていたまりちゃんが、予定が変わり早く帰って来たので、ふなつ幼稚園に来てくれ、ちゃっかり来賓席に座るまりちゃんやったな(笑)。
まあ、理事長のお守り役のまりちゃんやで、なにかしでかすのかと心配なんでしょう(笑)。
はい。まずはガタロから、子供たちに、クイズを出しました。
ガタロの好物を3つを当ててもらいます。
キュウリ〜魚〜までは、すんなり行くのですが、最後の一つの尻子玉が、わかりません…そりゃーそうだ(笑)。
尻子玉から、水難防止へと話しを続けるのですね。
でも、ここまでは、子供たちは笑いの渦状態ですが、そこからちょっと青くなってもらいます。それは、以前に新聞記事に出てた、カッパの予想模型を見せるのです。
カッパの存在は、まあサンタクロースと同じように思ってもらえればと思っている私です。
ともかく、アウトドアでは、魔物なんて居ませんが、人間の考えているようには、事が運ばない時があります。悔しく悲しい事は起こり得ますので…。
そんなこんなでこの後、2つの約束事をガタロと交わします。
子供たちだけで、川に行かない事。川では、お兄ちゃん、お姉ちゃんの真似をしない事。
これらは、毎年のようにニュースから流れる悲しい水難事故を聞いていると、どこで間違いがおこるかを私なりに考えた事なんですね。
お兄ちゃんの真似をしながら育って行くのは大切なのですが、川では時として、そこに非常に無情な危険がひそんでいるかと考えている私なのでね…。
もちろん、ここではすべて伝えきれませんが、川の楽しさも伝えます。
はい。30分の話しをしっかり聞いてくれた園児たち。
お別れは、ガタロのおまじない。頭ナデナデです(笑)。
今回で確か11回目かな。
夜はまた、お父さんお母さんらは、尻子玉抜き攻撃を受けるんだろなぁと、気の毒に思う私でした(笑)。
by 理事長